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11月16日(木)

 セレンHPで『DEEP/ZERO』のネットワークバージョン1.5の公開が開始。早速ダウンロードして新バージョンでプレイしてみたんだけど、主人公キャラクターのパラメーター割り振りが追加されたのを筆頭にゲームバランスが全面的に改訂されており前作で培った調教パターンはほとんど時代遅れのものになってました。
 覚悟していたとはいえ、こうも見事に今までの努力が全てパーになってしまうと最初からやり直そうという気にはなかなかなれないんですよねえ(^^;)

11月17日(金)

 GON助氏のページの鬼畜ゲーム新作情報で『百舌鳥ノ贄(もずのにえ)』というエロゲーがあんくというブランドから来月1日に発売されると知ったので、メーカーHPをチェック。雑誌での露出がほとんど無かったのでタイトルすら知らなかったのですが、こりゃかなりイケそうですな。
 自分が海外留学中にお人好しの父親が財産をだまし取られ、家族を全て失った没落華族の青年が復讐のために仇の娘を次々に凌辱していくというストーリーなのですが、大正時代の日本を再現したグラフィックが美麗。当時の着色写真をイメージした「モノトーン+部分的彩色」モードのグラフィック(フルカラーモードもアリ)が実に淫靡です。
 凌辱ターゲットも、良家のお嬢様やら亜米利加人の金髪娘、メイドに見習いシスター、座敷童(自称)に職業婦人といった大正時代ならではの粒揃いのヒロインが10名。個人的に一番気になるのは純粋培養で性に無防備な巫女の少女かな(笑)

 新ブランドの処女作でシナリオライターの力量がさっぱり判らないので外れという可能性もありますが、HPの情報だけでも惚れました。ゲーム屋で予約したので発売日には突撃の予定。

11月20日(月)

 今年は11月になっても暖かい日が続いていたのですが、さすがに夜中は冷え込むようになってきたので自室の石油ファンヒーターを久々に稼動したのですが、しばらく温風を吹き出した後で運転ランプを点滅させた状態で停止。去年から入れっぱなしだった灯油の量が残り少なかったので燃料切れかと思ってタンクを満タンにしたのだけど、それでも状態は変わらず。ひょっとしてコレ、故障っすか(^^;)

 15年位前から使ってた機械だからいつ壊れてもおかしくはないんだけど、冬を目前にしてコレは非常に痛いっす。
 とりあえず嫁に行った妹の部屋の奴を徴発するかな。

11月21日(火)

 私はメインとして使っているMIRAI-NETの他にBIGLOBEのメールアドレスも持っているのですが、BIGLOBEからインターネットに接続した事は一度もありません。なぜかというとこのアドレス、私にとってはPC-VANのアドレスだったからです。

 私がネットを始めたのは10年ほど前に学校の教材として富士通のマイナーなパソコン(FMR-50NB1)を買わされたのがきっかけです。当時はインターネットはまだ存在しておらず、ホストパソコンに電話線で直接繋ぐパソコン通信が主流でした。遠くにホストがあるネットに繋ぐと長距離通話となり電話代がかさむのでネットワーカーは必然的に近距離の地元BBS(草の根BBS)に集う事になり地方毎に固まる事になったのですが、ローカルな話題はそれで良くても全国レベルで情報を収拾するにはこれでは不向きです。そこで草の根BBSを補完する意味で使われていたのがPC-VANやニフティサーブのように全国各地に独自のアクセスポイント網を設置した大手ネットワークでした。私の場合はPC-VANに加入して、マイナーパソコンであるFMRで使えるフリーウェアを入手したり、GMCというSIG(PC-VAN内にあるジャンル別掲示板グループ)のチャットコーナーで夜中過ぎまでゲームの話題で盛り上がるといったネットワーカーライフを送っていたのです。
 そしてインターネットが徐々に普及を始めパソコン雑誌でも話題になりはじめた頃(多分5年ほど前)、地元のパソコン通信BBSでインターネットプロバイダ(MIRAI-NET)新設の話を聞きました。アクセスポイントが地元にあるし、料金も手頃なので加入する事にしたのですが、当時はパソコン通信もまだそれなりに盛り上がっていたのでインターネットを使いつつもPC-VANも並行して使っていました。
 その後、PC-VANの事務局はBIGLOBEという名前でインターネットプロバイダ業務も開始してPC-VANの会員は全てBIGLOBEの利用権もあるという通知が来たのですが、BIGLOBEにダイアルアップ接続するためには入会時に送付された会員証に書いてある仮パスワードが必要でした。引っ越しのどさくさで会員証を無くしていた私はインターネット利用はMIRAI-NETで不自由していなかった事もあり、そのまま放置していたのですが……思えばこの時会員証を再発行してMIRAI-NETとの契約を解除するのが一番真っ当な判断だったのかもしれませんな。

