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JACKET COLLECTION

2002/05/31


the little giant

 「は人間のマナコである。」というのは磯野波平の名言でありますが、似顔絵を書く時、いちばんポイントになるのは「目」ですよね。よく、犯罪者とかオフ会に参加したギャルの顔写真などを、本人とわからないように掲載する場合には目に黒線を入れるわけですが、それほど「目」というのは顔を特定する場合に重要なパーツであるわけですな。ジャケ絵でも「目」を失敗すると、ロクなものになりません。前回のゴルソンがいい例ですな。いやあれは目が似てないとかいう以前の問題のような気もしますけどね。

 ということで、ここで救世主の登場です。ジャズのジャケットを書く者にとって何が嬉しいといって、サングラスほど有難いものはありません。とりあえあずサングラスをかけてヒゲでも生やしておけば、たちどころにジャズマン顔が出来上がりますもんね。それで楽器でもくわえさせておけば、もう完璧です。ということでグリフィン『ザ・リトル・ジャイアント』、とってもお手軽でありました。

(自己採点)

india3.jpg

 お手軽にして、70てん。世の中、すべからくこうありたいものですなぁ。。。