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JACKET COLLECTION

2005/04/20


'the two sides of jack wilson

 “コンクラーベ” が終わったようですね。新しいローマ法王を選出する手続きを “コンクラーベ” と呼ぶという事を、今回、多くの日本人が初めて知ったと思いますが、それにしても何ですな。こんなことを言っては何ですが、部外者の僕から見ると、大のオトナが集まって何とも子供じみた “お遊び” をしているな。…と思わずにはいられません。何がって、選挙の結果を外部に知らせる方法がなんですが、新しい法王が決まったら煙突から白い煙を出して、駄目だったら黒い煙にする。…って、もうちょっと小マシな方法はなかったんかい!?…という気がしますよね。これではほとんど、小学生のやるインディアンの“のろし”ごっこでありまして、いやしくも枢機卿と呼ばれるほどの身分の人であるなら、もう少しレベルの高い方法を考えて欲しかったところでありますが、例えば伝令役の人が外に出てきて結果を伝えるというのでも、ネタとしては少しも面白くはありませんが、充分に要が足りるわけでありまして。もっとも、その伝令役から外部に秘密が漏洩する恐れは多分にありますので、 “ハマグリのシゲちゃん” と呼ばれるような、相当に口の固い人物でないとなかなかこの役目は務まりませんけどね。

 人が駄目なら携帯電話という便利な手段もあるわけでして、何も煙などというレトロな手法を用いなくても、今日は決まらなかったのぉ。(>_<) …というメールを送ってくれれば、それで済む話でありまして。だいたいからして、黒い煙というのはどうやって出すんですかね? 黒い煙というのは本来モノが不完全燃焼した時に発生するものでありますので、恐らく何かを不完全燃焼させているんだと思いますが、そんなことしたら、一酸化炭素中毒になるぢゃないか!…と思わずにはいられなくて、最悪の場合、鹿児島の防空壕での痛ましい事故の再発ということにもなりかねません。ま、そこまでいかなくても、何らかの拍子で燃やしているものが完全燃焼しちゃって、白い煙になってしまったらどうするんだ?…というのも心配な点でありますが、ま、先日、新聞に掲載された写真で見た限りでは確かに煙突から黒い煙が出ておりましたので、今回ばかりは間違いなく、完全にモノを不完全燃焼させることに成功した見たいなんですけどね。

 で、日本時間の今日未明、礼拝堂の煙突から白い煙が立ち昇ったそうでありまして、これは間違ってモノが完全燃焼しちゃったのでなければ、新しい法王の決定を意味することになります。で、さすがに煙だけでは心許ないな。…と関係者も思ったのが、その後、サンピエトロ大聖堂の鐘が打ち鳴らされるなどして、外部に正確な情報が伝達されることになったんですが、何でもドイツ出身のヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿という人が選出されたみたいですね。そして 法王としてはベネディクト16世という名前を名乗ることになったようですが、いや、いきなりそんな名前を出されてもぉ。…と思わずにはいられません。ヨハネ・パウロ2世の後釜だから、ヨハネ・パウロ3世でいいぢゃん。…という気がするんですが、駄目なんですかね? いずれにせよ、この新しい名前がすぐに覚えられるとはとても思えないので、この人はしばらく、ヨハネ・パウロ2世の次の人…という名称で呼ばれることになると思いますが、ま、とにかく頑張ってくださいね。(←他人事なので、かなり適当。)


 ということで、本日のジャケ絵はですね、 『ザ・トゥ・サイズ・オブ・ジャック・ウィルソン』 であります。レコードのA面にアップ・テンポの演奏を、B面にはバラード調の曲を集めて、ジャック・ウィルソンの二面性を浮き彫りにさせる。そういった意図でプロデュースされたもののようですが、だからと言ってわざわざジャケットに2枚の写真を使わなくてもよかろうに。…と思わずにはいられません。書くのが面倒やちゅうに! もっとも、ぜんぜん真面目に書こうという意欲はなくて、適当に書いただけでまるで手間は掛かっていないので、別にいいんですけどね。よかったですな、この頃は。 下手にうまく書こうといった余分な雑念がなくて。。。

(自己採点)

india1.jpg

 このインド人の顔を見るのも久しぶりですな。10ヶ月ぶりくらいの思いつき更新ですからね。いずれにせよ、この頃のジャケ絵はとっても適当だったんだね。…ということを再認識した次第であります。いや、このウィルソンは殊更に下手なんですけど。