1.アブダビから見て  13/sep./2001

2.本当にこれでよいのか  15/sep./2001

3.風が吹けば桶屋が儲かる  15/sep./2001

4.文明社会を攻撃し、罪のない市民を殺している  15/Sep./2001

5.「日本の立場」とは  15/Sep./2001

6.これで憤りを感じなければ鈍感でしょう。   15/Sep./2001

7.気づいていながらも声がかけられない,いじめの構図  17/Sep./2001

8.一人を殺せば殺人,一万人を殺せば英雄    19/Sep./2001

9.この臨時コーナーについて  19/Sep./2001

10.人の前に立つ人間は,人に分かるように説明する義務があるのではないでしょうか  19/Sep./2001

11.偏った情報で偏った判断  19/Sep./2001

12.またもやショーと化している「戦争」  20/Sep./2001

13.これで本当に納得できるのでしょうか  21/Sep./2001

14.素朴な疑問への答えは誰がだしてくれるのでしょう  21/Sep./2001

15.肉を切らせて・・・  21/Sep./2001

16.何を大事にしているのでしょう  22/Sep./2001

17.ブッシュ大統領の演説に関わっての疑問  22/Sep./2001

18.UAEはタリバン政権との断交を発表しました  22/Sep./2001

19.インドやパキスタンに金をちらつかせ,アフガニスタンの人をUAEから追い出しました。 23/Sep./2001

20.人の道としての活動を  25/Sep./2001

21.よほど地球を滅ぼすことが好きらしい  27/Sep./2001

22.冷静に考えたいものです   27/Sep./2001

23.人がまともに生きる権利  28/Sep./2001

24.何のための証拠提示  04/Oct./2001

25.精神的抑圧  04/Oct./2001

26.ねらいは何でしょう  05/Oct./2001

27.「報復」「制裁」「戦争」「テロ」そんなもの何だっていい  07/Oct./2001

28.どうしても理解できない。納得いかない。  07/Oct./2001

29.人の命の軽重があるとは・・・ 09/Oct./2001

30.犠牲者が5000人を超えるまで殺し続けるのでしょう  11/Oct./2001

31.GNPが低く,こんなに貧しい国なんですねえ  11/Oct./2001

32.ここまでくるとあいた口がふさがらない  12/Oct./2001

33.強い口調だからこそ、信用できない    16/Oct./2001

34.APECもそうか  18/Oct./2001

35.アメリカ政府情報操作部CNN  18/Oct./2001

36.何が見えているのか   22/Oct./2001

37.何やってんだろう 25/Oct./2001

38.この動きは,何が目的か分からなくなってきた  06/Nov./2001

39.ごくごく単純に,「理解できない」  07/Nov./2001

40.狂気で平和を生もうと,本気で考えているのだろうか  02/Dec./2001

41.次の動きが見えてきた  07/Dec./2001

42.ラディン氏関与のビデオ公開  14/Dec./2001

43.で,やっぱり日本は  14/Dec./2001

44.偏った情報ではなく,間違った情報  17/Jan./2002

45.やはり最初から証拠などないのでは  18/Jan./2002

46.この新しい動きには注目していたい  20/Jan./2002

47.対アメリカの態度も変わる・・・  21/Jan.2002

48.パレスチナとの対話をやめようとするのはなぜでしょう   25/Jan./2002

49.ロシア,イスラム--アメリカになるのか?  25/Jan./2002

50.アメリカに聞く耳があるかどうか分からないけれど・・・  27/Jan./2002

51.このパートナーシップはさらに混乱を招くのでは  28/Jan./2002

52.イスラムが敵ではないと思う  01/Feb./2002

53.だから考えない人はだめだ  01/Feb./2002

54.だから独りよがりな人はだめだ  03/Feb./2002

55.さあ次の敵を探そう  06/Feb./2002

56.勝手を言うにもほどがある  09/Feb./2002

57.日本も捨てたもんじゃない  11/Feb./2002

58.そりゃそうでしょ    16/Feb./2002

59.先に攻撃を仕掛けたほうが悪者  20/Feb./2002

60.目が点  21/Feb./2002

61.口実がないと動けないのか  7/Mar./2002

62.やはり動きがおかしい  23/June/2002

63.様々な思惑の9・11  13/Sep./2002

64.どういう国づくりをしたいのかな  27/Sep./2002

65.「テロ」という言葉    07/Nov./2002

66.ミサイルに人を認識できればいいのですが  26/Jan./2003

67.「アメリカ式の自由」でイラクを解放?  09/Apr./2003

68.最悪のシナリオっぽい  20/Apr./2003

69.イラク人?  02/May/2003

70.さらに刺激する意図は?   13/May/2003

71.そして人が次々と死んでいくのですね   24/Aug/2003

72.「日本の立場」を日本の首相はどう判断するのでしょう   18/Nov.2003

73.言葉の意味を明確に話をして欲しい  30/Nov./2003

74.日本人だから殺されたことをうまく説明していない  07/Dec./2003

75.「日米同盟のもと」と言う必要はどこにあるの?  09/Dec./2003

76.アメリカの属国と呼ばれる事はステイタス?  12/Dec./2003

77.派遣される自衛隊に多額の土地使用料を請求するなんて  31/Jan./2004

78.大量殺戮兵器発見!  07/June/2004

79.反米勢力の結束を狙うための「ビンラディンとザルカウィ」  20/Oct..2004

80.アメリカ首脳部再編成と自民党での憲法改正案審議開始  18/Nov./2004

 

 

 

 

よほど地球を滅ぼすことが好きらしい

 アメリカで核実験ですね。核ですよ。新聞社サイトによると「クリントン時代に核実験全面禁止条約(CTBT)へ署名、その後は「核実験ではない」として、臨界前核実験を続けてきた。」とのことです。同サイトによるとアメリカ政府の言い分は,

 「オーボエ8」と呼ばれる今回の臨界前核実験は、地下の金属容器の中で行われた。少量のプルトニウムを高性能火薬の爆発力で圧縮し、飛び散った破片が核爆発に及ぼす影響を調べた。

 臨界前核実験は核反応が連続して起こる臨界に達しないため、核爆発を伴わない。同省は「臨界に達しなかったことが監視装置で確かめられた」と発表した。

とのことです。核反応が起きるかどうかなんてことは問題ではありません。核を視野に入れているかどうか,ということが問題なのです。インドとパキスタンに核を作る金を渡す国だけあります。アフガニスタンの人々は,空爆の恐怖に加え,核汚染の恐怖まで抱かなくてはなりましたね。

 今のタイミングで核実験を行うということは,アメリカが今後の対外的な問題の場合,最終的には核を脅しの材料に使っていくという宣言です。広島や長崎に落ちた爆弾より性能はいいでしょうね。今度は何人の人を焼き,何人の人を白血病にしたいのでしょう。

 地球に穴を開け,生き物を殺し,自然環境の何倍もの汚染した空気を作り出そうとするアメリカ。そういう手段で「全世界の文明を守り,不朽の自由を守る」アメリカ。そしてそのアメリカの役に立とうと必死な,「被爆国」日本。能天気にもほどがあります。そうやって,地球の歴史に幕を下ろすといいのかもしれません。もしかしたら,私たちはリセットの時期なのかもしれませんね。狂っている状態を多くの国の政府が,よしとしているのですから。

 アメリカ映画によくある「核で自分たちをほろぼした人類と,生き残った人々の格闘の日々」なんていう筋書きをなぞっている状態ですね。ブッシュは「パールハーバー」の本を読み直しているらしいし,ラディン氏に対しては西部劇ばりばりの「WANTED」の張り紙。アメリカは,騎兵隊のジョンウェインが先住民の土地を侵略していく映画を実写版で再現しているつもりなのでしょう。ハリウッドの国だなあ。

 

冷静に考えたいものです

27日付けの時事通信のサイトには次のようにあります。

アフガンに「聖戦部隊」派遣も=イスラム過激派幹部−インドネシア

【ジャカルタ27日時事】インドネシアのイスラム過激派「ラスカル・ジハード」のジャファル・ウマル・タリブ代表(39)は27日までに時事通信の電話取材に対し、米軍がアフガニスタンを攻撃すれば、同国に約4000人の「聖戦部隊」を派遣すると言明した。また、日本が後方支援のため自衛隊を派遣することに触れ、「日本人やその資産を攻撃する計画はまだないが、米国と同罪と見なす」と警告した。


 さあ,これで日本もテロの標的になった。平和ボケの対話を進める考えはよして,日本も自衛法を早く変えると共に,軍備や警備への予算を増やし,構えを作らなければならない。日本への攻撃が始まる前に,アメリカの報復活動に一刻も早く手を貸し,過激派グループの根を絶やしてしまわなければならない。今のままでは日本もやられる。小泉さん,がんばれ!
 と,考える人もいるんだろうな。というか,国民意識調査を見る限り,こう考える人の方が多いのかもしれません。

もう一度考えて欲しいと思います。どうしてラスカル・ジハードの代表はこういう態度をとらざるを得ないのかということを。彼らがどうして米軍の攻撃にさらされることになたのかを。それに対する明確な根拠も何もないということを。

本当に,今のままでいいんでしょうか。


また,同サイトに次のようにあります。

ガザで銃撃戦、パレスチナ人3人死亡

エルサレム27日時事】パレスチナ自治区ガザからの情報によると、ガザ地区南部の町ラファ付近で26日夜から27日朝にかけ、イスラエル軍とパレスチナ武装勢力の間で激しい銃撃戦があり、パレスチナ人3人が死亡、約30人が負傷した。また、26日夜には、イスラエル軍の戦車5両がラファの難民キャンプ内に一時侵入した。 

 これは,何なのですか。難民キャンプに戦車5両が入るというのは,人間の仕業とは思えません。これはテロではないのですか。公然と行われる殺人はテロとは呼ばないのかもしれませんね。何なのでしょう。テロではないから,アメリカは諜報活動も行わないし,裁きにかけようとも思わないし,イスラエルを閉鎖しようとも思わないのでしょうね。つまりテロの根絶に向けての活動はイスラエルは対象にならないということです。

全く筋道の通らない話が,余りにも多すぎてだれも整理できなくなってきているのでしょう。
こうして全ての人の頭を麻痺させるのもアメリカの作戦なのでしょう。
「戦争だからしかたがない」と言い切っているのは,そういうことです。全てをうやむやにしろ,ということです。


CIA長官が批判の矢面に=同時テロ防げず、辞任求める声

【ワシントン26日時事】11日の米同時多発テロを受け、史上最悪のテロを許した“張本人”として、テネット中央情報局(CIA)長官の辞任を求める声が、米国内の保守派を中心に高まっている。


 整理できていないアメリカ自身の姿がこうです。張本人として名指しするなら,ブッシュ大統領でしょう?

 

人がまともに生きる権利


 9月28日付けの新聞社サイトから,次のようなものを見つけました。


毎日新聞社サイト
○ 米国人は豪州が攻撃されれば豪州のために戦い、戦死もいとわない。立場が逆になれば豪州人も自らの命を喜んで犠牲にする。これが同盟というものです。

 8月17日、シドニーで開かれた米豪安保非公式会合。アーミテージ米国務副長官は締結50周年を迎えたアンザス条約(豪州・ニュージーランド・米国相互安全保障条約)の意義を記者団に聞かれ、そう答えた。.

○ イタリアのベルルスコーニ首相が26日、訪問先のベルリンで,首相は米欧の結束したテロへの対応を説き、「(西欧は)広範な繁栄をもたらした価値体系を持つ自らの文明の優越性を意識すべきだ。(西欧文明の持つ)人権と宗教の自由への考慮はイスラム諸国には存在しない」と述べた。

時事通信社サイト
○ ハイジャック機二機の出発地ボストンの空港でテロの数日前に不審な行動をしたとしてFBIに逮捕されたパイロットも、事件と無関係と分かり釈放された。また、このほど釈放されたテキサス州のサウジアラビア生まれの医者(34)は、ハイジャック犯と同姓というだけで逮捕され、メディアは連日「テログループの金庫番」と報道した。

 


 これらは,あまりにも人が自分の意思に基づいて,また,自分の信じるところに基づいて,生きることの難しさと,世界中で偏見や差別が根付いていることを示していると思います。

 同盟国というのは一緒に死ねということで,今日本に求められている対応ですね。小泉首相がアメリカの期待に沿いたいのならば,あなたが戦場に行かれるとよいでしょう。自衛隊を後ろに引き連れ,ヘルメットをかぶり,鉄砲をかついで,最前線に行かれるといい。

 そして,西欧諸国の一員となり,イスラムへの偏見をはっきりと示しながら叫びながら戦われるといい。「お前ら非文明国のせいで,俺たちの国は危機だ。西欧が世界を侵略してきたこの力をあなどるではない。イスラムを侵略することなど,簡単なのだ。正義は西欧についた国にあり,お前らに自由などない。モスリムも,アラブ人もどうせ西欧社会では区別なんかつかない。お前らなど,いなくなればよいのだ。世界は私たちに任せろ。お前らに安住の地はないのだ。」と。

 メディアの発達は西欧文化の象徴的な存在でもあります。「知る権利」「報道の自由」・・・それらのきれいな言葉の下で,根を張り,枝を伸ばし,世界中の多くの人の意識を操作できる存在までになりました。そしてさらに偏見や先入観を植え付け,誤解を産むことになっています。見るほうの判断によるもので,流す方の責任ではない,という考え方もあるでしょう。しかしそれではそこらの井戸端会議と差がない。

 人の命も「同盟国」という名の下簡単に操作され,国のリーダーやメディアにより人権は侵され,偏見に満ちた世の中を作っている。そんな姿がはっきり見えてきます。

 今回の事件で,多くのことが見えてきました。各国の本音が見えれば見えるほど,理想的な姿からはほど遠く,多くの言葉が嘘に感じられます。私たちは,「どうせ世の中こんなものだ」とあきらめるしかないのでしょうか。

 

何のための証拠提示

 証拠が提示されましたね。まずは同盟国の中の英語を母国語とする国々。そして次が日本を含む他の同盟国。昨日はパキスタンにも伝えられたとニュースにありました。

 疑問1.どうしてこの順番で開示されるのでしょう。

 疑問2.どうして口頭なのでしょう。

 疑問3.「納得できる証拠が示されればラディン氏を出す」といっているタリバンに示されないのはどうしてでしょう。

 アラブ側から見て,疑問3が一番納得がいかないのではないでしょうか。ここが一番大切なポイントだと思うのです。「証拠は持っているんだ」という立場の者が「証拠を見せろ」と言っている者には見せず,殺人を行おうとしているのですから。意味不明です。

 日本政府にも示されたようです。「はっきりはいえないが,十分納得できる内容」とのコメントがありました。「証拠」とはこの程度のものでいいのですか?自衛隊に武器を運ばせろと言われていますが,本当に納得して武器を運ぶつもりなのでしょうか。

 こういう証拠提示で戦争を起すことができるのならば,世界中の犯罪についてどんな言い訳も成り立つことになる気がします。別に行動を起す理由がはっきりしていなくてもいいのですから。こんなあいまいなことでいいのですねえ。今の世界の仕組みはこの程度のことで築き上げられてきたのですねえ。私たちは余りにも悲惨な世界に住んでいますね。今までよりさらに,アメリカ,アメリカにこびへつらう国々,日本への落胆が大きくなりました。まったく理解も納得もできません。

 

精神的抑圧

 U.A.E.には現在外務省が示す国・地域別安全情報というもので,危険度1がついています。「注意喚起」というものです。これはこちらかの情報をもとに,外務省が決定するものらしいのですが,旅行業者の人の話だと,UAEへの観光客は7割減だそうです。日本からだけでなく,世界中からの話ですが。

 その中で私たちの生活も制限せざるを得ません。「遠くに出かけて何か起きたらどうしよう。」「湾岸戦争の時のように,ミサイルが飛んでくるという噂が出るような状態ではないにしろ,空爆が始まったら街は変化するのか」「スーパーから水がなくなったらどうしよう」「アフガニスタン,パキスタン,パレスチナといった国々では毎日テロの被害にあったり,アメリカからのプレッシャーに揺れたりしているのに,自分らだけのほほんとしていていいのだろうか」「今本当にできることはないのか」・・・とさまざまな思いが頭をよぎります。

 UAEは報道規制もあってのことではあるのですが,普段から穏健な政治が行われ,首長をはじめ大臣級は国民や国の利益を優先して考えています。結果としてテロ行為をはじめ,暴動,暴力といったものがほとんどありません。

 私たちが甘いと言えばそれまでなのですが,その国にいる私たちでさえ今の状態はプレッシャーを感じます。ましてや上にあげたような国々での今の生活は想像を絶するものでしょう。「空爆の危険から逃れるために山を越え,瓦礫の中に住む」といったことは,日本人の私たち若い者にはもう想像がつかないことです。

 これは「アメリカにけんかを売ったテロが悪いのだ」と片付けることではありません。今現在プレッシャーを与え続けているのはアメリカとそれを囲む「同盟国」であるし,テロの原因を作ったのもアメリカとそれを囲む「同盟国」だからです。

