4年半ぶりに再会した長野のテニスサークルの人に「クリタさん、太りましたね」と言われました。最近はそれほど体重の上下がないので、あれ、そんなに太ったかなぁ、と少しショックを受けて、よくよく振り返ってみたら、確かにあの頃よりは太っています。

　僕が自己最高体重をマークしたのは、ちょうどこの「コーカイ日誌」を始める少し前の1996年夏。そこからダイエットを始めて、1997年春には10kgの減量に成功しました。ただその頃よく風邪を引いていたので、これは急に痩せて体力が落ちたせいではないか、と思ったこともあって体重を維持する気力を失い、1997年夏からじわじわと体重が増えていきます。

　長野のサークルと交流戦をしたのは1998年の秋ですから、体重が戻りつつある頃で、マイナス10kgがマイナス6kgくらいまで戻っていた頃ですが、それでも今よりは痩せていたことは確かです。ここでも時々書いていますが、その後すっかり元の体重に戻ってしまい、自己最高体重こそ更新はしていませんが、近いところをいったりきたりしているのが現状です。

　それに年を取ると、例え体重が前と同じでも、体型が変わってしまって、以前よりも太って見えるということもあるかも知れません。僕は子どもの頃は痩せていたし、学生時代も水泳や柔道をやっていたのでガッシリはしていましたが、太ってはいませんでした。「太っている」と揶揄されるようになったのは結婚してからです。実は「デブ歴」が浅いので、どうも太っていると言われることに慣れません。

　もはや人生も折り返していることだし、そろそろ後半は「デブ」としての生き方を身に付けた方が楽なのかも、と思いつつ、それを受け入れることは楽の変わりに何かを失うことのような気がして、やはりもう一回本気で痩せようかなとも思い惑う今日この頃です。

　そうそう、明日は「コーカイ日誌」はお休みします。珍しく東京に泊まりで行くので。