幹事クリタのコーカイ日誌2003

[ 前日翌日最新今月 ]


 
4月15日 ● アトムと財前直美とスマスマ。

 昨晩はフジテレビ系列で注目の番組が続きました。まず夜7時からアニメ『鉄腕アトム』が復活しました。4月7日のアトムの誕生日を受けての復活ですが、オリジナルの白黒アトムを見て育った世代としては、奇妙な感覚でした。

 懐かしいというにはアニメ技術が立派過ぎるし、と言って現代の子どもの目で見たら、果たしてこれで面白いのか微妙なところだと思います。うちの娘は「アンパンマンと同じだ」と言ってましたが、まさしくアンパンマンの第1回と同じ展開。生まれたばかりのアンパンマンはまず飛び方から覚えて正義のヒーローへと成長していくのですが、アトムがそれを真似していると。元々はアトムの方が先だと言っても、この現代版アトムを見ていると、アンパンマンと同じだなぁ、と思ってしまいます。

 手塚治虫のデザインを現代に甦らせたアニメーションは素晴らしいと思いますが、レトロなのかモダンなのかわからない奇妙な違和感もありました。懐かしいと喜ぶ大人狙いか、純然たる子ども狙いか。どうやら両睨みをしてどちらにも外している、誰がターゲットの番組なのか判然としない番組になりそうです。

 月9ドラマの『東京ラブ・シネマ』。月9らしい王道ラブコメディでテンポも悪くないし(脚本が突っ込みどころ満載なのはコメディなので甘く見て)脇役が充実しています。竹中直人、宮迫博之、伊東美咲、白石美帆、浅田美代子、玉山鉄二と、華もあるし勢いもあるし笑いも取れるナイスなキャスティングです。江口洋介と絡むには良いメンツだと思いますが、唯一の弱点がヒロイン不足。財前直美じゃもちません。彼女が脇に引いて、もう一人華のある主演女優がいれば完璧でした。

 婚期を逃した30代のキャリアウーマン役をできる女優はいくらでもいるのに、なぜ財前直美?理想を言えば山口智子か鈴木保奈美あたりだったら最高でしたが、二人とも出てくれないので、それなら鈴木京香でも中山美穂でも松雪泰子でも良いのに。財前直美ではシャレにならないのでコメディとしては見ていて辛いです。いや、演技は上手いと思いますよ。でもそれだけに見てられないです。

 さて、『SMAP×SMAP』には明石家さんまが初登場。さんまが爆裂トークしていました。さんまとSMAPは長年慣れているだけにやはり呼吸が抜群です。お笑い相手でも、さんまがあれくらい乗って喋るのは少ないと思いますから、それだけSMAPが凄いのだと思います。さすがに稲垣吾郎とは絡みにくそうでしたが、キムタクとはもちろん、中居ともバッチリ。編集しようにも、あれだけ面白いとカットしづらいのでしょう。結局ビストロだけで終わってしまいました。来週も引き続きさんまは登場するらしいので、また見てみようかな。財前直美はちょっと迷うところですが。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。


この日記をマイ日記才人に登録する