 示されない証拠,ゲーリークーパーを気取るブッシュ,日の丸を見せろと憲法無視の要求を出すアメリカ政府,立場を考えず高揚してアメリカにへつらう日本政府。いらいらする材料は日に日に増えていきます。こういう精神的抑圧はどう解消したらよいのでしょうね。アフガニスタンの無力な市民は涙を流すしかないのでしょうか。彼らがとれる行動はなんでしょう。

 

ねらいは何でしょう

 5日のニュースを見ると,タリバンのザイーフ駐パキスタン大使が、ロイター通信に,「ウサマ・ビンラディン氏が、ニューヨークとワシントンの攻撃に関与した明白な証拠を米国が提供すれば、ビンラディン氏を裁判にかける用意がある」と述べたとあります。また同大使は、”タリバンは、ビンラディン氏の裁判を他国で行うことを認めるか”との質問に対し、「話し合いには応じるが、まず証拠が提出が提供されなければならない」と述べたとなっています。

 つまり,まだ肝心のところには証拠が示されていません。アメリカの証拠提示はまだ行われていないとの同様です。これはずっと言われ続けていることで,これに対しアメリカは「話し合いの余地はない」と聞く耳を持ちません。

 裁判にかけ,双方の意見を聞き,本当の問題点がどこにあり,どうしたら各々が今後平和に生きることができるのかを模索することに対し,アメリカが反対する理由が分かりません。アメリカのねらいは何でしょう。

 アフガニスタンを攻撃すれば100%テロが再発するとFBIやCAIは言っています。また,イスラムやタリバンの名前を出して,攻撃の材料にするつもりなのでしょう。

 こういうやりとりを見ていると,本当に暴力的なのはアメリカだとしか思えません。今ラディン氏が姿を見せないのは,何かを語る前に殺されるからです。根本的な問題を考える余地を残さず,アメリカの横暴をのさばらせることになるからです。

 アメリカ国内でのテロの可能性を探っているというニュースはありません。本気でテロをなくそうとする努力をしているようにも見えません。ベトナム戦争のように引っ込みがつかなくなる前に,アメリカは自分の姿勢を省みる姿勢を見せないと,反米意識を世界中に増幅させることになるのではないでしょうか。

 でももしかして,アメリカ産業の低下もスイスエアーの危機も,ラディン氏のせいになっているのでしょうか。文明国では・・・。

 

「報復」「制裁」「戦争」「テロ」そんなもの何だっていい

 毎日新聞の読者投稿欄に,「報復という言葉を使うのはよくない。あれは制裁であって,報復という言葉を使うからアメリカの暴力のように見えてしまう」という意見がありました。別に報復でも制裁でもどちらでも構わないです。弱者の暴力をテロと呼び,強者の暴力を戦争というようです。そんなものどちらでも構わないです。

 本日,アメリカはアフガニスタンにミサイルを撃ち込みました。

 アメリカの開戦をだれも止めることができなかった。

 これだけがはっきりしている事実です。そしてこのことの責任は,全世界が負う必要があります。これだけ情報網が発達し,多くの人間の意見を聞くことができ,話し合いも世界中の人間がネットの上でできる時代です。本来なら政府のプロパガンダにのらなくても済んだかもしれない時代です。なのに,だれとして,アメリカの開戦を止めることはできませんでした。やれやれと応援するものの声だけが,世界中のテレビで響きました。それらの声は,それぞれの国を代表する面々でした。

 ニュースによると,空爆は数日間続き,その後特殊部隊が捜索に入るそうです。

 そして,今日もCNNの画面にはイラクの空爆の時同様,アフガニスタンを映し出しています。時々光るものは何でしょう。空爆直後停電になったそうですから,街の明かりではなさそうです。一体私たちは何を見ているのでしょう。5000人の被害者を生んだ悲惨な映像を私たちは見ました。今度は何人の殺人生中継を見るのでしょう。

 報復,制裁活動を支援する人たちは「よしよしこれでよいのだ。思い知れ。」という思いなのでしょうか。「身内がテロの被害にあったと考えてみろ」という人たちは,「これで哀しいのは自分だけではない」と安心しているのでしょうか。地下鉄サリン事件と同一視している人は,これで根絶できるとほっとしているのでしょうか。どうして,このアメリカによる戦争が何も解決しないことが分からないのでしょう。

 「報復に反対するものはテロと同一視する」と誰かが言っていたような気がします。それならそれで結構です。そういう極端な発想には極端な反応しか返らないことなど,10歳の子どもでも分かることですよ。

 狂っている。とにかくメディアに登場するほとんどの人間が狂っている。報復でも制裁でも,そんな言葉は何でもいいです。一見きれいに見える狂った言葉を並べる狂人たちの殺人ごっこが始まりました。証拠も根拠もなにもないこの殺人を是認する狂っている人たちによる,狂気が始まりました。小学生の教科書に「1秒が1年をこわす」という環境問題をとりあげた題材があります。まったく今の狂った状況そのもののことですね。環境問題どころではないですが。

 私はこのアメリカの凶行を一生忘れることはないでしょう。

 

どうしても理解できない。納得いかない。

 こめかみの血管が怒りで切れそうです。ニュースサイトに次のようにあります。

ラムズフェルド国防長官は同時テロから2週間後、「この戦争の勝利とは何か」と問われ、「地球からテロリズムを一掃するのは難しすぎる。米国民が、行きたい所に行け、恐怖感なしで朝、家を出る。その自由を取り戻すことが勝利だ」と答えたことがある。

 アメリカ国民が行きたい所に行く自由。これが自由なのですね。これが世界の自由,永遠の自由,なのですね。これを同盟国は求めているのですね。

 小泉首相はこの戦争を「強く支持」しているとあります。日本はアメリカ国民が行きたい所に行く自由を勝ち取るために参戦しているのですね。これが「テロとの戦い」なのですね。

 本当にこう思っていいのでしょうか。

 ラディン氏が言っている「米国がこれまで人道に対して行った犯罪は許されない」をどう考えるのでしょう。非アメリカ国民がどんなに自由を束縛されようと,それは自由の侵害ではないと思っているのでしょう。これまでアフガニスタンの難民問題には目もくれなかった事実もそれを物語ります。今になって,陸路があるにも関わらず,そらから救援物資を投げつけるポーズをとって,何をごまかそうとしているのでしょうか。

 やることなすこと,アメリカの利己主義があふれ,理論も筋道も無視した横柄な態度が感じられます。ブッシュのテレビ演説の「アフガンの圧制に苦しむ人々は米国の寛大さを知るだろう。我々は軍事拠点を攻撃するが、食糧や薬品も投下する。米国はアフガンの、そして世界の数10億のイスラム教徒の友人だ。 」という言葉。では,なぜ今まで核実験にまわす金をアフガニスタン救援に使わないのでしょうか。なぜアメリカの「寛大さ」を感じなくてはいけないのですか。何が言いたいのか,さっぱり意味不明です。

 ブッシュは「この戦いに中立はない。各国はテロリストの敵か味方か、選択しなくてはならない。 」と再び締めくくっています。これはアメリカ国民には聞かないのですか?世界中の個人には聞かないのですか?私はアメリカの態度に心の底から反対です。ということは私はテロリストの味方ですね。

 では喜んで,そうなりましょう。

 こうしてサイトに発言すると,きっとアメリカ式考えでは私がテロである「確信がもてる」証拠として出されるのでしょうね。
 


人の命の軽重があるとは・・・
 

 アメリカの攻撃により,国民関連施設の民間人が数名命を落としました。ニュースを見ても,それに対する反省,謝罪の言葉がなかなか見つかりません。私の見落としか,それともだれもしていないのでしょうか。

 NHKの解説を見るとアメリカが打ったミサイルはGPSや最新技術を駆使して,標的にかなり正確に命中するようです。しかし誤爆もある,と言っていました。NHKのことですから,解説員はかなりクールな顔で説明をしていました。 ちょっと待て,という感じです。NHKが行っていたのはテロ技術の解説ですね。そしていかにして的確に殺人が行われるかという説明です。こんな技術の解説をする前に,この殺人兵器が無意味な開発であり,ここに投じられる金を使うべき場所はいくらでもあることをどうして説明しないのでしょう。確かに解説員の話は分かりやすく,技術が進んだことも感じられますが,まったく意味のない開発なのです。

 その誤爆なんだか,別に何も考えていないんだか,わざとかは知りませんが,この被害者の命をアメリカはどうとらえるのでしょう。ブッシュは?ミサイル発射スイッチを押した兵隊は?空爆が始まったことに喜びの声をあげるアメリカ国民は?
 5000人の命を奪った相手を殺すためだから,数人の命などには目をつむろう,ということなのでしょうか。これがよく言われる「最小限度の被害」というものなのでしょうか。テロだと騒いだアメリカは,自身が行っている殺人行為をどう考えているのでしょう。一体彼らは何をテロと呼んでいるのか,また分からなくなりました。

 国会での小泉首相も同じです。あの薄ら笑いを浮かべた答弁の姿を見て,背筋が寒くなりました。やはりアメリカだけを訪問し,アラブには来ない彼に見えているのは,殺人ゲームのメンバーに参加させてもらえるかどうかだけのようです。軍事物資を運ぶことを禁じると,いちいち輸送物資をチェックしなくちゃいけないから,軍事物資も認めておくほうがよい,という政府の返答もありました。国会は茶番劇の場です。あんなものやってもしょうがないですね。お話にならない議論を時間をかけてやっているように見えました。狂っている人間に,もう周囲は見えていませんね。

 こんなにアメリカ国民の命に比べて,他の命が軽く考えられていることについて,どうコメントすればよいのでしょうね。命より大事なアメリカとは一体どんな国なのですか?

 

犠牲者が5000人を超えるまで殺し続けるのでしょう

 ニュースサイトには

10日夜のカブール空爆ではミサイルが民家を直撃し、女性や子供を含む計10人が死亡。東部ジャララバード近郊のクラム村は爆撃で壊滅し、住民ら100人以上が死亡した。同村周辺には軍事訓練施設があったとされるが、AFP通信は「施設は既に無人だった」と伝えた。タリバン政権のザイーフ駐パキスタン大使は「ジャララバードではモスク(イスラム礼拝堂)も爆撃された」と語り、米国を非難した。

とあります。そして

 ラムズフェルド国防長官は、犠牲者は「自由な人間として生きたがゆえに殺された」と述べ、テロが米国を始めとする自由社会への挑戦であることを強調、「自由という大義」に殉じた犠牲者たちを「英雄として記憶する」と語った。

ともあります。

 10日夜に命を落とした女性や子どもを含む10人は,何に殉じ,どういう形で記憶されるのでしょう。これもテロのせい,タリバンのせい,ラディン氏のせいで,恨むなら彼らを恨め,ということなのでしょう。

 NGO施設破壊,関係者死亡に関しては,「国防総省当局者が誤爆を「十分あり得たことだ」と認め,ラムズフェルド国防長官は9日、「人命が犠牲の損失を遺憾に思う」と述べた。」とあります。遺憾という言葉がどれだけの重みを持つのかは知りませんが,これで終わりなのでしょうか。アナン氏は誤爆が「国連にとって厳しい一撃だった」と指摘したともありましたが,「厳しい一撃」などという程度のことなのでしょうか。アラブの人の中には「国連もアメリカが認めた人間が動かしているから,あてにはならない」と考えている人もいます。まさにその通りですね。頼るべきものは何もなくなったという状態に近いです。

 アメリカは「特殊爆弾」などという奇妙な爆弾を使い,さらに爆撃を強化する模様です。これは地中深くで爆発したり,小爆弾がいくつも爆発し,より広い場所をつぶせるようです。さすがアメリカ,殺人兵器についての開発は進んでいます。だれかテロ支援国アメリカの資金を凍結してくれませんか。一般市民を洗脳し,自国議会にまで情報規制を引き,秘密裏にテロ作戦を進めようとするブッシュを捕獲してくれませんか。洗脳や武力行使の合図に使われると思われるCNNなどに対し,ブッシュ及びアメリカ政府の発言を流さないように自主規制を促してくれませんか。

 現時点でのアメリカの勝利ラインは,民間人の殺戮5000人というところでしょう。このアメリカの行為を歴史は何と名づけるのでしょうね。ヒトラーはユダヤ人を大虐殺したと言われています。ブッシュはアフガニスタンを人道的に抹殺したとでも呼ばれるのでしょうか。

 

GNPが低く,こんなに貧しい国なんですねえ

 タイトルにしたこの言葉は,NHKの番組の中で,解説委員か司会者が言っていた言葉です。アフガニスタンのことを指して言っていました。そしてそれ以外にGNPを示してあったのは,日本やアメリカだったと思います。

 この言葉は何を示すために使われたのでしょうか。どうしても意味が分かりませんでした。「日本やアメリカはGNPが高く,豊かな国である。それに大してGNPの低いアフガニスタンは不毛の土地である。」ということを言いたかったのでしょうか。で,ナンなのでしょう。ニュースサイトに投稿されている方々の中には,貧乏な国だから過激派が生まれるとか,苦しい生活ゆえに・・・といった味方をされているものがあります。そうなのでしょうか。

 GNPと思想,GNPと国の豊かさ,GNPと人々の心,GNPと過激派,そういうものが関連していると言いたげなのです。

 ギネスブックにはGNPが最も低い国の写真として穀物を手でついている写真が載っています。それを見る限り,「まだこんな生活しているんだぜ」的な扱いのようです。

 こうした味方が一般的なんだと思うことが哀しくてしかたありません。アフガニスタンに小牧から送った物資も,「ほら,やるからとっとけよ。ありがたいだろ」的な考えかもしれませんね。昔,アフリカに送られた日本からの救援物資のダンボールを開けると,着古したぼろぼろの服がいくつも出てきて,現地でも困ったという話を聞いたことがあります。「捨てるようなものだけれども,貧乏な国のやつらにはこれでもありがたいはあずだ。ありがたく思え」という気持ちの塊です。

 アメリカではNGOの職員が死亡したことも知らない人が多くいるという話を聞きます。日本でも,話題にすらならない会社や学校もいくつもあるようです。こうした土壌ではGNPでの比較は「なるほど,やっぱりな」として受け止められるのでしょう。

 私たちの豊かさとは,金があることでも,西欧的生活を送ることでもないのに。

 

ここまでくるとあいた口がふさがらない

 やはり思ったとおりですね。

 ラムズフェルド米国防長官は11日の会見で、アフガニスタン空爆でアフガン国内で100人以上の死者が出たというタリバン政権の主張に対し「(市民が)軍事に関係している場合は命を落とすことがある」とも述べ、空爆に伴う犠牲者が出ることはやむを得ないとの考えを示した。

 とあります。アメリカの軍事作戦で罪のない人が命を落とすことはやむを得ないことらしいですね。テロの可能性がある飛行機激突作戦で罪のない人の命がなくなったことについては,許せない,戦争だ,仕返しだ!とわめき散らすくせに。どうしたらこんな言葉が出るのでしょう。どうしてこんな言葉しか出ないのでしょう。どうしてこんなアメリカという国に賛同を求め,同盟関係の強化や確認を求めるのでしょう。心の底から応援してもらえると,本気で考えているのでしょうか。死んでもやむを得ない市民の命があるとは,初めて知りました。いや,違いますね。アメリカ国民の命より他国市民の命は軽いのだとと痛感しました。どうしてこういう発言をする人はA級戦犯にならないのですか?

