Sir Baniyas 島

 アブダビから離れること200Kmあまり。ルワイス沖にSir Baniyas島があります。Jabel dannnaの港からダウ船で40分程度でしょうか。島が見えてきます。だんだん近づくと,大きな建物があります。

 そう,ここはザイアッド大統領のパレスが5つもある,大統領の土地なのです。だから,ここに上陸するには,かなり面倒な手続きが必要です。しかし,さすがザイアッド大統領。許可を出したからには,ダウ船も,案内のバスも,食事も,宿泊も無料なのです!そして,ダウ船の船長も,バスのドライバーさんも,みんなとても親切!

 

 そして島に上陸すると,びっくり。なんと,花だらけ!それも満開!

 ザイアッド大統領は,緑や花に対してものすごくこだわっているとは聞いていますが,とにかく島を緑や花で埋め尽くそうって感じなのです。

  とにかく,島は植樹された緑でいっぱいです。写真中央付近の色が濃い所は森のようになっています。バスで1,2時間もあれば回れてしまうような島なのですが,果樹,デーツ(なつめやし),その他の緑で,とにかく,とにかくいっぱいです。

 そして何といっても特筆すべきは,動物たち。写真は左から,オリックス,ガゼル,ほろほろ鳥(?)ですが,島内のほとんどは柵のない大きな放牧地のようになっています。これら動物たちは島内どこに行ってもOKの状態で飼われています。これらの他に,アフリカから来た牛,奈良公園にいそうな鹿…。とにかくたくさんの動物がいます。ドライバーさんの話だと,鹿は5万頭いるということです。バスの前を走って横切るガゼル,足の骨が折れてしまっているガゼル。山肌には「獣道」が無数に走っています。本当の自然の姿ではありませんが,のびのびと 暮らす動物たちに会うことができました。

 

 緑,動物。砂漠に生まれたザイアッド大統領の最後まで続くこだわりがこのSir Baniyas島かもしれません。焼け付くような日差しの下,今日も緑豊かな環境で,動物たちはのびのびと暮らしているのでしょう。