右回りとラウンドアバウト

 アブダビの交差点はイギリスを模範としたらしく,ラウンドアバウトが多用されています。ラウンドアバウトとは交差点の中心に円形の分離帯があり,その回りを左周りに回っていきます。目的の方向の道路には右信号を出しながら曲がっていきます。ラウンドアバウトがある交差点には信号がありません。この中心の分離帯は楕円系をした大きなものもあり,一見するとラウンドアバウトに見えない交差点もあります。また基本的に交差点は右折は信号に関係なく,左から来る車に注意をしていればいつでも右折できます。これらの仕組みが,実に心地よいのです。日本で左折したい時に「なぜ車がこないのに曲がれないのかなあ」と思ったことはありませんか。信号に関係なく自分で安全確認をしながら右折できるというのは実に理にかなっていると思うのです。

 交差点と言えば,信号は対向直進車線が青の場合には絶対に左折信号は青になりません。つまり日本のように,交差点に無理に突っ込んでくる車と曲がろうとする車がぶつかるということは起きません。これも実によい。見えにくい交差点で何度ひやりとしたことか。おまけに,信号無視取締りカメラもあちらこちらに設置されており,先日は無視した車を背後から連続二発のストロボで撮影している瞬間に出会いました。あれはカンペキに押さえられているな。しかし時速何キロかは忘れましたが,フィルムには写らない速度があるらしく,カメラの前をわざと暴走する車もあるようです。これは国に関係ない状況ですね。