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JACKET COLLECTION

2002/09/18


patterns of jazz

 このところ不況のせいか、物騒な事件が増えてますよね。別荘が襲われたり、仏像が盗まれたりと、ホントに物騒な話でありまして、被害にあった人は「くっそぉ。」と口惜しがっているに違いありません。首を絞められたり、包丁で刺されたりといった大物騒な事件も増えているんですが、それに呼応して“小額盗難事件”のようなプチ物騒な犯罪も増加しているように思われます。ま、本人の意図に反して結果的に“小額”になってしまったケースもあるようなんですが、例えば先ほどのニュースではこんな事件を報じておりました。路上でナイフを持った二人組に襲われて現金を脅し取られるという事件が連続して3件発生したそうですが、まず最初の被害者が28歳の女性だそうでありまして。いいですね、28歳のギャル。僕の興味の対象はだいたい27〜35歳くらいまで(±2歳程度)といった範囲に限られておりまして、女子高生なんか、まったく興味はありません。で、その28歳のギャルが 路上でナイフを持った二人組に襲われて、現金5000えんあまりの入った財布を奪われたと。28歳にして財布の中身が5000えんとは、ちょっと寂しすぎやしないか?…という気がしないでもないんですが、ま、昨日の僕もそれくらいしか持ってませんでしたけどね。

 続いて、同一犯と思われる二人組は58歳の男性を襲います。連続犯罪というのは決して許されるものではありませんが、1件目の収穫が5000えんでは、もう一人襲いたくなっちゃう気持ちもワカランではありません。ま、情状酌量の余地あり…といったところでしょう。で、彼らも彼らなりに“対策”を練り直したのでありましょう。“くみしやすし”と見てギャル系を襲ってみたものの、あまりの収穫の少なさに愕然として、「やっぱ、おっさんちゃうか?」と。が、この作戦はまったく裏目に出ました。二人組が58歳のおじさんから奪い取った小銭入れに入っていた中身は700えん。こうなったらもう、第3の反抗を重ねるより他に手立てはありません。

 次なるターゲットは20歳の女子大生であります。僕の興味の対象外ではありますが、彼らも彼らなりに考えて「意外と女子高生あたりが小金を持っとるんちゃうか?」という結論に達したのでありましょう。で、その結果、得られた現金は8000えん。ま、700えんという数字を目にしてしまった後ではあまりインパクトはありませんが、それにしても決して誉められた金額ではございませんな。結局のところ2人がかりで3人を襲って、得られた現金が1万3700えん。割り勘にして6850えんは、ま、1日のバイトとしてはそこそこですかね?実質の労働時間は30分くらいみたいだしー。

 路上だけでなく、家にいても油断はなりません。何日か前の話ですが、一人暮らしの87歳の婆ちゃんのところに強盗が入ったと。被害額としては、ま、87歳の一人暮らしの婆ちゃんには相応のものだったように記憶しておりますが、被害者の話によると犯人は“20歳から40歳代くらいの男性”だったそうでありまして。20歳40歳代ではかなり開きがあるような気がするんですが、ま、87歳くらいの婆ちゃんともなると、それくらいの幅の年齢層の男というのは、もはや“若いオトコ”としてひとくくりにされちゃうものなのかも知れませんね。「犯人はどういう人でしたか?」…という問いに対して、「とにかく若いオトコじゃった。」「若いって、10代くらいですか?」…という問いに対しては、「そんなコドモではない。」「20代くらいですか?」「そうじゃのぉ。。。」「30代くらいですか?」「そうじゃのぉ。。。」「40代くらいですか?」「そうじゃのぉ。。。」「50代くらいですか?」「そんなにトシはくっておらん。」…という証言から判断して、“20歳から40歳代くらいの男性”という結論が出たのではないかと思われます。いずれにせよ、物騒な世の中になりましたなぁ。。。

 ということで、今日のジャケットはセシル・ペインの『パターン・オブ・ジャズ』です。前回はギル・メレの『パターン・イン・ジャズ』というアルバムを紹介しましたが、間違いなくそのパクリでありましょう。同じバリトン・サックスのアルバムだし、録音年月日も接近してるしー。(『イン』のほうが1ヶ月半ほど先行。)で、『イン』のほうが“まる”を主体とした“幾何学的デザイン”だったのに対し、『オブ』のほうは“四角”で対抗しております。いや、デザイン的には先行する『イン』のほうが秀逸かな?…と個人的には思うんですが、『オブ』のほうは色を塗るのが面倒だったしー。

(自己採点)

saba.JPG

india3.jpg

 ま、70てんくらいですか。インド人も「特にコメント、ない。」言うてました。