 

 ニューヨークのジュリアーニ市長は11日、有名な国際投資家であるサウジアラビアのアルワリード王子(44)が同時多発テロの被害者の気持ちをないがしろにしたと批判、1000万ドル(約12億円)の寄付申し入れを拒否した。

 とあります。ではアルワリード王子は,どう被害者の気持ちをないがしろにしたか。世界貿易センタービルの崩壊跡を視察した際、「米国は中東政策を見直し、パレスチナ問題でもっとバランスをとるべきだ」と話したことです。そして市長は,「テロ攻撃の責任を問う言葉がない。5000人以上の人が殺された時、そんなことを要求する権利があるのか」と激怒したそうです。

 王子はWTCの現場を見ました。そしてその上で冷静な判断をしました。王子が言いたかったのは,この哀しい犠牲者を生んだ本当の理由をよく探して欲しい,これ以上こういった惨事を繰り返さないようにしよう,ということでしょう。ジュリアーニ市長の言葉通り,テロ攻撃の責任をきちんとアメリカに問うていますよ。市長が聞こえないだけ。自分の近視眼的な見方や考え方で聞き方を間違え,さらに王子を批判し,NY市民のために使える12億の金を捨てる市長は,さすがパレスチナの現場も見ずに,叫んでいるだけありますね。

 

 ブッシュ大統領はイラクのフセイン大統領について「大量破壊兵器を開発しており、邪悪な人物だ。テロ組織を保護する国家も裁く」などと述べ、アフガニスタンで進めている中枢テロの最重要容疑者ウサマ・ビンラディン氏とその組織アルカイダの掃討作戦が終了すれば、米国が進めるテロとの戦いの相手はイラクとなる可能性を示唆した。

 ともあります。特殊爆弾だ,劣化ウラン使用だと武器開発に余念がないアメリカが言う台詞ではありません。今回全くかかわりのないイラクを攻撃する理由もありません。親父がやり損ねたからぼくがやるね,みたいな感じですね。邪悪で,テロそのものはアメリカであることをさらに痛感します。

 

 彼らのように,ブッシュを始め今のアメリカを代表する方々には,ほとほとあきれます。ここまで狂ってきていると,私たちが持っている常識では測りきれないものがあります。「ベトナムでは(戦争時),狂うしかないんだ。そうしないと本当に精神がやられてしまう」といったような台詞を何かの映画で見たことがある気がしますが,本当にアメリカは 精神がやられてしまっているようです。

 

強い口調だからこそ、信用できない

 15日には、対テロ法案が衆議院特別委員会で可決されました。

テロ特措法案は、自衛隊の米軍などへの後方支援や被災民の救援、米兵などの捜索救助活動の実施手続きを定めたもの。自衛隊の活動範囲については、非戦闘地域に限定した上で、相手国の同意を条件に初めて外国領土まで広げた。与党修正により、自衛隊派遣命令後20日以内の国会承認が義務付けられたほか、武器・弾薬輸送を海上輸送に限定することが別表に明記された。

とされています。また、

 自衛隊法改正案は、テロ攻撃に備え在日米軍や自衛隊施設の警備を自衛隊が「警護出動」によって行うことが柱。防衛上の機密保持のため「防衛秘密」規定を新設、違反者に最高で懲役5年を科すなどの改正も盛り込まれた。海保法改正案は海上保安官の武器使用権限を拡大し、不審船への威嚇射撃だけでなく、停船させるための船体射撃も可能とする内容となっている。

ともあります。

 とにかくはっきりしたのは、日本がアメリカの傘下に入り、軍事国として歩み始めることができるきっかけを作ったということでしょう。日本には徴兵制度がないことを問題にしている意見を読んだことがありますが、そのうち、法案として通るかもしれません。自衛隊が戦争をしに行く、殺されて人が減る。志願兵だけでは足りないから、徴兵制度の下、もっと戦争に駆り出す人員を確保、と考えなくもないでしょうね。特に小泉政権と、それを支える日本国民のことだから。

 小泉首相が語る様子を時々NHKで見ることができます。常に強い口調で話される。あれがいいのだとされているようですが、「テロと断固戦う」と強い口調で話す裏には、「そのために、君も命を投げ出す覚悟でいてくれ。そうしてくれないと、アメリカからも切られるし…」みたいなごまかしがあるような気がしてしかたなく、実に悲しい気分になります。

世界貿易機関(WTO)は、十一月九日から予定していた第四回閣僚会議について、カタールのドーハでの開催を断念し、代わりにシンガポールで開く方針を固めた。

WTOは米中枢同時テロを受け、米国がイスラム教国のカタールでの開催に難色を示している上、米英軍のアフガニスタン攻撃で中東情勢が不透明なため、要人警護の観点からも開催地を変更した方がよいと判断した。

 これに関連して日本政府が、十三日からシンガポールで開かれたWTO非公式閣僚会議の席上、米国や欧州連合(EU)、カナダに同調する形で、カタールに対しドーハ開催の見送りを正式な外交手続きで申し入れていたことも分かった。

 というニュースもあります。相変わらずイスラム偏見を示すアメリカ(相手や場によってこれだけ言うことをころころ変えるのにも腹が立ちます)と、そのお尻を追っかける日本政府。小泉さんの強い口調には、「アメリカと友達なんだ、いいだろ」という「誇り」があるような気がして、あきれています。

 

APECもそうか

   アジア太平洋経済協力会議(APEC)が20日からの首脳会議で採択する「反テロ」共同声明に、「APEC域内での石油の共同備蓄推進」などのテロ対策4項目が盛り込まれることが17日、固まった。18日の各国外相によるテロ特別会合で了承される見通しだ。

 と,18日のニュースにあります。

 まるで,テロは産油地の中東にいるから,そこの影響を受けないようにしよう,という考えのようです。中央アジア,アメリカ国内の石油をアメリカ経由で買え,ということなのでしょう。

 中東で掘ったはいいが売り場がない石油を,アメリカメジャーに金が回るように手を組ませた上で,日本に売りつけたアメリカ。戦後占領下ではいかにして日本に力をつけないかを必死になって探っていたアメリカも,利益のためなら日本などという小さい国はどうでもいいでしょう。「力をつけるから」といって日本には扱わせなった石油を,こうして扱わせるようになりましたね。日石モービルとか,昭和シェルといったように,アメリカ企業の名前が入っているのは,アメリカが「メジャーと手を組んだ上で,その指導の下,石油を扱いなさい」ということですね。

 今回は「中央アジアの石油は,アメリカを通して買えるようにしてやろう。アフガンーパキスタンルートも開通できそうだし。(つまり,アメリカ占領下に置けるから)だから,中東をあてにするのはやめてもいいよ。あそこはアメリカが無茶苦茶にしておいてやるから,どうせだめになるんだよ。最悪,アメリカの石油を売ってあげよう。」みたいなことかもしれませんね。

 中東はずしを進めるアメリカと,それの属国の集まりがAPECなのでしょうね。

 

アメリカ政府情報操作部CNN

 機会があれば「報道の自由」を唱えるアメリカメディアの一つであるCNNは政府からの要請で(強制でしょ)ビンラディン一派の放送を流すことを自粛しています。つまり,アメリカのアメリカによるアメリカに都合のよい情報だけを流せということです。第二次世界大戦中の日本国内の状況と同じですね。まずは国民を盲目化させることからはじめようというものです。そしてCNNもそれに同調し,アメリカ政府情報操作部として機能しています。

 そのCNNがカタールのTV局「アル ジャジーラ」を通してラディン氏に質問を送るらしい。

CNNの質問は、〈1〉アル・カーイダと同時テロの関係〈2〉最近の炭疽(たんそ)菌騒動との関係〈3〉ハイジャック犯はアル・カーイダの資金や訓練を受けていたか〈4〉アル・カーイダは核・生物・化学兵器を持ち、使用する意図があるか〈5〉イスラム教国指導者によるテロ批判をどう思うか〈6〉無実の人の命を奪うテロ行為をどう正当化するのか

これはブッシュ大統領への質問ではないのかと,目を疑います。回答はシミュレーションです。

1)アメリカ政府と同時テロの関係

  もちろん,敵を欺くなら味方からと言うでしょう。これだけの情報網を持ったアメリカが知らないわけないじゃないか。   

2)最近の炭疽(たんそ)菌騒動との関係

  車で突っ込むとか,シカゴのビルが危ないとか,FBIを使って嘘を流したり,国民の目をそむけさせたりするのに苦労したよ。生物兵器となれば,国民はイラクとかにも目をむけるし,今のアフガニスタンでの人殺しからも少し目が背けられるし,さらにアメリカは被害者という顔ができるし,まあ「最低限の犠牲者」はしかたあるまい。これで,石油とか,イスラムの分裂とかいったアメリカの国益が得られれば,安いもんだ。ちょうどいいことに,日本ではまねをした愉快犯がいるらしい。ますますアフガンでの人殺しがやりやすくなったよ。

3)ハイジャック犯はアメリカ政府の資金や訓練を受けていたか

  あたりまえのことを聞くな。うち以外にどこにそんな金があるというのだ。

4)アメリカ政府は核・生物・化学兵器を持ち,使用する意図があるか

  なければ核実験をわざわざしないっていうの。アメリカは日本731部隊の資料もいっぱい持ってるし,あの時助けてやった研究者からも情報もらえるし,ウランだって使えるし,何だってできる。だって,使えばとりあえずみんな殺せるじゃないか。しばらくしてきれいになったと思ったら,アメリカが占領してちゃんとしてやるよ。きれいにならなかったら?そんなの捨てればいいじゃないか。別の国を占領するよ。

5)イスラム教国国民,アメリカ国民によるアメリカ批判をどう思うか

  言わせておけばいいさ。どうせイスラムは文明国でもないし,アメリカがにらめばどうにでもなる。とりあえず,あちこちとの協力はGETしておいたから,日本にもイギリスにも今から嫌とは言わせない。はむかえばやってやるだけさ。そうしないと今まで自由とか正義とか言ってる意味ないじゃん。アメリカ国民?そんなものまただませばいいさ。CNNだってABCだって何だって使って,洗脳しちゃえばいい。

6)無実の人の命を奪う国家テロ行為を,どう正当化するのか

  そんなもの,アメリカ以外のところに「敵」となるものを設定しちゃえば簡単でしょ。今までだって,ずっとそうしてきたんだから,これからもうまくいくさ。文句言いそうだったら,その前に殺しちゃえばいいし,何ていったって「戦争」と名づけりゃ殺人も言い訳がたつんだから,それでいいんだよ。それに,別にアメリカが正当化する必要もないじゃん。だってアメリカがやればそれがグローバルスタンダードなんだから。あとの国は黙っていればいいっていうの。

  ラディン氏が質問に答えるかどうかは分かりませんが,ブッシュにも答えて欲しいです。あ,いいや。どうせ西部劇気取りで話すだけだから。

 

何が見えているのか

22日の読売新聞社のサイトには次のようにありました。

 【上海22日=伊藤俊行】小泉首相は22日午前、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の一連の会議でマレーシアのマハティール首相らが米同時テロの背景にパレスチナ和平問題があるとの考えを示していることについて、「そうではない。それはテロリストの戦略に乗ることだ。パレスチナ問題があるからテロが起こったという論理に乗ってはいけないと、APEC諸国の首脳は一致したんじゃないか」と、テロ行為はいかなる事情でも正当化されないとの考えを強調した。

 また,毎日新聞社のサイトには

PKO法改正:
「防護対象の拡大」などを検討 政府・与党

現行法では「自分や近くにいる隊員」に限定されている武器使用の防護対象を拡大し、他国の部隊隊員にも適用する方針。また、現行法では適用除外になっている自衛隊法95条の「武器などの防護」を、周辺事態法などと同様に適用できるようにする。警護任務は非政府組織(NGO)や国連の要人などを対象とし、PKO隊員の任務として新たに付与することを検討している。

 これに関連し、防衛庁の佐藤謙事務次官は22日の記者会見で「PKF本体業務凍結解除に合わせ、武器使用の対象拡大など三つの論点が党、政府含めて議論されてきている。できるだけ早く解決が図られるべきだ」と述べ、今国会中の同法改正に期待感を示した。

外務省:
中東アフリカ局長を英国に派遣 タリバン後を協議

 外務省は22日、重家俊範中東アフリカ局長を英国に派遣した。タリバン政権崩壊後のアフガニスタン和平・復興問題を米英両国と協議するのが目的。英国訪問後、米国に回る。

 アフガニスタンの和平・復興については、中国・上海での日米首脳会談で日米双方が積極的に関与していくことを確認しており、ブッシュ大統領は小泉純一郎首相にアフガン周辺6か国と日米露3国による協議を呼びかけている。重家氏は米英両国の政府関係者のほか、ニューヨークでは国連関係者とも具体的な協議を行う予定だ。

 

 さてさて,小泉首相,政府与党は何を見て,これらの発言,決定なのでしょう。

 やはり本気で「文明国で自由に生きている人間が憎いのだ」というブッシュ大統領の表向きの言葉を,表向きどおり受け取り,ラディン氏は「自分にとって憎い相手だから飛行機で突っ込んだ」と考えているのでしょうか。まあ,裏での工作や本音など話さないでしょうから,表向き通りでしかいられないのでしょうけれども,「パレスチナのことと今回のことを結びつけるな」という発言には驚きです。やはりニューヨークには行っても,パレスチナには行かない人の発言ですね。

 そして,とうとう自衛隊に武器を正式に持たせました。憲法9条の崩壊ですね。この理論でいくと「自分の身を自分で守るために,個人が武器を所持すること」も認めざるを得なくなりますね。投稿サイトの中には,報復賛成の理由として「やられて笑っていられるか」という趣向のものがありますが,それもこれも,同じですね。つまり,日本もアメリカのように,銃社会でも構わない,ということです。国を守るために自衛隊に銃を持たせるのですから,個人を守るために個人が銃を持つことも当然でしょう。

 ブッシュ大統領は「アフガニスタンの新政権の枠組みは国連がする」と言っていますね。ところが米国務長官は「新政権にタリバンは入れない」と言っています。あれあれ,言ったそばから違う発言が・・・。そして日本は「英米の言うとおりに」という感じで対応しています。この前パウエル氏はパキスタンに行き「アメリカの言うとおりにしたら,借金をちゃらにしてあげよう。そしてタリバンを倒したら,アメリカやパキスタンに都合のいい政権を立てよう」と話をしていますね。

 つまり,日本は自分たちがとろうとしている行動の先に,何が見えているのか,さっぱり私たち国民には見えてこない,ということです。本当に日本がとるべき行動をとっているのでしょうか。私には日本の明るい将来が見えてきません。「隣に住む人が銃を持っているかもしれない状況の中で,英米の指導を受けながら生活する」なんて,まっぴらごめんなんですけれど。

 

何やってんだろう

 ニュースサイトには次のようにありました。

25日午後の参院外交防衛委員会で、米軍がアフガニスタン攻撃に使用している巡航ミサイル・トマホークの発射が、テロ対策特別措置法案で規定する「戦闘行為」に当たるかどうかの問題が再び取り上げられた。中谷元・防衛庁長官はミサイルの発射そのものが戦闘行為に当たるとは限らないとの認識を示した。しかし、津野修内閣法制局長官は「発射は戦闘行為の一部」との見解を示し、政府答弁のぶれが明らかになった。 (25日 時事通信サイトより)

 「トマホークが戦闘行為かどうか」で議論する「国が行っている会議」というのも,何か限界を突破してしまっている気がしませんか。防衛庁長官の回答は本心なのでしょうか。

 もともとアメリカが作らせた自衛隊だから,きっとアメリカから自衛隊を軍隊として格上げするような要請でも来ているとしか思えません。とにかく,アメリカの傘下として戦闘に参加できるよう必死になっているようです。冷戦終了後の敵は,もう共産圏ではないでしょうから,やはりイスラム圏でしょうね。アメリカによる情報操作を見ていると,とにかくアメリカ国民の敵対意識をイスラムに向けたがっているようにしか見えませんから。昔は簡単でしたね。「反ソ」「反共」ならとても分かりやすいですから。少し今回は勝手が違うようです。イスラムを崩そうとしても無理ですよ。ブッシュ大統領や今のアメリカ政府では握手することは不可能でしょう。

 それより日本政府はアメリカのそういった思惑を知っているのでしょうが,いつまでそういうスタンスでつきあっていくつもりなのでしょう。やはり政界,経済界には多くの金がアメリカから流れているのでしょうね。国民がどう思おうと,そんなことはお構いない。とにかくアメリカにこばんざめみたいにくっついていたいのでしょう。「アメリカのおかげで日本の戦後復興が成功した」「アメリカに助けられてここまできた」などと寝たようなことを言っている日本人も多くいますが,日本政府の今までのやり方はある意味成功したと言えるのでしょうね。こういう盲目の日本人を生み出したという点で。国民が何も見えず,考えなければ,政府の思惑通りに進みますからね。

 トマホークが戦闘行為かどうか,などということをまじめに議論しているような低脳な連中に,本当に国を任せていていいのでしょうか。こういう国だと,バットを振り回して人を殺したとしても,きっと罪にはならないでしょうね。こういう言葉は使いたくないのですが,まったく「阿呆らしい」議論です。一体何やってんでしょう。

 

「この動きは,何が目的か分からなくなってきた」

 6日の時事通信のサイトには次のようなニュースが並んでいます。

強力爆弾デージー・カッター登場=米、アフガン北部に投下

【ワシントン5日時事】米NBCテレビは5日、米軍がアフガニスタン攻撃で、通称「デージー・カッター」と呼ばれる全長約4メートルの強力な1万5千ポンド爆弾(BLU82)の投下を始めたと報じた。

ロシア、米ミサイル防衛実験を容認へ

対インド武器輸出解禁で合意=米政府

【ロンドン5日時事】6日付の英紙タイムズは、米国が1998年のインドの核実験に対する制裁措置として行ってきた同国向け武器輸出の禁止を解除することで、同国と合意したと報じた。米国の対アフガニスタン攻撃が長期化する中で、攻撃への理解を改めて取り付けるのが狙いとみられる。

日本提出の核軍縮決議案を採択=米は反対−国連総会委

【ニューヨーク5日時事】国連総会第1委員会(軍縮・安全保障問題)は5日、日本が提出していた核軍縮決議案を賛成124、反対2、棄権20で採択した。同案は12月の総会本会議で、総会決議として採択される見通し。

アルカイダ、核兵器入手を画策=米大統領が反テロ会議で警告

【ベルリン6日時事】ポーランドからの報道によると、ブッシュ米大統領は6日、ワルシャワで開かれた中・東欧17カ国の反テロ首脳会議で衛星テレビを通じて演説し、米同時テロの首謀者ウサマ・ビンラディン氏率いるテロ組織「アルカイダ」が生物・化学兵器に加えて、核兵器の入手も画策していると警告した。同大統領がこのような警告を発したのは初めて。 

 

 これらの流れを見ていると,アメリカの動きが妙だと感じませんか。

 「自分は巨大な爆弾を他国に落としている」「自国のミサイルによる防衛を認めさせている」「インドへの武器の流入を認めている」「核軍縮に反対している」「アルカイダが核を持つだろうと警告している」

 つまり,アメリカが一人で「あいつが核を持つから,みんな持て。俺も持つから。」と騒ぎ立てているようです。どうも第3次世界大戦を自らの手で引き起こそうと必死になっているようにしか見えません。CIAはラディン氏とこの夏に会っているのに捕まえようとはしていないところを見ると,やはり当初の予想通り,今回のアフガニスタン侵攻は,ラディン氏捕獲を建前とした,軍事的な騒ぎを起すことに目的があるようです。だれか仮にでも敵を作っておけば,国民の同意は得られる国です。それがたまたまラディン氏であり,要はアメリカが自分の思う通りに武器を使い,核を準備する同意や金が動けばそれでいいのでしょう。

 大きな爆弾を落とす理由も,アルカイダが核を入手しようとしている証拠も,別に何もないのです。何も示さないまま,アメリカはどんどん侵攻を進めるのでしょうね。私は当初,WTCの犠牲者5000人を越えるまで続けるつもりなのか,と書きましたが,きっとアメリカはアフガニスタンに住む全ての人を殺すまで続けるのでしょう。どうしてこんな殺人鬼が,のうのうとしていられる世の中なのでしょう。正義はどこにあるのですか?

