○豊橋市自然史博物館&地下資源館(平成13年8月11日)

自然史博物館見学へ

 豊橋動植物公園から歩くこと数十分。途中で雨がぽつぽつと降ってきましたが、ひどくならぬうちに第2目的地である「地下資源館」に到着しました。
 地下資源館と言うだけあり、館内へは洞窟の階段を下りていくようになっていました。この洞窟には、昔の採掘の様子でが再現してあったり、鉱物の元素記号が床に映し出してあったり、工夫してありました。
 館内にはいろいろな鉱物や岩石が展示してありました。その中で目立ったものを紹介します。
【トパーズの原石】
  ・32cm×33cm×35cm、119.1kgで
   世界最大級の大きさ
  ・1995年6月14日にブラジルにて産出  
【トルマリン】(写真中の棒のようなもの)
  ・ブラジルにて産出
  ・性質から別名「電気石」とも言われる  
 【南極の石】 
 【石炭】 

 館内には「世界記録あれこれ」と言うコーナーがありました。資源についての世界記録だそうです。そこでみなさんにもクイズとして出しましょう。
 次の5問すべて正解できるかな?


1.最大のダイアモンド
 1905年、アフリカのプレミア鉱山で発見された「カリナン」と呼ばれるものはどれくらいの重さがあったでしょう。

2.最大のいん石
 1920年アフリカ南西部のホバ・ウエストで発見されたいん石の重さはどれくらいでしょう。

3.最大の風車
 1984年3月、ハワイオアフ島北部に建設された風力発電装置(風車)の回転翼(はね)の長さはどれくらいでしょう。

4.最大の天然金塊
 1872年、オーストラリアのヒル・エンド鉱山で採掘された金塊(金のかたまり)はどれくらいの重さがあったでしょう。

5.最大の油田
 サウジアラビアのガワール油田は、幅が240mくらいあります。では、その長さはどれくらいでしょう。

 館内には鉱物や資源の標本が数多くあり、それについての説明もしっかりとつけられておりました。また、資源という目で生活を見つめることができ、実によく勉強できる施設でした。

 今回の参加者は7名でしたが、駅からのウオーキングを楽しみ、それぞれの館内の展示物を楽しみ、頭にも体にもいい行事になりました。帰りの電車では、多少疲れも出てましたが・・・。



 
今回再発見した ☆ JR名古屋圏耳寄り情報! ☆
 JR線で土曜と休日に利用できる「青空フリーパス」(¥2040:当日限り有効)というものがあります。この一枚で何度でも乗り降りができます。名古屋を中心に、西は米原、北は美濃太田、東は中央本線なら中津川、東海道本線なら今回乗り降りした二川、南は愛知県なら武豊、三重県なら松阪までOKです。たとえば、今回の例で言うと、大垣〜二川間123.3kmは片道で2210円かかりますが、この切符を使うと片道より安い値段で往復できてしまいます。みなさんこれからのお出かけの際には、これを使いましょう!


 今回見学した、2つの施設の連絡先とホームページアドレスを記しておきます。このページをご覧になられた方は、是非お出かけください。

 ○豊橋市自然史博物館

            〒441−3147 豊橋市大岩町字大穴1−238
                  豊橋市自然史博物館 (0532)41−4747
                  ホームページ
                  http://www.toyohaku.gr.jp/sizensi/index.htm

 ○豊橋市地下資源館

            〒441−3147 豊橋市大岩町字火打坂19−16
                  豊橋市地下資源館   (0532)41−3330
                  ホームページ
                  http://www.toyohaku.gr.jp/chika/index.html


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