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3月1日(水)

 3月のゲーム購入予定
特になし。
 PS2発売直後の為か、今月はPSもパソコンエロゲも特に食指が動くソフトは無し。PS2も購入資金は用意してるんだけど予約はできなかったし初期ラインナップに特別欲しいタイトルもありませんし。
 受け狙いで3月4日にDCを買うというのも考えてたんだけど、とりあえず『ジオン』の方で手一杯で新しいゲーム機どころじゃねーや(^^;)

3月3日(金)

 ゲーム屋を覗いたら店頭で店員(?)が『リッジレーサーV』をプレイしてるのを発見。プレステ2の画面を実際に見るのは初めてなんだけど、ゲーム開始時のローディング時間も短めだしゲーム中のポリゴン表示も異様に綺麗。一瞬だけ見える公道を走る車の列とかコースの上を横切るモノレールといったゲームそのものに何の関係もない背景もしっかりポリゴン化されてるのは手間隙かけてるというかなんと言うか。PS2でソフト作るにはこういうところにまで手をかけないと駄目なんですかね?

 あとはコーエーの『決戦』のプロモーションビデオが上映されてたけど、このゲームの合戦シーンに登場する兵士達って甲冑に戦場の汚れの無い綺麗な姿で戦ってるからあんまりリアリティが感じられませんでしたな。見渡す限りのフィールドで100人以上のポリゴン兵士がてんでばらばらにチャンバラしてるんだから凄いと言えば凄いんだけど、何かボコスカウォーズ3D版といった感じで……(^^;)
 ドラマシーンでポリゴン武将が演技してるシーンは注意してみないと人間と間違えかねないほど自然だったんですがねえ。



 ここ最近ビデオ屋で1巻から順番に借りてきていた「セイバーマリオネットJtoX」の最終巻を視聴完了。見逃してた初期の話の補完とテレビ未放映の特別編である第26話の視聴が目的だったんだけど、ラスト間際の怒濤の展開では内容を知ってても涙がポロポロ流れるほどの感動に見舞われました。シリーズ全体が高度な計算の上構成されていて遊び的な話が一本として無いというのも凄いです。

 ちなみに今回の視聴で一番印象的だったのは後半の西安編ではなくてジャポネス編ラストであるもう一人のファウストの話でした。前シリーズラストで小樽と和解したはずのファウストが軍を復興させて再びテラツー全土に宣戦布告するという話なのですが、実はこのファウストは本物の影武者として作られていたクローンであり、事件の黒幕が自分の目的を遂行する為のカモフラージュとして改心する前のファウストの記憶を刷り込まれ決起させられていたのです。自分が本物と信じて行動していた影武者は本物のファウストが目の前に現れた事で自己の存在意義を失い、部下達は自分を見捨てて本物の元に走ります。最後は「惰弱になった本物を倒して自分が本物になるのだ」と戦いを挑み自滅的な死を迎えるのですが……
 影武者は確かに悪人でしたがそもそも彼は刷り込まれた記憶に従って行動しているのであり、その罪は本物のファウストにあります。その本物が改心して許しを得たというのに、影武者にはその罪を清算する事すらできなかったのです。そもそも「自分が自分でない」と判明するだけでも相当の衝撃の筈なのに、今まで彼を総統として担いでいた部下達が手の平を返したように影武者を見捨てる様は見てて辛いものがありました。事件の黒幕だったドクターヘスがシリーズのラストで精神的な救いを得たというのに、影武者ファウストのこの死にざまはあまりに理不尽だと思うのですよ。劇中ではこの辺さらっと流しており、登場人物のほとんどが彼の苦悩を理解していなかった(多分判ってたのは本物のファウストだけ)というのも哀れ過ぎます。こういったクローン人間製作や記憶のコピーによる悲劇に踏み込んだアニメって多分「JtoX」が初めてだと思うのですが……

3月4日(土)

 いよいよPS2が発売され、世間では大騒ぎ。しかし予約もできなければ徹夜で並ぶ根性も無い私は今日も旧式機でギレン三昧でした。

3月8日(水)

 GON助さんとこのページで初めて知ったんだけど、ナイトメアシリーズで有名なエスケープソフトウェア(同人グループ)が活動中止だそうですね。まあアニメのキャラを使ったゲームを売りまくって下手な市販ソフトよりもメジャーになっちゃったわけだから、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれませんが。

 そんでもってエスケープソフトウェアとスタッフが共通だというPHASEの方もウランとの契約を終了し今後は独自の活動をすることになったようで、HPの方に告知が出ていました。
PHASE SOFTWAREブランドのソフトウェアは、規制の厳しい商用ソフトウェアとしての扱いにはしない方針です。(中略)ダイレクトな流通ルートを通じ低価格でのリリースを実現致します
 ……これって同人ソフトそのものじゃないの?

 まあ知ってる限りでは岐阜市内に同人ソフトを扱う店が無いんで、私にはあんまり関係のない話なんですけど、ウランから出ていた『DEEP』が結構お気に入りの出来だっただけに、彼らが市販ソフトから撤退するのはちょっと残念かなあ。

3月10日(金)