 

ごくごく単純に,「理解できない」

11月6日,7日の毎日新聞社のサイトには

アフガン空爆:
世界最大「BLU82爆弾」投下 米参謀本部


  米統合参謀本部のペース副議長は「C130輸送機の後方からパラシュートで投下され、地上約90センチで爆発する。爆発すると地
獄になる。目的は人を殺すことだ」と説明した。

 

米軍の食糧投下 「人間と羊を勘違い」と反発も

 米軍はアフガニスタン空爆で同時に、住民への食糧投下を進めている。投下しているのは、1人1日分の栄養として十分とされる約2300キロカロリー分の食糧。住民の大半がイスラム教徒であるため、戒律に配慮し豚肉の成分は入っていないという。「人道援助物資」と主張する米軍はパックに「アメリカ合衆国からの贈り物」などと記している。

 だが、誤爆などで多数の住民が犠牲になっているだけに、現地住民やアラブ・イスラム諸国には「攻撃を覆い隠すもの」「人間を羊と勘違いしている」との反発も強く、中には焼却処分にしたケースもある。

とあります。

 ごくごく単純に考えて,アメリカが使う「人道」という格好のよい言葉の意味が分かりません。

 人を殺すため(爆弾なんだから当然のことなのですが)に世界最大の爆弾を落とし,人が生きられるようピーナツバターやクラッカーをわざわざ空から落とす。もちろん,空から落ちてきた食料をありがたくいただく人ばかりではありません。日本の戦後のように,ギブミーチョコレート,ではない。戦時下の日本にアメリカから食料が落とされても,やはり,食べようとはしないだろうなと思います。

 とにかく,人道という言葉を使うこと,わざわざアメリカからの贈り物と書くこと,その上で何トンもの爆弾を殺人のために落下させること。これらの矛盾と偽善に腹が立ってしかたありません。

 

狂気で平和を生もうと,本気で考えているのだろうか

 タリバンが北部同盟に捉えられ,殺害される様子が,バハレーンで印刷されるケッラ(インドの言葉)で書かれた「マーディヤマム」という新聞に載っていました。日付は11月20日です。

 捕まえられたタリバン兵士が,辱められ,路上で銃殺される模様です。

 タリバンの側に立っているのではありません。

 これが戦争なのだと言い切られてしまったら,何も言えません。

 しかし,アメリカ政府は,アフガニスタンの次にイラク反政府組織への援助により,フセイン打倒を考えていることであるとか,ソマリアに兵を向けるとかいうニュースを聞くと,狂気を生み続けるつもりなのだと感じます。「聖なる・・・」「自由の・・・」意味不明な言葉で飾り,米兵は遠くからミサイルを打ち,内乱を拡大させることで互いに殺し合いをさせる。狂気で平和を生もうと,本気で考えているのでしょうか。

 

次の動きが見えてきた

 たくさんの武器を動かすことに対して,議会の承認を得たアメリカ政府は,とうとう,ミサイル追撃実験を成功させ,弾道追撃ミサイル制限条約からの脱退を表明しました。

 イスラエルはアメリカが出した理論と同じ理論で,パレスチナをテロ国家とし堂々と攻撃を始めました。第2のアフガニスタンにするつもりでしょう。そしてブッシュ大統領はイスラエルの姿勢を認めています。

 イラクやソマリアと言う名前を出して,テロだと呼び,攻撃をちらつかせています。

 当初の「ラディン氏の捜索」から「全土に対する殺戮」へと変わっていったアメリカの攻撃は,終わる所を知りません。アメリカの「同盟国」ではない国は「敵」ですから,それらが「負けました,何でもいうことを聞きます」というまで終わらないのでしょう。アメリカ政府が言っている「長い戦い」とはそれを意味するのでしょう。

 これらの動きを見ていると,アメリカを中心とした地球全体主義思想や,都合の悪いものを排除しようとする思想などが浮き彫りになります。アメリカによるナチズムです。タンソ病原菌はやはり,アメリカ国内で組織によって過去に作られていたものらしいというではありませんか。ミサイルをはじめ大量殺人兵器や殺人生物兵器を大量に生産し,世界の平和を乱し,世界の国々を脅威にさらしているのは,イラクでも,アメリカが言う「テロ支援国」でもなく,アメリカそのものですね。アメリカによる中東侵略がやはりはっきりしてきました。

 アフガニスタンの政権は,絶対にアメリカが考えるシナリオ通りには進みません。今以上にもめると,アメリカは北部同盟を敵とする口実を作り始めるでしょう。北部同盟がアメリカの「同盟」として手を組み続けるとは考えられないし,それ以上にアフガニスタンの国民性は複雑で,アメリカが支配できるものではないと思います。日本を過去に占領したように,自分の属国としてアフガニスタンの精神までゆがめてしまえば可能でしょうが,無宗教であった日本と,イスラムという強い宗教で結びつきがあるアフガニスタンとは全く異なるでしょう。すでに戦国時代を終えていた日本と,各組織がしのぎを削っているアフガニスタンとは全く異なるでしょう。昔対ソとして「利用」していたタリバンを追い出すことに成功したとしても,アメリカに有利な材料など,何もないと思います。知っている人は知っているでしょう,アメリカが本気でアフガニスタンを支援しようとしているわけではないことなど。彼らのいう支援とは,自分の都合のよいように,国をかき回し,政権を作りあげてしまうことであって,その国の国民のことなど本気で考えていないことなど。

 「同盟国」の日本のことを,ラムズフェルド国務長官が 「あす(7日)は60回目の真珠湾(攻撃)の記念日だ。2千人以上の米国人が急襲で死亡した。9月11日の恐ろしい急襲ではそれ以上の米国人が死亡した」と言っている様に,国民のプロパガンダのために使える国だとしか考えていないのです。いつまでたっても,日本のことなど同盟などとは思っていないのです。日本のように,それを知っていても甘い汁を吸えるために,「同盟国として協力しましょう」と言い続ける政治家や経済人が多量に現れなければ,アフガニスタンは変わりません。無理だろうな。

 

ラディン氏関与のビデオの公開

 決定的証拠らしいですね。世間話が。11月6日に撮影され,29日に米が入手,30日に確認をして,今公開らしいですが,「では11月29日までは,あの【憶測状況証拠】だけでアフガニスタンの人々を殺害していたこと」になりますね。また,今回公開されたビデオが「証拠」として成り立つのであれば,私たちが撮影しているホームビデオのほとんどは,何らかの事件の証拠として使われそうです。ラディン氏が首謀者であることは,だれも何も言っていないのですから。あの程度の会話は,世界中で何億回となされているのではないでしょうか。

 ニュースによると,あのビデオで「やっぱり」と思う人もいるようです。まあ,だから米のプロパガンダも成功するのですが。しかし,イスラエルがパレスチナ自治区の破壊を始め,米もそれを認めている状況を考えると,ニュースにあるようなイスラム原理主義ではなくとも,ほとんどのイスラムはだまされませんよ。米への怒りは度を増すばかりです。

 炭そ菌も米自身のものである可能性が高くなってきた事実も考えると,米が提出する証拠すべてが,彼らの自作に思えてきます。そしてイスラムかく乱,米植民地政策等のねらいのためなら,何でもやる国なのだという印象が高まるばかりです。安全保障を切り捨てようとさえし始めているアメリカを,まだ信じる人がいるのでしょうか。

 

で,日本はやっぱり・・・

 さあ,次は日本に求めてくるぞ,と思っていたら,日本の反応はやっぱりこんな感じでした。(14日,時事通信より)

米脱退に一定の理解=核軍縮・不拡散の進展には期待−政府

    政府は14日、米国が弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約からの脱退をロシアなどに通告したことについて、「冷戦後の安全保障の環境変化を踏まえ、新たな戦略枠組みを構築するというブッシュ大統領の姿勢は理解している」(福田康夫官房長官)として、一定の理解を示した。

米脱退に一定の理解=中谷防衛庁長官−ABM制限条約

   中谷元・防衛庁長官は14日午前の閣議後の記者会見で、米国が弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約からの脱退をロシア側に通告したことについて、「今後の核軍縮、世界のミサイルのバランス、地域の安全保障を総合的に勘案した上での政策判断だと思う」と一定の理解を示した。その上で、「わが国としても、ミサイルが抑制され、世界全体の安定が保たれるようさらに努力したい」と強調した。 

 「まじですかーーーー??」と大きな声で聞きたくなりませんか。ロシアはもうアメリカに「冗談じゃないだろ」と言える力がありません。だから,「ぼくも核を減らすから,君もそうしてくれよ。だったら,抜けてもいいってことにするからさ」

 会見したパウエル長官によると、プーチン大統領は同条約の維持が望ましいとしながら、米国への警告や対抗措置には言及せず、基本的に脱退を認める姿勢を見せた。さらに同大統領は、ロシアの戦略核の削減規模を初めて数字で明示し、1700〜2200個のレベルまで削減する米側とほぼ歩調をそろえた。(14日,毎日新聞)

と言うしかないですね。

 そして「同盟国日本」。さらに弱弱しく「ぼくにはよく分からないけれど,しかたないと思う。きっと米がやることだから大丈夫なんだよ」とつぶやいていますね。ジャイアンとスネ夫か,という感じです。次は,日本に核軍備を求めてきますよ。ソ連無き後,中東対策(今はテロ支援国と言ったほうがいいのかも)が米のネックですから。米の世界支配への筋書きに日本が乗せられる日も近いと思うのです。

 日本が核軍備ですよ。むつ,がどうのこうのではなく,核弾頭を持つ日が来るのでしょうか。「日本という小さい国のことだけでなく,世界の平和を考えると,日本が軍備を整えるのも間違いとは言い切れない」という答弁が聞こえてきそうです。

 まじですかーーー。

 

「偏った情報ではなく,間違った情報」

 1月17日の時事通信のサイトには次のようにありました。

ビンラディン情報、ほとんど間違い=米国防長官【ワシントン16日時事】ラムズフェルド米国防長官は16日の記者会見で、捕そく作戦が難航している同時テロ容疑者ウサマ・ビンラディン氏とタリバン最高指導者オマル師について、間違った情報が多いことを率直に認めた。 

 以前,「偏った情報で偏った判断」という文章を書きました。実は偏った情報ではなく,「間違った情報」による殺戮行為だったことが明らかになりました。

 大昔の日本,「仇討ち」が合法であった頃,もしも自分の父親の仇と思っていた侍が実は間違っていたのなら,仇を討った人間はどうなったのでしょう。「まあ,しょうがなかった」で済むとは思えないのですが・・・。

 アメリカがアフガニスタンの洞窟をぶち壊したいのは,ラディン氏を捜索するためでも,タリバンが再結成をしようとしているからでもなく,とにかく反米組織と思われるもの,疑わしきものは全て殺しておこう,壊しておこうという,目先の目的のためでしょう。ほとんどのものがアメリカがアフガニスタンに駐留し続けることに対しては反対しているはずです。しかし,目先にある恐怖から目をそらすことができず,爆薬を投下し続け,人を殺し続けています。アメリカの議会では史上最大規模の軍事予算が認められました。アメリカ国民は「間違った情報による偏った判断」を今でも続けているようです。いや,間違った情報による,というのも間違いかもしれませんね。アメリカは間違っていようと「情報が入った時は,信頼できる筋からであって,真実であると判断できた」とでも何でも言っておけばよいのですから。とにかく,アフガニスタンにミサイルを撃ち込む理由らしきものがあれば,よかったのでしょう。

 次はどこですか。イエメンのアメリカ大使館は撤退しました。ということは,イエメンでしょうか。やはり以前に痛い目に遭わされたソマリアでしょうか。それともスーダン?アラブにも友達が少なそうなイラク?大本だと考えているイランには早すぎるかな。

 サウジアラビアに嘘をついて駐留し続けていることを反省材料ともせず,さらにアフガニスタンに駐留を続け,その上で他のイスラム諸国にミサイルを撃ち込むようなことがあったら,それこそ,アメリカ対世界になりかねないと思うのですが,違うでしょうか。中国も,ロシアも,そろそろ許してくれませんよ。お互いに「あいつらには力なんかない」「自分が世界一だ」と思っている同士でしょ。見破られますよ,いろいろ。

 

やはり最初から証拠などないのでは

 17日毎日新聞サイト

アフガン:
大量破壊兵器の保有「証拠存在せず」 米国防長官


 【ワシントン布施広】ラムズフェルド米国防長官は16日の会見で、ウサマ・ビンラディン氏のテロ組織アルカイダが大量破壊兵器を保有していた証拠は「現段階では存在しない」と語った。米軍はアフガニスタン国内約50カ所の疑惑施設中45カ所の調査を終え、アルカイダが大量破壊兵器を生産していなかったとの結論に傾いているようだ。

 ラムズフェルド長官によると、疑惑施設で発見された機器類や文書などは「大量破壊兵器への欲望」を示している。米軍は最近、化学兵器や生物兵器開発に使われたとみられる容器類を押収。内容物は不明ながら、長官は「大量破壊兵器用と思われる」と語った。

 しかし、AP通信によると、アフガンで押収した物質や機器類について、米当局者は「高校の化学の授業」で使う基礎的なものだったと語っている。アルカイダの技術力はさほど高くない模様だ。

 ただアルカイダの拠点は世界各地に存在し、アフガン国内に未発見の拠点がある可能性も捨て切れない。ビンラディン氏は「核兵器の保有」を公言しているだけに、米当局は慎重に調査を続けている。

 イラクが「大量破壊兵器」を作っている可能性があるから,視察させろ,いやならアメリカ軍が攻撃を加える。というニュースもありますね。NATO加盟国唯一のイスラム国トルコが反対していますが,「まあ,先に相談するからさ」と無視しています。

 あれだけ騒いで,空爆の理由にしていた「大量破壊兵器」所有の証拠はなかった。これで終わりですか。

 どうせそんな証拠あってもなくても結果は同じなのですが,ここまでくると「俺が世界を支配するのを邪魔するな。邪魔するヤツはぶっ殺す。」とはっきり言ったらどうだ,という気がします(今やっていることは言っているのと同じですが)。四の五の屁理屈こねて人殺しを続けるより,世界中からあきれた顔をされた方が,結論は早いかもしれませんよ。がき大将はちやほやされていれば安心するでしょ。

 とそんなことまで思ってしまいますね。

 日々テロ行為を続けるイスラエルに対しては応援し(これはイスラエルがイスラムではないからですね),パレスチナ難民キャンプを救うでもない,アラファト議長を幽閉しようとする行為に対しても「人道的ではない」と声をかけるでもない,イラクに対してはまたしても「疑い」だけで殺戮行為を開始しようとしている。

 個人的な話ですが,私は祖母から「だれも見ていないと思っていても,おてんとうさまは見ているからね。」と教わりました。今苦しんでいる人も,今苦しめている人も,これから苦しめようとしている人も,きっとだれかが見ています。そして祖母はこう結びました。「だから,かげで悪いことをしても,きっとばちがあたるよ。」

 

「この新しい動きには注目していたい」

1月19日毎日新聞サイト

サウジアラビア:
駐留米軍撤退問題、表面化の可能性


 

 【ワシントン布施広】18日付のワシントン・ポスト紙が、複数の関係筋の話を基に、サウジアラビアが近く駐留米軍の撤退を求める可能性が強いと報じたのに対し、フライシャー米大統領報道官は同日、サウジ側に撤退を求める動きはないと語った。しかし米・サウジ関係は悪化の一途をたどっており、米軍撤退問題が今後、表面化する可能性は捨て切れない。

 同紙によると、サウジではファハド国王の後継者となるアブドラ皇太子を中心に米軍撤退要求が強まっている。その背景には、米国によるイラク封じ込めへの反発や、パレスチナ問題への米国の対応の不満があるようだ。サウジのサウド外相は昨年11月、米紙を通して、アラファト・パレスチナ自治政府議長に会おうとしないブッシュ大統領を批判した。

