2001年主要レース出馬表一覧(8月)




新潟競馬場  8/18 ・ 10R  第3回新潟ジャンプステークス (J・G lll)  芝 3250m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金前 走
レガシーロック 62 白浜 雄造 牡・6 5400 小 7/22・小倉SJ 4着
ダイワデュール 58 穂苅 寿彦 牡・5 400 新 7/28・オープン 5着
シンボリアカデミー 57 小坂 忠士 セ・6 400 小 7/21・未勝利 1着
ポリッシュジョー 57 横山 義行 牡・4 400 新 8/12・未勝利 1着
ミナミノゴージャス 62 田口大二郎 牡・6 4450 東 6/9・東京HJ 11着
エイシンワンサイド 59 大江原 隆 牡・6 2900 小 7/22・小倉SJ 6着
マチカネスサノオ 58 鈴木 寿 牡・7 400 中 4/7・オープン 6着
ジュピテリアン 58 宗像 徹 牡・6 400 福 6/23・福島JS 2着
ロングランニング 62.5 嘉堂 信雄 牡・5 3500 小 7/22・小倉SJ 2着
10 タイキアドミラル 58 亀山 泰延 セ・5 400 新 7/28・オープン 4着
11 テンファイター 57 沢 昭典 牡・6 400 新 7/28・オープン 6着
12 ヒカルボシ 60 田中 剛 セ・5 1150 新 7/28・オープン 2着
(負担重量はハンデキャップ)

 小倉SJを制したヒサコーボンバーが回避したのは残念だが、上下5.5kgのハンデ戦に12頭がエントリー。 やや上位拮抗の様相。その中でも、前走は飛越ミスさえなければ快勝していたであろうロングランニングが、やや相手弱化したこのメンバーならば0.5kg増も苦にならない範囲で、 重賞制覇の大チャンスだ。たすきコースがなく、置き障害ばかりの新潟コースではスピードと安定した飛越が求められるが、この馬はこの両方に秀でており、絶好の舞台と言えよう。 中京、福島と置き障害が主体のコースでともにレコード駆けした実績も後押ししている。レガシーロックもスピードが要求される舞台は向く。今回は同型不在で先行馬が有利のコース。 復調気配を漂わせた前走からハンデが相手弱化にもかかわらず1kg減。後続が牽制し合うようならば逃げ切りもあり得る。 ヒカルボシは前走で連勝は止まったものの、2着にまとめてきており連対率は10割。まだ底を見せていない魅力と、コース経験があるのが強み。レースぶりが実に安定しており、大崩れはないだろう。 相手はこれまでよりも一気に強化するが、ハンデも手頃で、持ち前の安定走法を発揮できればここも楽しみだ。前走の敗因がはっきり掴めないが、ミナミノゴージャスは中山GJ2着など、 ここでも実績面では全く見劣っていない。昨夏の活躍から、夏場でも力を発揮できるタイプ。メンバー中、最も取捨選択の難しい馬だが、果たして。 あとは、コース形態は大きく変わったが、一昨年の覇者・エイシンワンサイドがここまで軽ハンデになれば浮上の余地はないか。2走目の前走でやや復調気配を漂わせており、ノーマークは禁物だ。 福島JSでロングランニングに肉薄したジュピテリアンも軽ハンデを利してどういったレースをするのか気になるところだ。今年デビューの小坂騎手が手綱を取るシンボリアカデミーも小倉の勝ち方が強かったので、 軽量を生かしてどこまで上位に肉薄できるか楽しみである。

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小倉競馬場  8/25 ・ 8R  豊国ジャンプS   芝 2900m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金前 走
ハクサンラッキー 59 北沢 伸也 牡・6 400 小 7/22・小倉SJ 3着
ビコーグッドマン 60 佐伯 清久 牡・5 1150 阪 3/18・オープン 5着
サカイヤガーネット 58 川合 達彦 牝・4 400 小 8/11・未勝利 1着
ショウザンスカイ 60 嘉堂 信雄 牡・5 1150 阪 3/10・阪神SJ 10着
スナークデヴィアス 60 白坂 聡 牡・4 400 小 8/4・オープン 5着
スマイリングハント 59 大江原 隆 セ・6 400 小 8/4・オープン 2着
ブレーブテンダー 60 熊沢 重文 牡・7 1150 小 7/22・小倉SJ 5着
シルクエンペラー 59 林 満明 牡・4 400 小 8/4・オープン 6着
コウエイジャンボ 60 出津 孝一 セ・5 1300 小 7/22・小倉SJ 8着
10 ニホンピロエリート 59 白浜 雄造 牡・5 400 小 8/4・オープン 4着
11 ウイングハゼオー 61 西谷 誠 牡・4 1150 新 7/28・オープン 7着
(別定S)

 夏の別定Sオープンではあるが、オープン勝ちのある馬が5頭も顔を揃え、まずまずメンバーが揃ったように思う。抜けた馬がおらず混戦模様だが、ブレーブテンダーがこのメンバーでは一枚上の存在か。 相手弱化に加えて距離短縮を味方に久々の勝利を目指す。使い詰めだったので、少し間隔をあけたのが良い方向にも出そうだ。だが、オープンでそのブレーブテンダーに人気薄で出し抜けを食らわせた馬が3頭も揃ったのは面白い。 コウエイジャンボは淀JSで強い勝ち方をした。それからは物足りない結果が続いているが、今回が叩き3走目。相手関係からもここが走り頃か。ただ、前走の負け過ぎは気になるが・・・。 ウイングハゼオーも前走は不甲斐なかったが、オープン勝ちはなかなか味のある内容だった。掴み辛い馬だが、はまれば怖い一頭だ。ビコーグッドマンは休み明けだが、最低人気でブレーブテンダーを競り落としたオープンでのレースが強い内容だった。 前半うまくついて回れればいきなりからチャンスか。ショウザンスカイは使い詰めだったので、この休養は良いリフレッシュになったのではないか。何と言っても、ランドパワーとレガシーロックをまとめて差し切った実績を持つ馬。 このメンバーならば状態次第では好勝負になるだろう。ハクサンラッキーは前走の小倉SJがあわやの3着。やや仕掛けが早すぎた分、最後失速したが力を存分に見せてくれた。メンバーが一気に弱化したここは上位争いは必至。 鞍上の北沢騎手はこのレースを連勝中で、3連覇のチャンスも大いにありそうだ。スマイリングハントはこの時期が合っているのか、小倉が合っているのかのどちらか分からないが、昨年同様ここのコースの相性が良い。前走は相手が強すぎたが、 ここに入れば抜けた馬もおらず、力差はなさそうだ。秋以降、除外の心配なくレースを使うためにここは勝っておきたいところだ。サカイヤガーネットは飛越が巧く、前走は後続を全く問題にせず圧勝した。昇級戦だが、夏は牝馬&上がり馬を狙えの鉄則から、 決して侮れない存在である。前走小倉のオープンを地味な着順で終えた3頭はやや分が悪いが、ニホンピロエリート、スナークデヴィアスは2着馬からはそれほど負けてはいないし、シルクエンペラーは久々の障害戦で戸惑っていたことを考えれば、ここで変わる余地もあるが。

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