2001年8月
出津騎手、粗暴な行為に及んだため騎乗停止
8/5・小倉の未勝利戦で、着順確定後パトロールビデオルームにて川合騎手に対し、競走中の出来事を理由に粗暴な行為に及び、
平成13年8月6日から12日まで騎乗停止(開催日2日間)とのこと。(JRAホームページ内、「今日の出来事」より抜粋)
「競走中の出来事」とは、おそらく、スタート後の最初のコーナー(逆回りの2〜1コーナー)において、
川合騎手騎乗のリューが外から内に切れ込んできたために、出津騎手騎乗のバンブードミンゲスが不利を受けて窮屈になり下がっていったところのことではないかと思われる。
その後、1コーナーを回りきってからタスキの3号障害のところまで、騎手が互いを見ていたようで、かなり険悪なムードであったように見えた。
実際のところ、出津騎手がこの出来事について故意に前をカットされたとして、川合騎手の足を軽くけったということのようだ。
今年夏最大の上がり馬・ヒカルボシ、見事に重賞初制覇!
(8/18、新潟JS)
今年の夏の福島で障害転向して、3戦2勝2着1回という連対率10割の安定したレースを見せていたヒカルボシだったが、
これまで相手関係に恵まれていたことは明らかで、初の強敵相手となったここが試金石となっていた。
レースはロングランニングを見ながらの3、4番手を追走、2周目の3角から仕掛けていって、最後までしぶとく食い下がった1番人気のロングランニングを競り落として重賞初制覇を飾った。
なお、鞍上の田中剛騎手は障害重賞11勝目となったが、グレード制導入後初制覇となった。平地の東京新聞杯を制した時が雪による馬場変更のためにグレードなしの重賞となってしまい、
グレード重賞にはつくづく見離されてきていただけに、うれしい勝利となったであろう。
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休み明けのビコーグッドマンが接戦を制す!
(8/25、豊国JS)
春の阪神ではシンガリ人気でオープン勝ちを収めたビコーグッドマンが、今度はブービー人気でオープン特別を制し、
障害3勝目を挙げた。順まわりの向正面で先頭に並びかけると、最後まで競り合ったブレーブテンダーを抑え、
内から突っ込んできたスマイリングハントの急追を凌ぎ切っての勝利だった。
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ショウザンスカイ&嘉堂騎手、障害全8場出走!!
豊国JSに出走したショウザンスカイは30戦目にして初の小倉出走を果たした。これで8場すべての障害コースを経験したこととなった。
その8場で嘉堂騎手がコンビを組んでおり、「ショウザンスカイ&嘉堂騎手」が8場制覇したこととなる。最近ではメイショウレガードが同様に8場出走を達成したが、
こちらも8場で嘉堂騎手がコンビを組んでいた。両馬に共通しているのは、30戦以上のキャリアがありながら落馬が1度もないことであるが、
「無事これ名馬」の象徴とされる記録である。