 一方、米議会にはアフガニスタン攻撃への基地提供を渋ったサウジへの反発が強く、レビン上院軍事委員長は最近、サウジ駐留米軍を撤収させるべきだと主張した。アフガンのタリバン政権下での「女性抑圧」を非難してきた米国は、サウジが極めて保守的なイスラム的規制を敷いていることにも反発している。

 だが、サウジのプリンス・スルタン空軍基地は、中東での米軍の拠点であり、米軍のサウジ撤退は、今後のイラク攻撃のシナリオにも影響する。サウジが米軍撤退を求める動きを見せたとすれば、アフガン後のイラク攻撃をちらつかせる米国へのけん制という意味合いが濃厚だ。

 91年の湾岸戦争中、イラクは「イスラムの聖地を米軍が占領している」として、米軍駐留を許すサウジを批判。聖地のメッカとメジナを擁するサウジは、対応に窮した経緯がある。親米のファハド国王に対し、国政の実権を握るアブドラ皇太子は「民族派」とされるだけに、皇太子の力が強まるにつれて、米軍撤退を求める動きがサウジ国内で強まる可能性もある。

 サウジアラビアのファハド国王は今や名ばかりとさえ言われている人です。そして後継者として有力なアブドラ皇太子の態度が米軍撤退となれば,中東でアメリカが描いている絵地図が違ってきますね。

 サウジアラビアが反米に変わるということは,イスラム諸国は追随するでしょう。エジプトもアメリカには懸念の意を表していることですし,今アメリカ軍が駐留しているイエメン,カタール(両国はアメリカ大使館も撤退しています),アメリカが演習を行っているオマーンといった中東国が米軍撤退の求め始めるかもしれません。パキスタン,インドネシアといったイスラム国にも大きな動きが起こりそうです。

 アメリカ側に立ってみると,アメリカが躍起になってつぶそうとしているイスラム原理主義であるとか,アル カイーダといった組織が「テロ行為」を行う理由として大きく上げているものの中に「イスラムの聖なる地メッカと メディナに異教徒であるアメリカ軍が土足で入り込んでいること」を挙げている以上,このサウジアラビアの態度は受けざるを得ないのではないでしょうか。サウジアラビアから撤退することで,テロ行為がなくなるかもしれないのです。今のアメリカに断る理由はないはずです。

 しかし,イスラム諸国の中に親米国家,もしくはアメリカの傀儡政権を作りたいアメリカとしては,手を引くわけにはいかないでしょう。そこで大きな矛盾が生じますね。一体本当はテロ行為をなくしたいと言っているのが,真実かどうかということです。本音のところ,アメリカは好戦的な国ですし,政府の口車に乗って軍事予算を史上最大までに膨らませる国ですから,テロ行為をなくす,などという大義名分はあってもなくても構わない。だから,あーだーこーだ屁理屈を並べて撤退はしないかもしれません。そうなったら,世界は許してはいけないのです。アメリカが建前で出てきている以上(大義名分をかざして世界で暴虐の限りを尽くしている姿),そこに生じる矛盾を許してはいけません。本音をだしたならば,それこそ許されることではないのです。ラディンの弟が出すブランドを,ヒトラーが出すのと同じだ,と評した人もいますが,それこそ今のアメリカが生み出すブランドはヒトラーそのものだと言えるでしょう。

 サウジアラビアの動きはイスラム社会にとって,とてつもなく大きいもの。この動きには注目です。

 イランとイラクもアフガニスタンに親米政権が生まれたことで,歩み寄りを始めました。

 イスラエルによるパレスチナ破壊行為は,尋常の域をはるかに超えてきています。

 イスラムにとって,今我慢する必要はなくなりつつあります。それこそ,イスラム対アメリカという図式を,アメリカは作るつもりでしょうか。報道官が否定して終結するほど簡単な問題ではないでしょう。これ以上イスラム諸国を無視し,軽蔑し続けることは,どう考えても許されることではありません。どうしてアメリカはこんなに躍起になっているのか,ますます分からなくなりました。

対アメリカの態度も変わる・・・」 

 対アメリカの態度も,刻々と変わりますね。それだけアメリカの影響力が大きいということの裏返しなのですが,窮鼠猫を噛むとも言いますし・・・。

21日毎日新聞社サイト

パレスチナ:
パウエル長官が自治政府議長に武器密輸の説明要求


 来日中のパウエル米国務長官は20日、米ABCテレビに出演し、パレスチナ自治政府のアラファト議長に対してイスラエル軍が紅海で摘発した武器密輸事件に関する詳細な説明をあらためて要求した。

 国務長官は「議長が(米国の要求)を真剣に受け止め、状況を好転させる回答が得られるよう期待する」と言明。議長の対応を見極めた上で、イスラエルとパレスチナの停戦を調停しているジニ米特使を「条件が許せば」再び中東に派遣する方針を表明した。

 米政府は既にイスラエル側から事件に関する捜査報告を受け、パレスチナ当局が事件に関与したとの見方を強めている。

 国務長官は、イスラエル北部ハデラで6人が死亡した銃乱射事件を非難するとともに、米政府が引き続き中東和平に関与していく方針を強調した。(ワシントン共同)

21日時事通信サイト


 
ロシアに調停要請=アラファト議長

 
 【モスクワ21日時事】インタファクス通信によると、パレスチナ自治政府のアラファト議長は21日、在パレスチナのロシア代表部を通じてロシア指導部に親書を送り、イスラエル・パレスチナ間の対立が深まっていることに関して、ロシアが精力的な調停活動を行うよう要請した。

イラクが外交攻勢を活発=米に対抗、制裁・査察問題で「新提案」

カイロ21日時事】イラクがアラブ諸国や国連を巻き込んだ外交攻勢を活発化させている。クウェートとの間で懸案となっている湾岸戦争時の行方不明者問題で、調査団の受け入れを表明し、同国との和解の意思を示す一方、国連にも経済制裁や大量破壊兵器の査察問題に対する新たな考えを提示した。対イラク再攻撃をちらつかせる米国への対抗策として、周辺国や国連との関係を改善する狙いがあるようだ。

 イスラエルは自分たちがぶっ壊した放送局を戦車で囲み,消防車すら入れようとしない。戦闘機でミサイルを打ち,どんどんパレスチナを破壊する。パレスチナ人はそれに対して石を投げる。イスラエルによると,アラファト議長がイランから武器を密輸しようとしたらしいです。そして,アメリカがその説明を求めている。「状況が好転する様な回答を期待している」と言っています。どういうことでしょう?パレスチナ人は石を投げながらイスラエルのテロと戦えということですね。何の状況がどうなることが好転なのでしょう。パレスチナ人は武器を持ってはいけないという。このアメリカの態度は意味不明ですね。

 アラファト議長はロシアに調停を要請しています。アメリカに頭を下げ続け,我慢し続けているアラファト議長。身内を捉え,あくまでも低姿勢を貫いているのに対し,イスラエルとアメリカはどんどんその頭の上を土足で踏んでいます。ロシアが今どれだけの力を世界で持っているのかは分かりませんが,アメリカを相手にし続けていても,しょうがないかもしれません。

 そしてイラクは対米的な動きを活発化させています。

 これらの動きは,アメリカが中東に入り込む言い訳を,どんどんなくしていくものですね。アメリカがここにいる理由がなくなっていく。アメリカの建前の奇麗ごとやかっこいい言葉はどんどん通用しなくなっていきます。どうしてもここで勢力を伸ばしたいなら,本音を出すしかなくなりますね。政府の発言はどんどん苦しく,醜くなってきている気がします。本音を出せば,さらにアメリカが「テロ」視する者たちの大義名分は大きくなる。

 やはりアメリカが世界の混乱の現況のような気がしてなりません。

 

パレスチナとの対話をやめようとするのはなぜでしょう」

25日 時事通信サイト

米、パレスチナ議長と関係凍結も=和平仲介を断念か−Wポスト紙

【ワシントン25日時事】25日付のワシントン・ポスト紙は、ブッシュ米政権がアラファト・パレスチナ自治政府議長に対する不信感を強め、イスラエルとパレスチナの和平仲介工作を断念し、同議長との関係凍結も検討していると報じた。ホワイトハウスや国務省、国防総省などの高官が同日、中東政策の見直しについて協議するが、シャロン・イスラエル首相が訪米する2月7日ごろまでには結論を出す見通しだとしている。 

 ブッシュ大統領が「これはイスラムとの戦いではない」と言っていたのは,やはり嘘ですね。別にイスラム教を否定しているわけではなさそうなので,宗教的な問題ではないことは間違いないです。しかし,ソビエトが力を無くしてからの標的がイスラム諸国にあることは,はっきりしてきましたね。

 そしてもう一つ考えられることは,今を機会として,アメリカがテロと呼ぶ連中に対して,行動を起すように仕向けているようだということです。現段階でアラファト議長と話をしなくなり,イスラエルにさらに肩入れする行動が,イスラム諸国に対して,どんな意味を持つのかは誰でも知っていることですから。アメリカが呼ぶテロ行為がおこれば,またそれを口実に戦争を起すことができるし,軍事予算は増幅できるし,その他の社会の問題は”今は我慢の時だ”とごまかすことができるし,生まれた軍事予算でさらに核や大量破壊兵器の増産や配備が容易だし,「同盟国」と呼ぶ国々の傀儡化をさらに進めることができるし,サウジアラビアへの駐留の口実ができるし・・・。アメリカは第2のW.T.C.を待っているとしか思えません。

 これがパレスチナとの関係を凍結しようとする理由でしょう。

 ブッシュとラディンの関係も浮上してきています。今が,アメリカに頭を冷やさせるか,さらに混乱した世界を作りだすかの分かれ目のような気がするのですが・・・。

 

ロシア,イスラム--アメリカになるのか?

25日 毎日新聞サイト

ロシア外相:
イラク副首相と会談 イラク攻撃示唆の米国けん制

 

 【モスクワ田中洋之】イラクのアジズ副首相は24日、モスクワでイワノフ外相と会談した。イワノフ外相は記者会見で「イラクなど、個別に選ばれた国に反テロ連合の軍事行動が拡大されることをロシアは認めない」と述べ、イラクへの攻撃を示唆している米国をけん制した。

 また、アジズ副首相は「イラクは侵攻を撃退する用意ができている」と語る一方、経済制裁解除や大量破壊兵器の査察問題などで国連との対話を継続していく意向を示した。

[毎日新聞1月25日] ( 2002-01-25-22:35 )

 

 

 

 とにかくイラクは必死ですね。ロシアにしても力をなくしたといっても,アメリカの同盟国にはならないでしょう。ということは,アラファト議長といいイラクといい,ロシアへとの歩み寄りを感じるこれらのニュースは,早合点ながら少々変な図式を思い浮かべてしまいます。

 再び世界が2分化されるのではないか,という思いです。

 現段階でこんなことを言っていても,何の根拠もないのですが,そんな気はしませんか。

 これもアメリカの作戦かなあ。これについては,もっとニュースを集めて,動きをつぶさに追う必要がありそうですが,とにかく世界は動いていますね。

 

アメリカに聞く耳があるかどうか分からないけれど・・・

27日 時事通信サイト

「アラファト氏排除」で米に警告=平和解決の希望砕く−サウジ高官

  27日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、サウジアラビアの情報機関長官を務めるナワフ・ビン・アブドル・アジズ王子は同紙のインタビューに応じ、アラファト・パレスチナ自治政府議長を弱体化させるようなあらゆる米国の行動は、中東問題の平和解決への希望を打ち砕くことになると警告した。

 サウジアラビアのこの警告は,アメリカの耳に聞こえるのでしょうか。聞こえない振りをするでしょうか。イスラエルのシャロン大統領は,もうすぐアメリカを訪問します。そしてアラファト議長は幽閉されています。そしれイスラエルからも,アメリカからも「逮捕者が足りない」「自分の組織すら統制できないのか」「暴力の上積みをするな」「お前は嘘つきだ」「お前では相手にならない」「ひっこんでろ」と言われ続けています。

 アメリカに対してアラブ諸国が持っている「公平ではない態度」という思いは,国が変わろうと,人が変わろうと同じでしょう。それを口に出す力があるかどうかは別ですが。今の状態で公平さを感じる人は誰一人いないでしょう。

 昨日もイスラエルの中でパレスチナ人による自爆があったようです。100人余の負傷者がでましたね。またイスラエルは報復に出るでしょう。飛行機と戦車と多量の爆薬を使って。

 そしてアラファトは幽閉され,シャロンはアメリカに渡る・・・。

そして日本に聞く耳があるかどうか分からないけれど・・・

同サイト

ビデオで印パ核戦争の危険訴え=パキスタンの科学者、日本で上映会

  【イスラマバード27日時事】対立するインドとパキスタンの間で核戦争が起きる危険性を訴えようと、パキスタンの科学者がビデオでドキュメンタリーを制作し、各地で上映会を開いている。2月22〜25日には日本の市民団体の招きで訪日し、横浜市や広島市など4カ所で上映する。

 今の日本で,この映画はどう受け止められるのでしょう。広島で上映される,ということの意味はとてつもなく大きいですね。カシミールに関わる争いのウラには,これまた欧米諸国のたくらみがありました。欧米の2枚舌により泣いている国は数多くあります。原因を作っておいて,争いが起きはじめれば自分たちが調停に入り,うまく納めたような面をするのは今までの常套手段。

 映画を見た人たちが,この戦争のウラにあるものに目を向け,本質的な部分で議論を行ってくれることを祈ります。パキスタン,インドそれぞれに偏ることなく,真実は何かを探って欲しいと思います。

 

このパートナーシップはさらに混乱を招くのでは」 

28日 時事通信サイト

カルザイ議長、「米とのパートナーシップ永遠に」=アフガン大使館再開

【ワシントン28日時事】訪米中のアフガニスタン暫定行政機構のカルザイ議長(首相)は28日、ワシントン市内でアフガン大使館の再開を祝う国旗掲揚式に出席した。議長は「米国民と政府に感謝する。(大使館の)この旗が永遠であり、米、アフガン両国民のパートナーシップが永遠であるよう望みたい」とあいさつ。出席者の拍手の中、国旗が掲揚された。

 さて,また一つアメリカの傀儡政権が誕生しましたね。それもパキスタンとイランの間にです。ということは,アメリカはまた理由をつけて,この土地に居座り続けることでしょう。イランとパキスタンに飴と鞭を与えなければいけないし。とにかく,この場所に親米政権を作ってしまったということには大きな意味がありますね。アメリカが「テロ支援国家」と考えている,その陸続きにというか,真横に居座るわけですから。情報戦争,だましあい,スパイ大作戦,経済操作・・・。ありとあらゆることがおきそうです。ここまでの流れで,「アメリカ同盟国」もこの地に目を向けざるを得ないわけですから,イランやパキスタンが感じているプレッシャーは相当なものでしょう。イラン,パキスタンに限らず,イスラム諸国にとっては,とにかくしこりが残る結果です。

 アメリカには居座る言い訳となる材料がある。(と,アメリカは信じている)そしてイスラム諸国にはまさにうざったい存在です。これはまさに終わりのない戦いを始めてしまうことになりかねません。

 カルザイ議長への期待は大きいようですが,もしかしたら一番したたかなのかもしれませんね。

 

イスラムが敵ではないと思う

 ブッシュ大統領がしきりに「イスラムを敵としているわけではない。テロ組織を敵としているのだ。」と言っていたことがずっと頭に残っていました。「ではなぜ,こういう行動をとり続けるのだろう。」と。最近おぼろげながら,分かってきたような気がします。もちろん私は専門家でもないし,根拠を示せといわれても無理なんですけれど。

 簡単に言うと「石油を手に入れたい」ということになるのでしょう。湾岸地域には世界の60%とも言われる石油が埋蔵されています。つまり「これらの石油がだれのものか」ということがとても大事になるわけです。世界中で使われている石油の利権を手にすることは,世界中の金を集めることができるということですから。パソコンの世界でマイクロソフトが悪人扱いされているのはそういう理由ですね。その石油が欲しい。そして石油は,たまたま湾岸諸国にあり,たまたまそれらの国々はイスラム諸国であった,ということなのではないでしょうか。アメリカにとってみれば,別にイスラム教でも仏教でもヒンズー教でもブードゥー教でも,何でもいいわけです。とにかくアメリカにとって有利な条件で石油を手にすることができれば,何も問題ありません。傀儡政権でも植民地でも自国領土でも何でもいいから,自分の思うとおりになる地域が必要であり,それ以上のことは別に考えていないのではないでしょうか。その土地に地域紛争があろうと,宗教的にもめていようと,アメリカ軍隊の強力な力で押さえ込めてしまい,言い訳を作って駐留し続ければ,後はどうにでもなるということです。