 その後インターネットが一般化する中でPC-VANは少しずつ寂れ私自身もパソコン通信の利用時間が徐々に減っていたのですが、PC-VANへ久しぶりにアクセスしてみた今日、無手順接続によるサービスが閉鎖されるという事務局からのお知らせを発見(気付かなかっただけで告知自体はずいぶん前からあったらしい)。要するにパソコン通信PC-VANはもうお終いということです。
 GMC−SIGも今月の29日で閉鎖されるとのことだし、もうPC-VANには未練はなくなりました。早速退会手続き用紙を請求したのですが、何となく寂しいものがありますね。



 しかし、ほとんど使用していなかったアドレスに月ウン千円も払ってたのは我ながら実にマヌケだったと思う(^^;)
 今回PC-VANに繋いだのは、ヘビーチャッター時代からそのままだった固定制料金から従量制料金に切り換えるのが本来の目的だったのだけど……

11月22日(水)

 早川健&風見志郎の衣装で宮内洋がCM出演中の『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』の通常版を購入(6,180円)。

 ファミコン期並の不親切設計だった前作と比べてシステムが多少はマシになってましたが、無駄に広い上に迷いやすいマップ構造や大味な戦闘バランスといった前作の悪い点はほとんどそのまんまでした。
 もっともゲームに登場する特撮ヒーローの魅力はそれなりに再現されてるので購入以降は毎日暇を惜しんでやり込み、その後10日ほど日記の更新が滞ることになりましたが(この日記を書いてるのは12/3(^^;))。



 ゲーム屋に出向いたついでに大型電器店で電気ひげ剃り機(15,700円)を購入。
 今まで使ってたのは父親の使い古しだったんだけどバッテリーに寿命が来ていて、コンセントを繋いだままだと手に持てない位過熱する上にコンセントを抜くとあっというまに放電して数分間充電しないと使えなくなるというユカイな状態だったのが、ついにスイッチを入れても全く動かなくなったので……。前から買い換えを検討しつつも替え刃は交換して切れ味は維持できてたし騙し騙しならば何とか使えてたので今までそのまま使い続けていたのですが、ここまで使い尽くしてやればひげ剃りも本望でしょう。

 店頭に並んでいる機種は1,980円〜3万円台と値段の幅が広い上にやたらに種類が多く、どれを買えばいいのかカタログを何度も熟読して散々悩んだのですが結局は壊れたのと同様のブラウンの3枚刃シェーバーに決定。水洗いできる日立のロータリー刃の奴も結構良さそうだったのですが、替え刃が店頭に並んでなかったので見送りました。

 ちなみに店頭には置いてなかったのですが、某社の電気カミソリのカタログには柄の部分にモーターを内蔵して刃を震動させる事で切れ味を上げる安全剃刀が載ってました。いわゆる高速震動剣って奴でしょうか?