 コミックボンボンの全員プレゼントである『SDガンダムGジェネレーション・スペシャルムービーディスク』が到着。

 内容はシリーズのテレビCMのムービー再生(数種類あるうちのどれが再生されるのかはランダムなのがちと不親切)、シリーズで使われたムービーのうち10種類が再生できる歴代ガンダム名場面集(『Gジェネ・ゼロ』のムービーモードで再生できる奴ばっかだけど)、このディスクでしか見られない武者ガンダムと武者∀ガンダムが登場するプロモーションムービー、プロフィールデータ100%達成済の『Gジェネ・ゼロ』のセーブデータといったものでしたが、一番驚いたのは内容紹介には一切言及の無かったシリーズ最新作の予告映像です。おそらくオープニング用のムービーだと思うのですが、地球をガンダムファイトのビームロープが取り囲むシーンから始まってネロスガンダムにシャイニングフィンガーを放つシャイニングガンダム、激しい戦闘を繰り広げるデンドロビウムとノイエ・ジール、石像の中から現れる∀ガンダムといったカッコイイCGアニメが画面狭しと繰り広げられます(宇宙空間で戦う黒いガンダムと白いガンダムの元ネタが判別できなかった(^^;))。シリーズ新作が出るとは今まで知らなかったけど、『Gジェネレーション』、『Gジェネレーション・ゼロ』ときて次回作のタイトルはどうなるんだろう?まさか『Gジェネレーション・マイナス』って事はないだろうし。

3月11日(土)

 深夜に戦氏のページのチャットをしつつギレンをプレイしてたんだけど(3順目のジオン判定勝利編)、90ターン目に強化人間開発中止要求を却下されたゼロがNT−001と駆け落ちしたとの報告が表示された後で画面が固まってしまいました。仕方ないのでリセットして前にセーブしたのがいつだったか確認してみると最新データは72ターン目……ゼロの呪いでしょうか(違うって)

 うちのプレステではほとんどハングアップを起こさなかったんで油断してたんですが、やはりこの手のゲームではこまめなセーブが必要ですねえ。たとえ一回セーブするのに3分近く待たされても、数時間分のプレイがパーになるよりはマシだ(TT)

3月14日(火)

 定価39,800円のDVDプレイヤーが売ってないか何軒か店を回ってみたけど見つからず。まあ大して期待はしてなかったけど。

 せっかく出かけたのに何も買わないのも何なので、勇者シリーズテーマソングコレクション「BRAVEST」を購入。名前の通り太陽の勇者ファイバードから勇者司令ダグオンまでのオープニング、エンディングを収録したアルバムなんだけど、主人公ロボットの名前を連呼する熱い歌ばっかり揃ってるのでエンドレスで流してるとなかなか燃えます。これでエクスカイザーとガオガイガーも収録されてたら完璧なんですが……
 ところでこのCDのリーフレットにはそれぞれがどの番組で使われた曲かが全く書いてないんだけどこれってかなり不親切じゃなかろうか。それともこんなCDを買うような客はわざわざ書かなくても判ってるとでも思ってるのでしょうかね。

3月15日(水)

 『ギレン』はこないだハングして以来やる気がうせてしまったので『TLS−R』とか『トルネコ2』といった旧作を引っ張りだしてプレイしてたんだけど、本日は電撃PS−D30の付録ディスク体験版をまとめてプレイする事にしました。以下その感想。
・聖霊機ライブレード
 体験版は第2話までプレイできたのですが、初めてプレイするゲームなのに全然新鮮さが無い……というか、こりゃスーパーロボット大戦そのままです。厳密には私は未プレイのSFC版魔装機神のシステムを引き継いでるらしいんですが。
 ゲームシステムはお馴染みの奴で安定感があるんですが、戦闘シーンはムービーやカットインを多用しておりカッコイイものの攻防がある度にCDシークが発生するのでテンポが非常に悪いです。ストーリーそのものはそれほど悪くなさそうなんで、PS2の高速CDモードでプレイするかDC版を待った方がいいかもしれません。

・絆という名のペンダント
 カクテルソフトの『With You』の移植作で体験版は二人いるヒロインのうちの真奈美が登場するところまでだったのですが、まるっきりパソコン版と同じ展開ですね。オープニングムービーで流れる歌もパソコン版と同じ「みつめていたい」ですし、演じている声優さんも厳密な比較はできませんがパソコン版の時とほぼ同じイメージの声です。
 記事によるとゲーム中にオリジナルビジュアル30点が追加とか書いてありますが、パソコン版を買った人間が改めて買う価値はなさそうですな。大体私は真奈美編をプレイしてあまりのしょーもないストーリーに呆れて菜織編をプレイしないで放棄しちゃった人ですし。

・夏色剣術小町
 5校の剣道部が合同で行う一週間の合宿で自己鍛練を行いつつ7人のヒロインと交流を深めようという本邦初(?)の剣道ギャルゲー。体験版は音声無しで3日目までプレイできるのですが、魅力的なヒロインが多いのと剣道バカで朴念仁の主人公と周りの会話が楽しいのでギャルゲーとしてはなかなか面白そうですね。
 しかし剣道経験者の目からすると剣道ゲーとしては期待できそうにないです。試合で怪しげな必殺技を使うのは目をつぶるとしても、2頭身の部員が整列して無表情に行う練習シーンの不気味さやどうやれば有利なのかさっぱり判らん試合シーンのシステムは何とかならなかったのでしょうか(^^;)

・麻雀鳥頭紀行
 漫画家西原理恵子原作の麻雀バラエティゲームなのですが、体験版ではミニゲームである『さいばらっぱ』のみがプレイ可能。タイトル通りサイバラさんを踊らせる音ゲーなのですが……(^^;)

・ヘキサムーン・ガーディアンズ(ムービー)
アクティブなストーリー展開満載のアドベンチャー、息をもつかせぬハイレベルなロボットシミュレーション、これら二つの要素を完全にリンクさせるという大胆な試みで製作発表当初から話題沸騰。21世紀のゲームシーンをリードする意欲作として今ゲーム界全体から熱い視線が送られるプレイステーション用ソフトだ!(ナレーションより)
 このゲームがそんな話題作だったとは全然知りませんでした(笑)。つうか、シミュレーションRPGにアドベンチャーゲームをリンクさせるゲームなんて今までにも腐るほど出てませんか?同じディスクで紹介されている『ライブレード』だってそうなんだし。

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