 ところが湾岸諸国ではそれはたまらない。宗教が持つ意味などとうに放棄しているようなアメリカは異教徒どころか,不埒な存在と見えるし,軍がいるということは侵略に他ならないのです。アメリカにはその感覚が分からない。「その地域の揉め事もなんとかもみ消してやろう。金もやろう。核兵器も作らせてやろう。これだけよい条件をそろえてやっているというのに,何を文句言っているのだ。」と,なるわけです。異教徒に対するジハードは,イスラムにとって立派に筋道が成り立つ行為です。そういう歴史も持っています。ところが,そんなことは意識にないアメリカにとってはやはり「悪」であり,自国利益にとっての「妨害行為」であり,資本主義社会の発展を妨げる遅れた行為,なのです。

 ドイツを分裂させ,日本を丸め込み,ソ連を黙らせてきた経緯がある。そりゃ自信を持っているでしょうし,このまま世界制覇をするしかないと思うでしょう。ところが今回はそうはいかない。アメリカの無神経さのせいで,「敵扱い」されていると考える数十億のモスリムを敵に廻してしまったのです。おまけに今回はブッシュ家の金儲けもからんでいる。これでは納得がいかないですね。

 パレスチナをいじめ抜いているのも,アメリカ式の契約を理解できないことへの腹いせのようなものではないでしょうか。これが原因でアメリカに刃向かう国があれば,それこそチャンスとつぶしにいくだけですし。

 インドネシアでも,フィリピンでも反米感情は高まっています。

 第3次世界大戦を口にする人もいますが,アメリカが他を理解しようとするか,自国の利益だけの追求をやめるか,冷静に国としての質を高めるかしないと,ふせぐことはできないでしょうね。「どうして俺が悪者なのだ?」なんてことをアメリカが言っているうちは,だめでしょう。

 

だから考えない人はだめだ

1日時事通信サイト

「できるだけ早く、激しく」=事件6日後、対テロ開戦を宣言−米大統領

【ワシントン1日時事】1日付の米紙ワシントン・ポストは、昨年9月11日の同時テロ直後のブッシュ政権の足取りを追った特集記事の一環として、事件から6日後の17日の国家安全保障会議(NSC)の席上、ブッシュ大統領が対テロ戦争第1幕を「きょうから始める」と宣言し、アフガニスタンを「できるだけ早く、激しくたたく」よう指示したことを明らかにした。 

イラン激怒、警戒強めるイラク=ブッシュ演説に批判噴出−中東

【カイロ1日時事】ブッシュ米大統領の一般教書演説が、中東諸国に波紋を広げている。「悪の枢軸」と名指しされたイランは激怒し、イラクは「事実上の宣戦布告」と受け止め、警戒を強めている。演説は、反イスラエル闘争を続けるパレスチナ組織などを「地下テロ組織」と断定しており、アラブ各国で反発の声が上がっている。 

対話の道は閉ざさず=「悪の枢軸」発言で米大統領

【ワシントン1日時事】ブッシュ米大統領は1日、記者団に対し、先の一般教書演説で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とイランを名指しして「悪の枢軸」と呼んだことについて、これら2カ国との対話の道を閉ざしたわけではないと強調した。

2日 毎日新聞社サイト

ブッシュ演説:
「悪の枢軸」発言にイラン、イラクが猛反発


 

 【エルサレム海保真人】ブッシュ米大統領の先月29日の一般教書演説で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とともに「悪の枢軸」と糾弾されたイラン、イラクが、激しく反発している。イラン穏健派のハタミ大統領はブッシュ大統領の強硬姿勢を「戦争屋的な態度」と表現し、従来にないほど強く非難した。ブッシュ演説はパレスチナ衝突の火がくすぶる中東に新たな油を注いでしまったようだ。

 ブッシュ大統領は一般教書演説で「イランはテロを輸出している」と述べ、力で封じ込める姿勢を示した。イスラエルが先月初めに摘発したパレスチナの武器密輸船が、イラン沖で武器を積載した疑いが強まったためとみられている。

 しかしイランは再三、この武器密輸船への関与を否定してきた。国営イラン通信によるとハタミ大統領は30日、ブッシュ演説を「無礼だ」と述べ、米の政策を「彼(ブッシュ大統領)の前任者たちよりも悪く、非現実的」だと非難した。

 ハタミ政権は断交状態が続く米国との関係改善を模索し、アフガニスタン攻撃を間接的に支援していたが、この雪解けムードに逆行する事態になってしまった。

 一方、イラクのラマダン副大統領も30日、「ブッシュ声明は馬鹿げている」と一蹴し、「世界に混乱と不安定をもたらしている国々の最前線にいるのが、彼(ブッシュ大統領)の政権だ」と非難を強めた。

 イランとイラクは先月27日、イラク外相がテヘランを訪問するなど関係正常化へ向けて進んでいるだけに、反米歩調を共にする可能性がある。

 

ブッシュ演説:
朝鮮半島も混迷 南北対話に影響必至


 

 【ソウル澤田克己】ブッシュ大統領の一般教書演説以来、朝鮮半島情勢は混迷の度を深めつつある。北朝鮮が強く反発し米朝対話の早期再開は難しくなった。韓国政府は「南北対話にも悪影響を与えるのは必至だ」(統一省当局者)と頭を抱えている。

 北朝鮮外務省スポークスマンは先月31日、「我が国に対する宣戦布告と変わらない」と演説に反発する声明を発表した。北朝鮮としてはかなり素早い反応で、衝撃の強さを物語っている。

 声明は「(北朝鮮を)圧殺しようとする米国の無謀な軍事的たくらみを絶対に許さない」と主張する一方で、ブッシュ大統領に対する個人攻撃は慎重に避けている。米国が柔軟な姿勢を取れば、それに応える用意があるという立場を示唆する文言も入った。

 北朝鮮情勢に詳しい外交筋は「真正面から対立することへの恐怖感と、交渉しても譲歩を迫られるだけになりかねないという不安があるのではないか」との見方を示した。

 一方、韓国にとっては金大中(キムデジュン)大統領が先月14日の年頭会見で「北韓(北朝鮮)の体面を立ててやるよう考える姿勢が必要ではないか」と要望したのを、ブッシュ大統領に無視された形。任期最後の1年に南北関係を少しでも前に進めて実績を残したい金大統領には大きな打撃で、訪米中の韓昇洙(ハンスンス)外交通商相らを通じて米国の真意を把握しようと急いでいる。

2日中日新聞社サイト

「悪の枢軸」発言

米国内でも波紋

 【ワシントン1日金井辰樹】ブッシュ米大統領が一般教書演説でイラク、イラン、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を「悪の枢軸」と批判したことに対して、国際社会からの批判や懸念に加え、米国内でも波紋が広がっている。

 ウォールストリート・ジャーナル紙は、この発言が「ブッシュ政権内の一部にも驚きを与えた」と、政権内で十分な議論を経て盛り込まれたものではないと指摘。対イラク強硬路線をとる国防総省の意向に沿った内容で、国際社会と協調しようとするパウエル国務長官ら国務省にとっては“痛撃”だったと論評。

 米国の専門家たちの多くはイラクを敵視することは当然と受け止めているが、九月十一日の中枢同時テロ発生以降、関係改善の兆しが見えていたイラン、北朝鮮も同列に扱ったことを疑問視。対イラン、北朝鮮関係の悪化を懸念する意見も少なくない。

 バウチャー国務省報道官は、これを意識し「イラン、北朝鮮とは協議を行う用意がある」とイラクとの“差別化”を図ろうとしている。

 「悪の枢軸」という表現にも異論は多い。米保守系シンクタンク、ケイトー研究所のイワン・イーランド氏は「三カ国が反米で結束することはほとんどあり得ない」と断言。第二次世界大戦時の日本、ドイツ、イタリアの関係と混同した印象を与えるのは好ましくないとの見方を示している。

 また同氏は「米国が三カ国を攻撃すれば、他の国は、自分が次の攻撃対象になるのを恐れ、対抗手段として武装を始める。結果として大量破壊兵器の拡散はさらに進む」として、三カ国に強硬姿勢を示すことが武器不拡散に逆行する可能性があると警告している。

  何をやっているんでしょう。ブッシュ大統領は。自分で考えていっているのでしょうか。政府高官(?)といわれる人たちの原稿にそう書いてあったのでしょうか。今,このような発言をするのは,誰に対して,何の効果をねらっての発言なのでしょう。イスラム諸国を激怒させるため?アメリカ国民を鼓舞させるため?おとうちゃんに負けまいと戦争屋の名を高めたいため?舞い上がってつい言ってしまった?…・

 無神経というか,自分のことしか考えられないというか,本当にアメリカは大丈夫なんでしょうか。この状態にアメリカ国民は,いまだに無神経なのでしょうか。日本政府はまだ自衛隊をアメリカに協力させるつもりなのでしょうか。

 子どもの喧嘩にも劣る稚拙な発言や行動には,もう充分あきれました。何も考えていないなら,もう迷惑ですから早く辞めて欲しいですね。考えての行動ならば,これほど恐ろしいファシストはいないので,早く消えて欲しいですね。

 大人はどこにいるんだーーー。

 

だから独りよがりな人はだめだ」 

3日時事通信サイト


 
対テロ戦争で認識の隔たり露呈=独で開催の安全保障国際会議−米とEU

【ベルリン3日時事】ドイツのシャーピング国防相は3日、独南部ミュンヘンで開かれた安全保障に関する国際会議で、米国が主導する対テロ戦争の今後の展開について「多国間協力と国連との連携がなければ、国民の支持を保つのは難しい」と述べ、イラクやイラン、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を「悪の枢軸」として対決姿勢を強める米国の対応に懸念を表明した。

3日毎日新聞社サイト

18回目の書き直し原稿がスピーチライターから届いたのは4日前だった。ブッシュ米大統領は練習を繰り返して議会に乗り込んだ。戦争中の一般教書は関心が高く、全米で5200万人がテレビを見た。キーワードは三つある。

 世界的に論議を呼んでいるのが「悪の枢軸」だ。大量破壊兵器を持とうとする朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、イラン、イラクの3点セット。

 第二次大戦で戦った日系のダニエル・イノウエ上院議員はいう。「私が知っている枢軸とは第二次大戦のドイツ、イタリア、日本だ。若いころのまさに悪の枢軸だった。大統領も同じ文脈で使ったのだろう」

 枢軸は昔の歴史用語ではない。大戦戦勝国の米国では、平和や自由の破壊者というマイナスの強いイメージを伴う。あえて持ち出した狙いは、戦争目的の拡大あるいは転換にある。これまでのアフガン攻撃は「9・11戦争」だった。同時多発テロへの直接反撃としてテロ組織アルカイダやテロを保護するタリバンをつぶそうとした。

 3カ国はアルカイダと無関係だ。大量破壊兵器開発は9・11以前にすでに存在していた問題だ。ブッシュ氏は9月10日の世界に戻って、敵を選び出した。戦時態勢の維持は政府への求心力につながる。「米国は必要なことは何でもする」と述べたのは、先制攻撃の示唆とさえ読める。これは「対テロ戦争」ではない。別の「大量破壊兵器疑惑戦争」を警告している。

 保守派には評判がいい。「本物の危険が何かを明確にした。このブッシュドクトリンは(1)地球規模の指導力(2)政権の取り替え(3)自由民主主義の推進――からなる。冷戦後の世界における米国の役割を初めて理解した」。ゲリー・シュミット「新しいアメリカの世紀」理事長は手放しだった。

 第二のキーワードは悪の枢軸にも使われた「悪」。数えたら5回出てきた。単なる悪ではなく、邪悪、罪悪、絶対悪といった語感がある。キリスト教の悪魔ともつながる。このことばを使う時は発言者の正義や善が前提となるはずだ。

 第三は「価値」だろう。自由や正義から法の支配、宗教の寛容まで並べ「あらゆる場所のすべての人にとって正しいことだ」と述べた。米国の価値すなわち世界の普遍性、の論理だ。

 「米国価値研究所」のマギー・ギャラガーさんは「人類共通の価値を米国は発見した。世界が同意するかはわからないが、米国人ならよくわかる。アフガン人も解放されてあんなに喜んでいたじゃないの」。

 大統領はテロ後の国民の団結を称賛しこう断言した。「多くの人々は悲劇の中で発見した。神は近い、と」。米国の政治指導者はしばしば神を引用する。だからこの表現も「よくあることではないが、珍しいとはいえない」(シュミット氏)。とはいえ、宗教の情熱と、米国の価値を世界に広げる使命感とが重なるのか、区別されているのか、そこが気になる。

 18回も書き直し,練習を繰り返しての発言であれば,これ以上アメリカの独りよがりな姿勢が現れている演説もないってものでしょう。「アメリカの立場がよく分かった」「人類共通の価値を発見した」「あらゆる人にとって正しいこと」・・・という反応はアメリカの意見としてとらえていいのでしょうか。まさに国をあげての独りよがりですね。やはり,アメリカが地球の中心にあるようです。そしてアメリカ人と同じ価値観を持つことが,世界では求められているようです。そうしないと,殺されてしまう世の中になってきました。

 本物の敵が何かを明確にした。とありますね。

 それはアメリカのことなのですね。

 やはり。

 

さあ次の敵を探そう」 

6日毎日新聞社サイト

ICBMの脅威に直面へ=米CIA長官

【ワシントン6日時事】米中央情報局(CIA)のテネット長官は6日の議会公聴会で、米国は2015年までに朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)やイランの大陸間弾道ミサイル(ICBM)の脅威にさらされる可能性が高いと言明した。

 さて,こう発言する理由は何でしょう。どんな事実をつかんでいるのでしょう。そしてこの発言から,だれのどんな反応を引き出したいのでしょう。「証拠はある。みんなには教えないけれど。あいつらは悪い。」とだだをこねられても困りますよね。

 世界の人たちのほとんどは,何も知らない世界のことでしょう。そこでこの発言を聞けば,単純に「ああそうか,イランや北朝鮮は危ない国なのだ」と思うでしょうね。そして「それを指摘し,教えてくれるアメリカって,いい国だよなあ。」ということになるのでしょうか。そんな程度のことがねらいではないですよね。

 殺人兵器を作っているのはアメリカを始め,どこの国も同じでしょう。それをアメリカ以外の国が保持している場合「大量破壊兵器」となり,アメリカが保持している場合「自由への武器」となるのは不思議で仕方ありません。もっと大切なことは,「どうして兵器を持つことになるのか」ということですよね。インディアンを殺すために銃を携えてきたアメリカは,今も同様の姿勢で世界に向いていますね。つまり今のイランや北朝鮮は「新世界に住んでいた野蛮で危険な先住民たち」といったような存在ですね。インディアンの襲撃にあたるのが,ICBMの使用ということになるのでしょう。上のCAI長官の話は,開拓地にある保安官の話というところ。そろそろジョンウェインがやってくるのでしょう。

 冗談じゃありません。

 インディアンを殺し続けたように,あちこちの国民を殺していくつもりなのでしょうか。

 まったく,冗談ではありません。

 

 【ソルトレークシティー佐藤由紀】ソルトレークシティー五輪開会式のアトラクションとして、昨年9月11日の米同時多発テロ事件の犠牲者を追悼する催しが盛り込まれることになった。ロムニー組織委員会(SLOC)会長が5日、発表した。

 確かに「犠牲者」に対しては追悼して問題はありません。

 でも,「犠牲者」とは,誰のことなのでしょうか。パレスチナ,イラク,アフガニスタン,ソマリア,スーダン・・・。そういった国々でアメリカのミサイルに殺された人たちのことですね?

 

勝手を言うにもほどがある

 どうしてこうやって次々と自分勝手なことばかり言って,やりたいほうだいなのか,まったく分かりません。

米国防長官:
ジュネーブ条約は「時代遅れ」 テロ戦争予期せず
   (9日,毎日新聞社サイト)

 【ワシントン佐藤千矢子】ラムズフェルド米国防長官は8日の会見で、戦争捕虜の人道的待遇などを定めた49年のジュネーブ条約について「20世紀半ばに締結された時は主権国家が国家紛争に対処するためのものだった。条約の枠組みは今日の『対テロ戦争』を予期していなかった」と述べ、同条約は「時代遅れ」との認識を示唆した。

 一方で、長官は「米国は条約を強く支持している」と強調。ブッシュ大統領が7日、タリバン兵にはジュネーブ条約の適用を公言しながら、その裏で、ウサマ・ビンラディン氏の支援組織「アルカイダ」兵士らには条約を適用しないと決めたことに言及し、「条約に照らして正当な判断を下したものだ」と主張した。

 今回の決定によりタリバン兵やアルカイダのメンバーに対する実質的な処遇に変化があるかどうかについては、長官は「全くない」と言明。タリバン兵に限り条約適用を認めたのは、国際的な批判に応えたことに加え、米兵が将来、拘束された場合に条約適用を拒否されることを防ぐためであることを示唆した。

 

  捕虜を人道的に扱っていない,という報道が以前ありました。それに対してアメリカは,そんなことはない,と答えていたはずです。でも結局は,そうするつもりはなく,あげくのはてには,ジュネーブ条約は古い,勝手に無視することを決定したということですね。でもアメリカ兵が捕まった時にめちゃくちゃにされるのは困るから,とりあえずきちんと扱ってやるか,という程度。

 この態度を見て,アメリカ兵を大切に扱おうと思う国は,本当にあるのでしょうか。

 事後報告,言い訳,裏工作,勝手な言い分・・・。人からの信頼を失くすようなことばかり,わざととしか思えないような態度で続けるアメリカに????の嵐です。

 一体なんなんでしょう・・・。

 

日本も捨てたもんじゃない

日本の「米軍放出品の店」と銘打ったお店のサイトで,次のような宣伝文句を見つけました。

鬼のように売れている、アフガンショール。
今度は、タリバンから買い叩きました。その為にお安く提供出来ます。
造りですが、アフガンで作っているので、相変わらず雑です。それがまた魅力です。
噂の彼、行方不明のビンラビンも愛用しているとか?

