幹事クリタのコーカイ日誌2016

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2月2日 ● みゃお復活。

 AKB48についてネットで「れなっち見つかる」「みゃお復活」という二大定番ネタがあります。「れなっち」こと加藤玲奈は10期生の18歳。美少女で入った頃から将来を期待されていたメンバーなのですが、なかなか一般への知名度が高くならず、時々目立つポジションに入ると「今度こそ見つかったか」と、何回も言われ続けてきました。ようやく最近は選抜メンバーの常連になりつつありますが、それでも後列の方で目立たず歌っていて、あまり発言もしないのでまだ「見つかった」とは言い難いと思います。

 「みゃお」こと宮崎美穂は5期生と結構古株のメンバーです。同じ5期生には指原莉乃がいますが、デビュー当時は宮崎の方が推されていて人気もありました。AKB48の人気が一気に急浮上してきた頃に選抜メンバーとして活躍していました。しかし、その後にどんどん太ってきてしまい、アイドルとしてはちょっとあり得ない体型になったために人気も失速。この数年は全く目立っていなかったのですが、その間に何回も「みゃお遂に復活」と言われてきました。ネタにされているだけとは言え、それだけ根強い人気があったということです。

 ところが宮崎はここにきてダイエットに成功して痩せて昔のルックスを取り戻してきました。もともと歌もダンスもトークも定評があり、5期生とは言え年齢的にはまだ9期生の現総監督・横山結衣より年下ですからそれほど年長でもありません。そして、本当にいよいよその「みゃお」が復活し始めています。AKB48の1月恒例のコンサート「リクエストアワー」で総合司会を務めました。これまでなら指原や峯岸がやっていたような役割を任されて、それを見事にやり遂げました。

 また先日のMステで「365日の紙飛行機」を歌った時に、そこそこ良いポジションで選抜入り。「推され」から「干され」へ転落した代表格だった宮崎が、今年に入って急にまた推され始めた理由はよくわかりませんが「みゃお復活」だけは本当になってきたようです。

 もちろん宮崎の復活に反対するファンも多いようで、高橋みなみが卒業し一気にここで「世代交代」を進めるかと思ったのに、むしろこれでは「世代後退」ではないかとの批判もわかります。ただそれは反面、世代を交代したくても若手メンバーが育っていないということの証明でもあって、全体にレベルが高いパフォーマンスができ、しかもトーク力もある宮崎のようなメンバーを入れてレベルを担保したいという考えなのだろうと思います。

 「みゃお復活」は世代交代という過渡期の一時的な現象でしょうが、でもこういうことがあるのも悪くないと思います。カムバック劇というのはどんな世界でも面白いし応援もしたくなりますから。


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