車の停め方

 砂の中で車を停める場合には,右の写真のように,頭を下に向けた状態で停めるのがよいでしょう。次にスタートする場合に,前進しやすいからです。頭が上を向いた状態ですと,バックし頭が下がる状態まで走行することになります。それだけの広さの余裕がある場所ばかりではありませんので,常に心がけたいことですね。

 車を斜めにして停めた場合,エンジンは即座に切るように心がけるとよいと思います。エンジンオイルがシリンダ内の片方に寄りすぎて,エンジンを焼きかねないからです。激しい運転をしたわけでもないのに,水温が上がっている場合,停車中の傾きが原因かもしれませんよ。ただし,コンボイを組んで走っている最中,他の車を待つために停車した場合にはいちいち切るわけにはいきませんから,時と場合を使い分けましょう。

 写真のような4輪駆動車の場合,35度程度の斜面には耐えられるように設計されています。さらに,タイヤが砂に食い込んでいますので,少々の斜面に停車してもずれ落ちたり,勝手に走り出したりすることは考えられません。平地でスタックしてしまった場合の脱出の難しさを考えると,座り加減が窮屈に感じられても,「常に頭を下にして」を心がけておきましょう。