cinema eye
鑑賞日93/2/28(ビデオ)
伊藤比呂美の原作をもとにした出産・子育て映画です。ノリとしては『お葬式』に近いかな。雑誌のライターの妻と大学の先生の夫というまあ結構進歩的インテリ(家事をほとんど公平に分担しているところとか、いつも二人とも本を読んでいるところとかで、世代と思想が見えるのですね)カップルの間に、子どもができるわけです。このカップルの妊娠・出産・育児を縦軸に、それに絡む人々の 生態を横軸に淡々とその模様を描いていきます。
で、これが面白いか、というと。そうですねぇ、育児だ出産だということに興味も関心もない人には、なんだかぴんとこない映画でしょうね。経験もしているし興味もある人にしてみれば「うんうん、そうだよね」みたいな部分もあるし、それなりに楽しめると思いますが、それにしたって『お葬式』のようなエンターテイメント性はあまりないです。そう考えると、ちょっと頭でっかちな映画でして、あまりヒットもせず話題にもならなかったのも仕方ないかな、ってところですね。
ただ、わが家としては今度幼稚園にいく3才児と、この秋に生まれてくる予定の息子だか娘だか(今日判明しました)がいますから、それなりに楽しめたです。
今回の木戸銭…600円