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JACKET COLLECTION

2003/05/03


rah

 いや、別段、このコーナーに書きたいことがあるわけではないんですが、トップ・ページを見ると10月25日から更新が滞っておりまして、律儀な性格の僕としては申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうので、とりあえず書いている次第であります。…という前回の原稿を書いたのが去年の12月4日でありまして、それから実に5ヶ月もの間、放置されておりましたこのコーナー、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?僕はいかがわしい動画の鑑賞に明け暮れる毎日でありますが、いや、いかがわしい動画と言っても、イカワシにすけべ行為をおこなうというようなイカがワシぃものではなく、ごく真っ当な女子高生モノとかなんですが、まったくソソられるものがありませんからね、イカワシのマル秘ショー。ああん、アシがたくさんあるから、そんなとこまでぇ。しかも、イボイボ付きぃ♪…って、ヤラれてみるにはイカというのはなかなか魅力的な動物であるような気がしないでもないんですが、今ひとつ軟体なところで欠点でありますなぁ。とまあ、そんなことで、今日のジャケ絵はマーク・マーフィー『ラー』です。マーク・マーフィー、知ってますか?僕は知りません。とりあえずリバーサイド盤だからというので手にとって、で、ジャケットのセンスも悪くなかったから、とりあえず購入に踏み切った。…と、まあ、恐らくはそのような経緯であったと思われるわけですが、ところで『ラー』って、どういう意味なんすかね?

 という問題は当然、“jazz giant”でこのアルバムを紹介した際に調べがついているだろう。…と思って読み返してみたところ、さっぱりでした。解説はまるで充実しておりませんでした。某・三菱重○業の相模原製作所に研修に行った際に書かれたものらしく、ヤル気というのがまったく感じられませんでした。仕方がないので調べてみたところ、“ラー”というのは米語で“頑張れ”とか“フレー”といった意味なんですな。日本人は“駅伝”とか“駅弁○ァック”なんかを目の当たりにすると、思わず「頑張れ〜!」と応援してしまうわけですが、そんな時、アメリカ人は「ラ〜!」と声を掛けるんですね。アホちゃいますかね?そんな気の抜けたような掛け声で、応援されたほうが頑張れるとでも思っているのでしょうか?どうせならもっと気合の入った、例えば「でや〜!」とか「ずば〜!」とか「ンチョコデバガマ〜!」といった掛け声のほうが効果があるのではないか?…と思ってしまいますが、いずれにせよ、それでマーフィーが手に看板を持っている意味がわかりました。応援してたんですな、この人。

 が、この人、応援するにしては、今ひとつ気合が入ってないんじゃないですかね?ま、掛け声が「ラ〜!」では気が抜けちゃうのもワカランでもないんですが、まず第一、看板を持つ手に力がありません。看板、傾いちゃってますもんね。もう、倒産寸前?…という感じでありますが、椅子に座って朴杖を突いて…という態度もよくありませんな。もしかして、この仕事、嫌なんすかね?「“ラ〜”だから、看板持ってみよっかぁ?」と言われて不承不承ポーズだけは決めてみたものの、「タルくって、やってられっかよぉ。。。」という心持ちが額の青筋に如実に現れていて、秀逸です。とてもジャズらしい、いいジャケだと思います。そんだけ。

(自己採点)

saba.JPG india1.jpg

 70てん。いや、看板から顔面にかけてはまずまず丁寧なシゴトがなされているように思うんですが、カラダの部分になって根気が続かなくなったものと思われます。テキトーで貧弱なカラダしてますもんね。…って、この(→)インド人よりはマシっすけど。