爆発人気のアフガンショール。
これを首にぐるぐる巻きするのが、いま風です。あの、タリバンがお小遣い稼ぎに作っているとの噂です。造りですが、アフガンで作っているので、チョット雑かな?それがまた魅力です。
噂の彼、ビンラビンも愛用しているとか?
色が有ります。ご注文の際は、ご面倒ですが色をご要望欄にご指定ください。

いやあ,参りました。

「タリバンから買い叩いた」「タリバンが小遣い稼ぎに作っている」「行方不明のビンラビン」・・・

開いた口が塞がらない,というか,あきれた状況という意味では,アメリカと大差はないのかもしれないですね。あれを「アフガンショール」というのも始めて知りました。

 これは,日本がアメリカでの事件に興味を持っていた,ということなのかもしれません。アフガニスタンという名前がこれほど国内で広がったことはないでしょうし。もしかしたら,アフガニスタンに目を向かせるだれかの作戦かもしれません。

 なんてことは微塵もないでしょうが・・・。やってくれるもんです。しかし,高い。私は刺繍でラインが作られているものを持っていますが,1000円程度でした。この商品はどうみてもプリントでした。それで2300円は高すぎる!なんだ,日本人って金持ちなんだ。

 

そりゃそうでしょ

16日毎日新聞社サイト

【モスクワ石郷岡建】アフガニスタン攻撃で団結した米欧露の3勢力が微妙な綱引きを始めた。特に、ロシアと欧州では「悪の枢軸」との対決を唱えるブッシュ米政権の国際戦略への疑問が広がりつつある。ロシアのプーチン政権は5月末の米露首脳会談を前に、このまま対米接近路線を維持すべきかどうか、大きな岐路に立たされている。

 ロシアと欧州がブッシュ米政権の外交に疑問を投げかける根拠は三つある。(1)弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約の一方的脱退によるミサイル防衛推進(2)「悪の枢軸」論展開によるイラク軍事作戦の示唆(3)中東・パレスチナ問題におけるイスラエルへの偏った支援――の3点だ。

 そりゃそうでしょ。ロシアはロシアで苦しいですよね。力をなくした国として,ヨーロッパと仲良くなるのか,アメリカと仲良くなるのかっていう判断は。昔みたいに強気路線でいけないのが哀しいですが。

 しかし,アメリカに対する疑問は分かりやすい。この3つのことについて「まあ,アメリカがやることだからいいんじゃないの」と見ている国の神経がやられているってもんですよ。ロシアはバランスより,王道を貫いてほしいですね。「悪いことは悪い」って言うべきです。

 あれっ?日本はどんな反応だったっけ?

 

先に攻撃を仕掛けたほうが悪者

20日毎日新聞社サイト

英紙「タイムズ」のインターネット版が20日付で報じたところによると、米国防総省のウォルフォウィッツ副長官は、米国が反テロ戦争において近く先制攻撃を開始する可能性があることを示唆した。
 ウォルフォウィッツ長官は、「米国人に犠牲者を出すのはもうたくさんだ。二の足を踏むことで、これ以上の犠牲を払いたくない」と述べた。
 だが長官は、そのような攻撃がいつどこで開始されるかについては明示しなかった。


 「戦争を起します」と明言してしまいましたね。恐ろしいことだ。そして世界はいつ自分が攻撃されるか分からない恐怖に落ちるわけですね。こういう先制攻撃って言うのはテロとは言わないのでしょうか。これでアメリカが相手国をぶっつぶしたら,悪はつぶされたほうですよね。もしアメリカが周囲の非難をあびるような攻撃をしたら,ちゃんと先に攻撃をしかけたアメリカは悪者になるのでしょうか。何か,とても恐ろしくなってきました。

 こういう状態って,本当の正常なのですか。

 日本の国会議員がブッシュの演説にしきりに拍手を送っている映像をCNNで見ました。何に拍手したのでしょう。「あのブッシュがいる」ということに感動でもしているのでしょうか。心を打つような話をしたのでしょうか。「一緒に戦争をしよう」とでも言われて心から賛同したからなのでしょうか。

 アラブの国にいて,日本にいるブッシュに拍手を送る国会議員たちを,そら恐ろしく感じながら見ていたのは私だけなのでしょうか・・・。もうすぐ戦争を始めようとしている国の大統領に対して・・・。

 

目が点

20日毎日新聞社サイト

英紙「デーリー・テレグラフ」などのインターネット版が20日付で報じたところによると、米国防総省が同時多発テロの後、イスラム世界や西側諸国のメディアに対し米国についての「偽情報を植え付ける」目的で、同省内に新たな広報部門を創設していたことが明らかになった。

 同紙などによると、この新設部門は「戦略効果局(OSI、Office of Strategic Influence )」と呼ばれ、サイモン・ウォーデン陸軍准将の指揮のもとで約15人のスタッフが働く。同部門では、海外のメディアに影響を与えたり、「信じ込ませる」方法について探っているという。対象となっている国は多数にのぼるが、ほとんどがイスラム諸国で、西欧諸国も含まれるという。

 具体的には、反テロ戦争について肯定的なメッセージを広めるほか、同盟国や敵対国の別なくメディアをある一定の方向に導く目的で偽の情報や誤った情報をわざと流すという。

 欧州のある外交官は同紙に対し、「軍事目的で虚報を流すというのは誰しもやることだ。だが、同盟国のメディアに『ガセネタ』を広めるために、公的な筋を使うというのは聞いたことがない」と述べている。

 OSIの存在は、米紙「ニューヨーク・タイムズ」の報道で明るみに出た。(了)

「文明社会」「正義の国」「自由の国」とはどういう国か教えてくれてありがとう。

石器時代に戻ります。どうか私たちの上に原子爆弾を落としてください。

 

口実がないと動けないのか」 

7日 毎日新聞社サイト 

パレスチナ自治区ガザへのイスラエル軍の空爆で、日本が資金援助をした国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の盲学校が壊滅的な被害を受けたことが6日分かった。

 パレスチナ自治区では、欧州が支援した空港や放送局などの施設が破壊された例は多いが、日本のプロジェクト対象施設では事実上初めての被害。在テルアビブ日本大使館は、イスラエル政府に強く抗議することを検討する。

 破壊されたのはガザ市の「アルヌール・リハビリセンター」。ガザで唯一の盲学校で、目の不自由な子ども約350人が学んでいる。94年度に日本が改築工事に約72万ドル(約9360万円)を拠出した。(エルサレム共同)

 タイトルは「日本が援助の施設被害 抗議も検討」となっています。

 「日本が金を出した施設が壊されたから,イスラエルは悪いことをしている」ということなのでしょうか。抗議するのはどんなことなのでしょう。「テロ行為を続けるのは構わないけれど,日本が関わる所はやらないでね」と言うつもりなのでしょうか。

 「武力で殺人を繰り返すこと」への抗議については,日本は今まで行動がありませんね。つまり容認していたわけです。それを金を出した施設が被害にあったから抗議する,といきまいたって,何の説得力もないし,逆に日本はその程度かと馬鹿にされるだけではないのでしょうか。

 こういうことを,つまり何にどのように抗議するかということを,考え決めているのは誰なのでしょう。

 鈴木氏の責任を問うのもいいですが,あまりにも馬鹿らしい外交政策や,政府の考え方の責任はだれがどう問い詰めてくれるのでしょう。

 

やはり動きがおかしい

 6月22日付けの中日新聞社サイトには「エジプトが核開発計画か」という見出しで,「ベルリン共同」をソースとしての記事が記載されています。

 ドイツ紙のウェルトの西側情報筋の話として,ということで,エジプトが中国や北朝鮮の協力を受けて,核兵器の開発を計画しているというものです。

 この記事をエジプト人に聞いてみました。「噂は聞いたことがあるけれど,事実ではない。」との話でした。そしてこうも話してくれました。「ルクソールの事件の頃,エジプトは景気も上向きで,力をつけてきていた。そこでルクソール事件が起きた。その結果観光客は減り,エジプトにとって大切な観光収入が減った。エジプトが周囲に影響を与えようとすると何か起きる。今もムバラク大統領はアメリカに【もっと公平な目で見ろ】とはっきりとした姿勢を見せている。つまり,アメリカにとっては都合がよくない時期。このニュースも,通信社も,いくらでも偽造することができる。その疑いが強い気がする。」

 彼の言い分が本当か,新聞社の報道が真実か,それは私たちには分かりません。

 そんな時期,23日付けの各社のサイトには「アルカイダ」によるアメリカに対する攻撃宣言が出たとするニュースや,現在も活躍中であるとするニュースが出ています。

 エジプトの話も,アルカイダの話も真実は分かりませんが,裏にアメリカの多くの操作があるような気がしてなりません。アメリカにしてみれば,エジプトを黙らせたい,アルカイダを攻撃するチャンスが欲しいというのは,充分ありうる話だと思うのです。シャロンに対してブッシュは「イスラエルの殺人は当然の権利であり,応援する」とメッセージを送ったそうですね。

 ふたたびアメリカの動きがおかしくなってきました。

 また,イランの地震での被災者の方々に対し,心からお悔やみを申し上げるとともに,早期の復興を祈ります。

 

様々な思惑の9・11

  9月11日の夕方にハンバーガーを食べました。ハンバーガー屋のテレビモニターでは「CNN」。そして映し出すのはNYで祈りをささげたりイベントを行う模様でした。

 その後は,わざわざ自由の女神を背景にしたブッシュ大統領の演説の映像を見ました。そして小泉首相ととブッシュ大統領の会見のニュース,ブッシュ大統領の国連での演説のニュース,各国の反応のニュースをインターネットで集めました。

 9・11を世界のイベントとして最後の仕上げをしようとするアメリカと,そのアメリカを中心としてしか周らない世界に歯がゆい思いをしながらも追従する国々の様々な思惑があふれている気がしました。

 ビンラディン氏の居場所を知りながらも,アフガニスタンに駐留し続ける言い訳を作らなければならないアメリカは,絶対にラディン氏を殺しません。アルカイダもイランやイラクととのつながりを持たせ続けようとするために泳がせ,動きを止めないようにさせているのでしょう。理論も通らない筋道で,アフガン攻撃からイラク攻撃に話を摩り替えるのに必死なアメリカの姿は滑稽でもあります。まさに裸の王様。でもだれも王様には何も言えないから,小泉首相のように「もうちょっとがんばってみようよ。今はやまると・・・」程度のことしか言えない。(しっかり物を言ってやったと,首相本人は思っているようだからおめでたいですが)利権のおこぼれから外れないように英国ブレア首相は「やれやれ」とけしかける。自分の首がかかっている独首相は「俺は参加しない」と名明言。それでアメリカからおしおきをくらうだろうから,結局何をしても首は危ういかも。パキスタンは必死。これだけ「アメリカ様,これだけお手伝いしている私を忘れないでね」的活躍をしていたのに,ここでイラクに攻撃されたら国はまじでやばいですよね。結局見捨てられると言うか,相手にされていないのだということに早く気づくべきですよね。

 アメリカにとってアジアで言うことをきかない北朝鮮へのぶつけ駒としての日本。なかなか思うように動かせないイスラム世界への駒としてのイラク。(やることを黙認しておいて,それを口実に攻撃されるのだから,たまったものではないですよね) 世界を追従させる駒としてのアフガニスタン。・・・。世界の国々を駒として扱っているアメリカの態度がより明確になってきた9・11ではなかったかと思います。9・11がアメリカ自作自演の疑念だって晴れているわけではないから,自国国民すら駒なのかもしれません。

 ブッシュ大統領国連演説がやはり納得いきません。

○最大の恐怖はアウトローな体制がテロリストに大量殺戮の技術を与えることだ。→武器売買でもうけているのはブッシュ自身や政府高官自身である。つまり自国のことを言っているのか。

○イラクはクウェートを侵略した。→黙認し,そそのかしたのはアメリカである。

○イラクは長距離ミサイルの破壊と開発停止に同意し・・・破った。→アメリカの脱退がソ連に苦渋を味あわせたこの間の事実はなんだ?

○国連決議をイラクは無視している。→数々の国際条約を無視し,一方的に脱退し,会議にすら参加しなくなったアメリカの態度はなんだ?自分ではなく人が決めたことに同調しないのはただのアウトロー。

○イラクには人権と経済の自由を尊重する政権樹立の可能性が開かれる。→つまりカルザイ氏のように,アメリカの息がかかった人間を立てるということでしょう。サウジアラビア,バーレーン,イラクとアメリカ軍が駐留すれば,そりゃイスラム諸国ににらみを利かせられる。

○最も恐ろしい武器を保有し使用しようとするイラク政権・・・→世界一恐ろしい武器を多量に生産し保有し,実験を繰り返し,使用しようとし,実際に使用としているのはどこでしょう。アメリカです。何人の無実な一般市民を世界中で殺していると思っているのでしょう。あっ,そうか,アメリカ国民以外は駒だった・・・。人じゃないんだ,きっと。

 全く意味不明。この「ならず者のグループ・国家」とこの「独裁者」を何とかしないと,まじで世界はやばそうですよね。

 

どういう国づくりをしたいのかな

 正直言って,政治のことは裏がありすぎて,よく分かりません。ただ政治も含めて,アメリカにせよ日本にせよ,今表立って動いていることが,次の世代を創るということには間違いないでしょう。裏を作るのも結構。裏工作,裏口入学,裏取引・・・。表もあれば裏もあるのが,世の常というものかもしれません。しかし,気をつけないといけないのは,裏は裏であり目には見えない。若い世代に見えるのは表の部分です。

 さて,アメリカは必死にイラクを叩き,サダム・フセイン氏を殺害することに力を注いでいます。イギリスも同調していますね。さて,若い世代に見えるのはなんでしょう。

・ 真実であろうとなかろうと,相手に不利となる条件を並べ,相手を悪にしたてれば殺してもよい。

・ テレビや新聞といったマスコミニュケーションは,集団の心理を左右するために使うものだ。

・ みんなで力を合わせようということで作った組織も,自分の考えが通らなければ無視をしてよい。

・ 強く言い切ったものが勝つ。

・ 自分の都合のよいことは全ての人にとっても都合がよく,自分に都合が悪いことは「悪」と言い切ってよい。

・ 自分の価値観は,他の人すべてに押し付けてよい。

・ 人を殺すことも時としてやむを得ない。

・ 嘘をついていると自分が決め付けた相手とは話し合う必要がない。

・ 力が弱いものは,力が強いものが支配してよい。

・ 武器や破壊力が強い武器は,どんどん開発すべきだ。

・ 自分が信じることのために,無関係の人を少々殺してもしょうがない。

・ 物事の一部だけを見て,誇張すれば,殺人の理由として認める。

・ みんなとの約束も,自分の都合が悪くなれば無視してよい。

・ 友達か敵の2つに分けて知り合いを見ればよい。

・ 自分の家には土足では入らせないが,他人の家ならばよい。

・ 自分が必要と感じるならば,脅迫行為も認められる。

・ 2枚舌,3枚舌を使おうと,大切なのは自分の利益である。

・ 力の弱いものは,強いものにこびへつらい,後ろを黙ってついていけばよい。

といったところでしょうね。

 21世紀最初の戦争を引き起こしたアメリカという国らしい,「国づくり,人づくり,次世代づくり」の方針ですね。ヒトラーになぞられたことでドイツを脅迫する前に,自分の何がヒトラーと同じだと言われているのかを考えなくてはなりません。ゴア前副大統領が少々かみついてくれていますが(これも政治のかけひきってやつではないでしょうね),第3次世界大戦を起こしたいのは,やはりアメリカかもしれませんね。このままでは。

 平和を続けるための平和な政治が,江戸幕府の腐敗や堕落を引き起こしたとも言われています。今は明治直前の日本のようなものなのでしょうか。しかしあの頃のように,危機感が平民に浸透しているとも感じられない。どの意味でも,危うい時代ですね。

 

「テロ」という言葉

 「テロ」という言葉が毎日のように報道されています。辞書に載っている意味ではなく,実質的に考えた場合,毎日見るこの「テロ」という言葉の意味が分かりません。報道で使われている様子を見てみると,「軍事力が弱い国の,軍事力が強い国への攻撃」を「テロ」と呼んでいるようですね。逆の攻撃は「正義」であり「制裁」であり,「世界平和への道筋」ということになるのです。

 以前に新聞記者の人に,この「テロ」という言葉の使い方をたずねたことがありました。明確な返事はありませんでした。よく検討してみるとのこと。私はたまたま海外に住んで,日本の報道を見ていますが,毎日日本で暮らしていたならば,私自身だまされていたのだろうと思います。アメリカでの事件を,アブダビで知ったことについては,幸せでした。日本から時々送られてくるビデオを観ても,「テロ」は盛んに行われ,「正義の国」ががんばって制裁に回っている様子がどんどん報道されていますから。「正義の国」が一般市民を何万人と殺しても「正義の代償」と呼ばれ,「テロ」とは呼ばれないのですね。こんなごまかしに,私達はいつまでだまされ続けるのでしょう。

 原因は何ですか。

 これに答える報道はどれだけあるのでしょう。これを探る情報はどれだけあるのでしょう。これを求める人はどれだけいるのでしょう。近視眼的な見方を,どうやったら打破できるのでしょう。

「テロ」などといった安易な言葉で片付けない,冷静な判断をしなくてはなりませんね。

 

ミサイルに人を認識できればいいのですが

 26日付け読売新聞上での2つのニュースです。

 一つは,反戦グループの米英人が「人間の盾」となるためにバグダッドに出発するというニュース。もう一つは,米国防総省当局の話として,対イラク攻撃の初日に300-400発の巡航ミサイルを撃ち込む計画があるというニュースです。

 今のアメリカの筋道も捨てた行動に対していた溜まれずに動き出す人間と,さらに常軌を逸したアメリカの行動計画のニュースですね。人間の盾として発電所や橋などに陣取る予定で,さらに数百人の出発が計画されているそうです。

 この行動自体が持つ意味や,価値,効果というのはよく分かりません。数百人程度の人の命に対しては虫を踏み潰すかのように殺してきた国ですから,きっと何も感じることなくミサイルは撃ち込まれるのでしょう。「尊い命だったが,正義のために仕方ない犠牲者であった」と話せばだれも罪を問われないのです。もちろんミサイルを操作する兵隊はいても,ミサイルにあたってもよいものかどうか認識できませんし。行けといわれればどこでもいくのが,精密誘導兵器であり,誘導する国が狂気ですから,これはどうしようもないですね。

 アメリカは国外にいる米国人に帰国を勧告しているようです。その半面でバグダッドに向かう米国人のもいる。先日の何かの会議で,マレーシアの外相は「アメリカはテロを受ける理由を考えないといけない」と発言したそうです。それを考えてバグダッドに行く米国人と,考えないで誘導ミサイルを準備する米国人。

 一体,何をしてるんですか?

