幹事クリタのコーカイ日誌2014

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2月24日 ● ソチ五輪も終って。

 ソチ冬季五輪が終りました。時差を考えたら比較的見やすい時間になるかと思っていたら、ヨーロッパやアメリカでのテレビ観戦を考慮した遅い時間での決勝が多く、あまりオンタイムで観戦できなかったのが残念です。さすがに夜更かししてまで見たかったのはフィギュアスケートくらいでしたし。まあ羽生と浅田のフリーをライブで見られただけでも良かったと思っています。

 長野に次ぐ8個のメダル獲得数を記録したので、日本選手団としては上々でしょう。大会前にメダル確実と期待されていた高梨が4位になってしまったり、浅田が6位で終ったりしたのは残念でしたが、スノーボードやジャンプ、複合などでの活躍がそれらを十分にカバーしました。全体には「氷」の落ち込みを「雪」が補ったというところでしょう。

 それにメダル数だけが五輪の価値ではありません。メダルこそ逃しましたが、上村愛子やカーリング、もちろん浅田のフリーも含めて、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた選手がたくさんいました。僕たちが子どもの頃の1970年代の冬季五輪を思えば、随分と日本は全体にレベルアップしたなと感じます。

 マスコミの報道は相変わらず「物語過剰」「感動の押し売り」「メダル至上主義」ではありましたが、ネットなどを見ていると、ファンはもっと純粋に競技を楽しんでいるように感じました。オリンピックというとメダルの数を数えるだけという単純な見方から、マスコミより先にファンが抜け出したのだとしたら、選手のレベルアップに伴って見る側のレベルアップというか、成熟も進んでいるのだと思います。

 次回冬季五輪は韓国の平昌です。時差がない分、観戦は間違いなくしやすいのですが、なにせ韓国なので猛烈な韓国贔屓(&反日)の風が吹きそうで心配です。今回、多くの10代の選手が活躍した日本だけに、次回もまた楽しみなのですが、その頃には少しは日韓関係が改善していて、日本選手が気持ちよく競技できるような環境が整っていることを願っています。


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