11月25日(土)

 ファミ通で連載中のエッセイコミック「おとなのしくみ」の3巻を購入。

 この手の時事ネタコミックというのは後から読み返してみると当時の予想とその後の展開が食い違っているのが判って笑える場合が多いんですが、この本の場合も地域振興券でゲーム業界活性化!(したんだろうか?)とか、64DDでランドネット開始!(こないだサービス停止が決定)とか現在の視点から見ると笑えます。  中でも一番笑えたのは「今までにない新しい視点でゲームを作って大儲けしました!」という趣旨でエロゲー会社設立のサクセスストーリーを紹介した「ゲーム長者への道」でしょう。紹介されているこの会社、確かに1作目はそれなりに売れたんですけど続編のウリだったネットによる追加シナリオ配信が新風営法に引っかかるのではないかと警察からの横やりが入り、結局ブランドが空中分解しちゃいましたからな……

11月30日(木)

 総プレイ時間52時間30分で『ダイダルの野望』を終了。
 ウルトラマンガイア編、仮面ライダー編、キカイダー&イナズマン編を経て宇宙刑事や昭和ウルトラマンを加えた全ヒーローが集結してガイアセイバーズ編になるという4部構成だったのですが、せっかくいろんな特撮番組のヒーローが競演しているというのにほとんどのストーリーが原作に準じた展開で、他の作品のヒーローや悪役が絡んで来る事がほとんどありませんでした。たまにあっても風見志郎と早川健がそっくりだ!といった感じの俳優ネタばっかりでしたし……。その点前作のシナリオは原作が大胆にアレンジされて各ヒーローが入り乱れて活躍するところが好きだったんですけどね。

 ちなみに今回もラスボスには手こずりました。雑魚や中ボスとの戦闘では経験値稼ぎの必要が無かったのでその感覚で突っ込んだところ、一撃で味方一人を戦闘不能にする攻撃力の高さの前に復活アイテムが尽きてあっさり敗退。しばらく経験値稼ぎをして復活アイテムと全員HP回復アイテムを買えるだけ買い込んで再挑戦したものの、それでも旗色は悪いのです。
 何か有効な戦術は無いだろうかと技リストやアイテム一覧を眺めていたところ、STRブーストという薬(光線攻撃力を50%下げる代わりに物理攻撃力を50%上げる)を見つけました。今まで一度も使った事のないアイテムだったのですが、試しに飲んでみたところ服用したキャラがラスボスに与えるダメージが一気に倍に上昇。その後2、3ターンほど攻撃しただけであっさり倒すことができました。なんて大味な戦闘バランスなんだろう(^^;)



 たまにインターネットニュースに投稿してるせいか、うちのアドレスには海外からの英文スパムメールが結構届きます。ほぼ確実にエロサイトの宣伝や何かのセールスで価値のないメールなのですが、削除する前には一応メールを開いて文章を眺める(英語なので読めない(苦笑))程度の事はしていました。今日届いたメールもその類だろうといつものように開いたところ、勝手にIEが開いてどこぞのサイトへ繋ぎ始めたではありませんか。慌ててプラウザを閉じてメールを削除したのですが、予期せぬ動作だったので非常に驚きました。

 差出人不明のメールが危険なのは十分承知しているつもりでしたが、今までは添付ファイルを不用意に開いたり怪しいurlをクリックしたりといった行動さえしなければ大丈夫だと思ってました。しかし、今はアウトルック・エクスプレスでメールの本文を閲覧しただけでトロイの木馬を送り込まれてもおかしくない時代だったんですね。ウイルス情報ページでいろいろな情報を仕入れたのですが、今までの自分の行動が不注意過ぎたと冷や汗が出る思いです。



 念のためにウイルスバスターの発売元であるトレンドマイクロのHPでオンラインウイルススキャンを行ってみたのですが、幸いな事にウイルス検出はありませんでした。もっとも、こういう妙な表示があったりするんですが……(^^;)

 明日は予約してある『百舌鳥ノ贄』を受け取りにパソコンショップに出向くので、ウイルス対策ソフトも購入する事に決定。

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