幹事クリタのコーカイ日誌2006

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8月17日 ● マンガも引っ越し。

 昨日は新居への引っ越しの見積もりを業者がとりにきました。マンション指定の引っ越し業者なので法外な値段を言ってきたらすぐに相見積もりを取るつもりでしたが、意外とそこそこのところで収まったのでまあいいかと思いました。恐らくそれでも相見積もりをとった方が安いでしょうが、面倒ですから。

 ただ我が家の場合、本当に大きな荷物が少ないんですよね。通常なら当然大変かさばるであろうダイニングセット、リビングセット、ベッド、デスクなど全て新しく購入することになっているので、大物家電はテレビと冷蔵庫と洗濯機くらい。大きな家具はほとんどありません。子どもの勉強机1つと小さめの洋服箪笥くらいかな?

 一番かさばるのは何と言っても本、特にマンガです。なにせ今のマンションを購入した20年前に、すでにマンガの蔵書は4000冊を超えていました。一部屋をマンガ部屋にするのが夢で、実際にマンガで埋め尽くしてご満悦だったのですが、子どもが生まれてからはマンガ部屋は物置部屋にと変貌してしまい、ここ数年は僕は立ち入ったことすらほとんどない魔境と化しています。もちろんマンガはガラクタに埋もれてしまっていて、実際にどれだけあるのか把握できていません。

 ただマンガを買うことはセーブはしていましたがやめてはいないので、確実に増え続けています。20年の間に大きな変化が三度ありました。最初は引っ越して間もない頃に古本屋で講談社の手塚治虫全集全300巻揃いで見つけてボーナスはたいて購入したこと。二度目は友人が結婚する時にそれまで溜め込んでいたマンガを新居に持っていけないからと500冊ほどくれたこと。三度目はその増えたマンガも含めて「これはいらないだろう」と思ったマンガを800冊ほど古本屋に処分したこと。これで大体プラマイゼロです。後は20年間で50冊/年のペースで増えているとしても、プラス1000冊ですから、恐らく5000冊はあると推定されます。

 この5000冊のマンガを運ぶのが一番大変で、次に大変なのがこの5000冊を段ボール箱に収めて、また新居で空けて並べなければならないこと。ただ運ぶこと自体は運送業者に頼みますが、梱包と空けて並べるのは自分でやるつもりです。なにせこの作業はきっと楽しいからです。マンガをどう分類してどう並べるのかは一種の編集作業ですから、マンガ好きとしてはこれほど楽しい遊びはありません。

 まず大きく少年マンガと少女マンガ、青年マンガに分けて、それぞれを出版社別に分類。ただし大御所でいろいろな出版社からマンガを出している作家はコーナーを設けないと。一番目立つ場所は手塚治虫かな?その側には石ノ森章太郎とか藤子不二雄とか水野英子とかトキワ荘組を並べたいな。萩尾望都、大島弓子、竹宮恵子、木原敏江、山岸涼子など「花の24年組」もひとまとめにしたい。梶原一騎の作品群もまとめたいけど、ちばてつやも別格だしなぁ、などと一人で心ゆくまで悩んでいたいのです。

 さらに新居に移ったら、これまでセーブしていたけど欲しいと思っていたマンガを新たにまとめ買いもしたいので、そのスペースも空けておかないといけません。例えば『ピアノの森』『DEATH NOTE』『のだめカンタービレ』などは、すぐに買い揃えることになりそうです。

 問題はこうしてついつい梱包中にマンガにのめり込んでしまい、引っ越しをするんだという本来の目的を見失ってしまいそうなことです。きっとはかどらないだろうなぁ。


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