「じゃけこれは律儀に最初からやる必要はないのでは」…って、いや僕も薄々とはそんな気がしてたんですけどね。 今後の展開を見極めるため、ざっと“jazz giant vol.1”で使われたジャケ絵をチェックしてみて、そのあまりの低レベルさに愕然として呆然として憮然としてカツ鍋御膳。で、今回からネタになりそうなジャケットだけを厳選してお届けしようと思います。かれい技師が提案していたのも「ジャケ絵傑作選」ということでありまして、まさかこうも連日、見るに耐えないイラストを押し付けられるとは思ってもみなかったでしょう。書いてる本人も、ほとほと疲れました。疲労のあまり、持病の痔瘻が出ました。ま、僕は昔から痔瘻には悩まされているので、再発したところで今さら痔瘻といった感じなんですが、それはともかく。

　ゴールデン・ウィークですなぁ。ウチの会社は２７〜２９日まで３連休があって、３日シゴトをして、また４連休というパターンなんですが、前半の３日間はどこに出かけるともなく、ぼーっと過ごしておりました。こうもヒマがあるとかえって原稿を書く気にならないものでありまして、こうして３０日の夜になってあわてて会社で原稿を書いているわけでありますが、昨日の夜はちょっとお絵かきをしておりました。通常、このコーナーでは以前に紹介したジャケ絵をレタッチした程度でリサイクル使用しているわけでありますが、昨日の僕は違いました。つい先日まで、冬用のしっかりとサポートするタイプのパンツを穿いておりまして、何だかそのあたりが窮屈だったんですが、昨日の僕は違いました。春用のトランクスで身も心も軽く、スースー感がもうタマらんっ♪…という感じでありまして、ま、せっかくタブレットも買ったことだし、ちょっと絵でも書いてみるぅ？…という気分だったので、書いてみました。

　ＣＤのジャケットをスキャナーで取り込んで、プリンターで印刷して、タブレットの透明シートに挟んで、ペンでなぞって、塗り絵をして、文字を書き入れて、はい、おしまい。簡単っすね！いや、“ホーズのＶＯＬ．３のワニ”はタブレットで書くには最も適切な素材のひとつでありまして、これがもしアトランティックの『コルトレーンズ・サウンド』で同じことをやれと言われたら、僕はイヤです。

　満点…でイイっすかね？ま、道具さえあれば誰でもこの程度は描けるので、ほとんどインチキですけどね。あ、でもアル中とかで手が震える人は駄目かも知れません。