2001年1月
21世紀最初のJ−ウイナーはミナミノゴージャス!!
(1/6、中山新春ジャンプS)
21世紀最初の障害レース・中山新春JSは、昨年暮れの中山大障害で休み明けにもかかわらず4着に健闘したミナミノゴージャスが直線で抜け出し、
見事に1番人気に応えた。2着には障害初戦を好時計で未勝利勝ちしたストーミーサンディ3着以下を引き離して入線した。
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2000年の最優秀障害馬はゴーカイ!!
2000年の最優秀障害馬(障害競走の年度代表馬)にゴーカイが選出された。中山グランドジャンプ(G l)、東京ハイジャンプ(G ll)の重賞2勝を挙げ、
中山大障害(G l)でも2着に入り、他馬を実績的に圧倒。文句なしの受賞となった。
参考までに、記者投票の得票数は以下のとおり。
240 ゴーカイ
42 ランドパワー
14 該当馬なし
該当馬なしの投票が14票。「最優秀障害馬」に対する基準が高いのか、障害馬の名前を知らないかのどちらなんでしょうかねえ?
ヤマニンエスコートが惜敗続きの鬱憤を晴らす快勝劇!!
(1/14、牛若丸ジャンプS)
関西の今年最初のオープン競走、牛若丸JSは14頭のフルゲートで行われた。レースは最初の障害で1番人気のイブキマンパワーが落馬するアクシデントで波乱の幕開けとなり、
しかも最低人気のローズコンテッサがレースを引っ張るという意外な展開となった。だが終わってみれば、早目で好位に取り付いた2番人気のヤマニンエスコートが直線であっさりと抜け出し快勝と格好をつけてくれた。
2着には距離不足と最近の成績から人気を落としていたヨイドレテンシが、最後鋭い脚で追い込んできたユウフヨウホウを振り切った。
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中山GJ、米国・豪州・新国の最終登録馬発表
1月11日に締め切りとなった中山GJの予備登録(米国・豪州・新国の招待馬)がJRAより先日発表となった。
米国7頭、豪州12頭、新国13頭の計32頭が予備登録を済ませ、その中には昨年5着の新国のメイビーラフや昨年も予備登録はあった豪州最強馬マールボロなどレベルの高い馬の登録も見受けられた(らしい)。
なお、英国・愛国・仏国の予備登録の締切日は2月8日。
出津騎手障害100勝にリーチ!
1月21日の未勝利戦において、コウエイジャンボに騎乗して見事な差し切り勝ちを演じて障害通算99勝目を挙げた。
これで障害100勝にリーチがかかった。なお、現役で障害100勝を達成しているのは嘉堂騎手、田中剛騎手、林騎手の3人。
ヤマニンエスコート、牛若丸JSに続きオープン連勝!!
(1/27、京都オープン)
降り続く雨の中、不良馬場のコンディションで行われた障害オープンは、前走の牛若丸JSで待望の障害2勝目を挙げたヤマニンエスコートが中団からじっくりとレースを進め、
直線で余裕を持って抜け出す強い勝ちっぷりでオープンを連勝、圧倒的1番人気に応えた。2着には2走目で変わり身を見せたメイショウシナノが追い込んだ。
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東京競馬が積雪で延期
1月27日の東京競馬は降雪のため、一旦は障害競走を中止して1時間遅れで開催すると発表されたが、その後の天候が見込めず全レースが延期になった。
そのため障害競走も月曜日の29日に代替開催となってレースが施行されることとなりそうだ。なお、28日の東京競馬も中止となり30日に延期されることとなった。
栗原騎手引退
関東の障害専門騎手として活躍していた栗原洋一騎手が1月31日付をもって騎手生活にピリオドを打った。JRA通算成績は1653戦111勝(うち障害672戦69勝)
重賞は1980年の東京障害特別(春)のナカミショウグンで1勝。引退後は石毛厩舎の調教助手として第2の人生を歩むことになりそうだ。長年関東の障害騎手として頑張ってきた栗原騎手、おつかれさまでした。