幹事クリタのコーカイ日誌2008

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2月26日 ● 「大阪キャッツ・アイ」のルックスは?

 1980年代前半、少年ジャンプに連載された北条司のマンガ『キャッツ・アイ』は、今の30〜40代には懐かしい作品だと思います。マンガのみならずアニメもヒットし、映画にもテレビドラマ、ラジオドラマにもなり、さらに杏里が歌うアニメのテーマソングもヒットし、アニメ主題歌がヒットソングになる先駆けとなりました。いわゆる「メディアミックス」の成功例です。

 主役の来生三姉妹は美貌の怪盗で、泪、瞳、愛の誰が一番好みかは男なら議論する価値のあるところでした。1988年のテレビドラマ化の時は泪=MIE、瞳=早見優、愛=立花理佐というキャスティングで、ちょっと下世話というか、安い感じでしたが、1997年に映画化された時は泪=藤原紀香、瞳=稲森いずみ、愛=内田有紀で、これは原作のイメージに近いナイスキャスティングだったと思います。今なら泪=伊東美咲、瞳=仲間由紀恵、愛=上戸彩といったところでしょうか?

 こんなことをぐだぐだ言っているのも、実は大阪で20代の女性3人組の泥棒が逮捕されて、警察が彼女たちを「キャッツ・アイ」と呼んで取り調べているという報道があったからです。さすがに三姉妹ではありませんでしたが、29才、27才、26才と妙齢の女性3人組が、侵入役、見張り役、運転手役ときちんと役割分担して犯行に及んでいたというのですから、確かに「キャッツ・アイ」を連想します。「木更津キャッツ・アイ」よりは、この「大阪キャッツ・アイ」の方が原作に近いです。

 3人は空き巣約50件、被害総額は約1000万円にのぼるそうですから、結構荒稼ぎしています。残念ながら3人とも子持ちで離婚していて、稼いだ金は生活費や遊興費に使っていたということですから、原作のようにカッコ良い話ではもちろんないのですが、原作者の北条司ならずとも気になるのは、この3人のルックスではないでしょうか?「キャッツ・アイ」を名乗るからには(って、本人たちが自ら名乗っているわけじゃなくて警察が勝手に命名しただけですけど)、やはりそれなりに美女であって欲しいと願ってしまいます。

 いや、美人だったからと言って、罪を減じろと思っているわけではないですけど、当時の原作ファンとしては、やっぱりこだわるところかなと思って。だって、これで森三中のような三人組だったら、ファンは激怒しますよ。「お笑いキャッツ・アイ」とか改名して欲しいです。