 人間の盾を呼びかけしたのは元米海兵隊員です。海兵隊時代に,何か感じたのでしょうね。真っ直ぐな心で。

 

「アメリカ式の自由」でイラクを解放?

 サダムの銅像を倒し星条旗をかぶせた兵士の母親は「アメリカ式の自由を求めた。イラクは解放される。」のような発言をしたそうです。この考えがアメリカ国民の基本的な感情なのかもしれません。

 自国を決して戦場とはせず,公表すると殺人集団だったことがばれてしまうから言えないほどの殺戮を繰り返し,街を壊した結果の発言がこれなのですね。「アメリカ式の自由」をイスラムの国に持ち込んで,どうするのでしょう。いつまで自分の国の価値観が世界で通用すると思っているのでしょう。

 これでシーア派の力が増して,サダムのスンニ派政権が弱まるとニュースにもありました。イランの力が(シーア派)強くなるのを恐れてイラクに援助し,イランの進出を阻んだアメリカが,今度はこれですか。そしてさらにシリア,イランへの攻撃の口実を探している。サウジアラビアはさらに困ったことになりますね。アメリカの「中東地域のアラブ諸国の和を乱し,その混乱に乗じて自国の傀儡政権を作る」作戦が着々と進みつつあるようです。

 北部クルド人がサダムに嫌悪感を持っているのはしょうがありません。確かに化学兵器を使い,残虐な行為もありました。しかし,オスマントルコ帝国とペルシャの両権力の間にあり,欧米の政策で作られたイラクという国の中で,サダム政権がイラクを何とかするための行動だったのです。サダムが殺人鬼のように書かれたりもしますが,他国を自国利益のためにつぶしてまわるアメリカだけは,そう言ってはいけません。

 日本でのニュース映像の中にも,クルド人が「憎きサダム」「サダム政権が崩壊してうれしい」という場面を流していました。しかしどうしてクルド人とサダム政権がうまくいかないか,イラクという国の歴史の中で何があったのか,などということは一切触れていません。アメリカが,2001年9月11日の事件の際,パレスチナ人は喜んでいるという映像を流しました。その映像自体はずいぶん前に撮影された,違う場面の映像だったことは有名は話です。つまり情報の書き換えというか,捏造です。日本のメディアも同じことをしているような気がします。余りにも一方的すぎるし,余りにも視野が狭すぎる。本当に中東情勢を勉強したことがある人間が関わっての報道なのかと,疑います。

 シリアをねらい,イランをねらい,アラブ会議を混乱させ,金をちらつかせ,イスラエルに援助を続け,その上で「開放してあげましょう。自由をあげましょう」と言っているアメリカが中東地域にいる限り,世界戦争に近い状態が続くでしょうね。そしてアメリカは混乱の中,パイプラインを引きまくり,利権を手に入れ続けるのでしょう。ブッシュは「パパを殺そうとしたサダム」を殺そうと必死です。こんな狂った状況がいつまで続くのでしょう。

 私はアメリカ式の平和など要りません。

 アラブもアメリカ式の平和など望みません。

 多くの国や人がアメリカのことを嫌いなのです。

 ブッシュ,ラムズフェルド,ライス,オルブライト。石油会社関連の人間ばかりです。殺人計画の遂行者たちです。こういう自分の利益のための殺人はは国際的に許されるのですねえ。

 

最悪のシナリオっぽい

 アメリカ軍は,イラクへの駐留を長期化するようですね。最悪のシナリオがこれから実施されそうです。

「イランを包囲する形のアフガニスタン,イラクへの駐留」

「イスラエルにより近い場所への駐留」

「アラブ諸国へのさらなる駐留」

と,いくつかの駐留が持つ問題点が考えられます。

 以前はイランの巨大化を恐れサダムに力を貸していたアメリカ。そのイランをアフガニスタンとイラクの両側から包囲する形で軍を配備することになりました。「悪の枢軸」の一つとして名指しまでしたイランに,次は何の言いがかりをつけて攻め入るのでしょう。

 アメリカ国内のユダヤ系実力者によって動かされている今のアメリカ政府。ユダヤ系民族を敵に廻せば国がやっていけなくなります。イスラエルの核保持をさらに進め,その一方でシリア等,気に入らないものへの攻撃を強めることになります。何とかイスラエルとパレスチナを握手させたクリントン大統領とは違い,やはり世界戦争を考えているようです。

 サウジアラビアへのアメリカ軍の駐留がどれだけ大きな問題であるかということは,誰の目にも明らかでしょう。サウジ王家をアメリカの支持なくしては歩けないように薬を打っておいてから,軍の駐留。王家はアメリカに出て行けとは言えません。サウジ国民だけではなく,イスラム諸国の多くが怒りをあらわにし,反対を続けようと,アメリカにとってはイスラム諸国崩壊への確固たる過程ですから,何ともなりません。そしてイラクへの駐留。聖地があるとかないとかではなく,今後起きる多くの事件の引き金になることは間違いないでしょうね。

 しかしこれらの問題は,アメリカ以外の国にとってのこと。アメリカは世界統一へのステップを踏んでいるにすぎません。問題を引き起こし,動き出させて足元をすくう作戦を,これまでいくつも行ってきた。それと同じことをしているだけです。まず北部の石油をアメリカの管理下におき始めました。そして次はパイプラインを引き,既成事実をもとに数々の利権を手に入れる。アラブ諸国には混乱と事件が起きるのを待って叩く。

 ネオコンおよび今のアメリカ政府は,ナチスドイツ以上の軍力と卑怯さとずるさと横柄さを持っているように思えてしかたありません。映画じゃないけれど,一度地球が滅びないとこの狂った状況は変わらないのかもしれませんね。

 

イラク人?

 ブッシュ大統領の戦争終結宣言を受け、日本からは副外相が「イラク人の国づくり、政権建て直しにむけての援助をする」と話しています。で、「イラク人」とはだれのことでしょう。単純にイラク国籍を持っている者をさしているならば、無責任この上ないと思うのです。

 北部クルド人か、バグダッド市民か、南部のシーア派のことか。それともそれらすべてを包括して面倒を見るということでしょうか。それらの問題を解決するまで支援を続け、イラクがイラクとして存在できるお手伝いをしたいということなのでしょうか。それが遠く離れた日本からできるのか。それともただ金を配ることを言っているのでしょうか。簡単に援助をするなどと言わないほうがいいですね。「日本人による日本の建て直し」ならまだ分かります。この島国で外との交流を避け続けた単一民族国家ですから。戦後の日本と同様に考えないほうがいいですね。

 欧米社会も日本も、あまりに無責任な「援助」「支援」「解放」などという言葉の羅列を早くやめなくてはいけませんね。その国と心中するつもりなんかないのだし、援助等の先には「助けてやったんだから、それを忘れるなよ」という脅し文句を考えているのだし。

 テレビも新聞も「イラク市民」というひとつの言葉で表そうとしていることに、無責任さを感じます。クルド人が「サダムが憎い」と言っている風景を写しながら、「イラク人もサダムの死を望んでいます」と解説するのは、日本国民に誤解を与えるだけです。シーア派の集会の様子を写しながら「イラクに自由が訪れました」と話すのは、嘘です。

 政府も、テレビ局も、新聞社も、こんなことぐらいは知っているでしょうに。わざとこういう表現をしているのでしょうね。その裏には何があるのですか。こういう誤解を日本国民に与えて何の利益があるのでしょう。

 

さらに刺激する意図は? 

 13日付けのインターネットニュースサイトでは、サウジアラビアの3箇所のコンパウンドにトラックが突っ込み爆発し、日本人を含む数十名が死傷したとありました。「手口がアル・カイーダ」に似ているということで、また捜索が始まりそうです。その状況の中、アメリカのパウエル国務長官は予定しているサウジアラビア訪問を決行するらしいですね。

 さて、パウエルをサウジに寄こすアメリカの意図は何でしょう。イラクを潰し、長期のイラク駐留を宣言しているこの状況の中で、さらにこの事態というのは、イスラム諸国を刺激する以外の何の意図があるのでしょう。アメリカはドイツやフランスをイラクの石油から遠ざけました。トルコが基地を使用させなかったことでさらに圧力を加えようとしています。外国人住居地区を狙ったとはいえ、明らかに対象はアメリカ人。今回のような攻撃は止むわけがありません。そんなことは素人の私でも分かります。

 アメリカが示したロードマップにしても、今回の訪問にしても、開き直った独裁国アメリカのエゴ丸出しの行為にしか思えません。ますますイスラム諸国を混乱に落とそうとする意図以外に、アメリカは何の意図を持っているのでしょう。

 

そして人が次々と死んでいくのですね 

 イラクにアメリカ兵が15万人駐留してます。戦前ブッシュが言っていた様に、第2次世界大戦後の日本のような、「ギブミーチョコレート」と米兵に手を振る様相となってきたでしょうか。東京裁判のような狂った裁判のように占領国が一方的に裁いて終わる戦争だったのでしょうか。

 クサイとウダイを殺し、サダムの腹心を捉え、街を壊し、空港で略奪をし、一般市民に銃を向けている米兵駐留がもたらしている現実はまさに地獄の様を呈してきました。そして国連施設が爆破され、エルサレムではハマスの幹部が殺されました。こうした殺人行為はどこまで続くのでしょう。

 イラクでの事件も、エルサレムでの事件も、根底にある理由は同じでしょう。民族紛争でも、宗教論争でもなく、対アメリカの姿勢です。言葉や話し合いで問題が解決していかないことは、イラク市民やエルサレム市民の方がよく知っています。「外交」「取引」「契約」…そんなものは、欧米諸国が自ら崩してきた解決方法です。

 イラクの国連施設爆発の後、「こうした過激派をとめるには」「恐ろしい報復の暴力」…などといったニュアンスの報道がなされていました。視点は完全に「暴力を振るうイスラム過激派のテロ行為」ということになっています。この視点でイラクやエルサレムの状況を見るから、本質は見えてこないし、何も解決しないのでしょう。2001年のNYでの事件の時に、あるモスリムは「どうしてこんな事件が起きるのかを、だれか考えているのか。」と話していました。これが何より大切なことだと思うのです。イラクを石油基地の一つとして確保したいアメリカの意図、欧米諸国の価値観で国を動かそうとしている態度、「自由」「解放」というまやかしの文言、イスラム国でのキリスト教による支配…。こうしたことが、これまでも中東地域での問題の根源だったでしょう。それに全く目が向けられていないと言うか、話そうとしない。「イスラム過激派によるテロ行為」とまとめてしまえば、目の前の問題に着手しているように見えますからねえ。国連にしても、アメリカが持っている団体としてしか受け入れられていないのが事実。実際国連は世界組織とは言えないでしょう。国連が攻撃を受けたことは、アメリカが攻撃を受けたのと同じ意味です。諸問題の根元にあるものに取り組まないと、ただ命を落とすのは多くの市民です。

 アメリカはイスラム諸国から兵を引き、イラクはイラクに任せ、イスラエルは完全譲歩をするべきです。「俺が仕切れば丸くなるんだよ」というアメリカの態度が世界をゆがめているのですから。「文明国は屈しない・・・」みたいな発言をしている以上、アメリカに他国に口を出す資格は0でしょう。

 何人殺せば気が済むでしょうか。アメリカは。

 

「日本の立場」を日本の首相はどう判断するのでしょう 

 日本の自衛隊派遣までの道のりは短かったですね。現段階ではイラクに調査に行っているらしいです。考えなくてはいけないのは,「人道援助」なのか「占領軍の一員」なのかということです。「テロに屈しず,人道援助を行うために自衛隊を派遣する」と小泉首相は断言しています。言葉としては立派なものです。さてここで小泉首相が言う人道援助とは,だれの立場でのことなのでしょう。日本人としての立場でしょうか,イラク人としての立場でしょうか。アメリカからは自衛隊派遣への圧力がどんどんかかっています。アメリカと同じ立場を明確にしているのは英国ぐらいしかなくなった今,子分の日本ぐらいは自分の言うがままにしないと格好もつかないからでしょう。ジャイアンにとってみれば,スネ夫は常に自分の言う事を聞くべき存在なのですから。

 東京に攻撃が加えられる,という声明が出されるのはなぜでしょう。どうして日本は標的になるのでしょう。テロに屈しないなどと,言う前に,どうしてねらわれるのかを考えないのはなぜでしょう。理由もなく攻撃を加えるのは自分の欲に目がくらんでいるアメリカぐらいのものでしょう。少なくともイスラム教徒は防衛としては戦いますが,侵攻も侵略もしません。

 9・11の攻撃が自作のものであり,「戦う強いアメリカ」を示すためにアフガニスタンを攻撃し,陰険な言いがかりをつけてイラクを侵略する事で中東石油基地に自国軍を置き,ウサマは駐留の理由がなくなるから生かしておき,世界統一国家の設立を目指しているアメリカに追従している小泉首相の頭の中が理解できません。統一国家の中で,大きな仕事を任せてもらえると思っているのでしょうか。「今動く事は,アメリカ占領軍と同じ立場だと考える」とアナウンスされているのです。本当に,「人道援助」に行くのだと,どう説明できるのでしょう。どうして「侵略軍」と思われるとはっきりしているのに,テロには屈しないと寝ぼけた事をいっているのでしょう。

 アメリカが使った劣化ウラン弾などのせいで今のイラクはかなりやばいという話も聞きます。

 現地ではアメリカ軍とは行動を共にせず,本当に「人道援助」に徹した動きが必要です。道を直し,不発弾を取り除き,橋をかけ,水道を作り,発電所を再会しにいくのです。銃を持ってパトロールしにいくのではないのです。

 銃にやられ,放射能にやられるのは分かっているのに,派遣する小泉首相は,死者が出たときには「テロが悪い」と言い続けるのでしょうね。アメリカの態度も,日本の体たらくも,自分の判断や行動力のなさも棚にあげて。前線に立たない立場は,いいわなあ。

 

言葉の意味を明確に話をして欲しい 

 11月29日にイラクのティ久リートで,外務省職員が襲撃を受けて殺害されました。犯人も不明であるし,状況は伝えられていません。そこで小泉首相は「日本はイラクの人道復興支援に責任を有する国で,テロに屈しないとの従来方針に変わりはない。」と話しています。

 首相の言葉の意味がよく分からない。「人道復興支援に対する責任」というのは,どうして発生した責任であるのか。

 テロに屈しないとは,具体的に日本政府として何をどうすることなのか。

ということです。

 責任を有する,というのは,日本政府が追従するアメリカ政府が何百人もの死者を出しながらもイラクに駐留しているから,子分としては同じようにイラクに行く責任がある,ということなのでしょうか。テロに屈しないとは,アメリカが来いと言っているからには,何人死のうがイラクに行く,ということなのでしょうか。それ以外には考えようがないので,そういうことなのでしょう。

 私個人として「日本に援助を求める国に対して,できることをできるだけ行う」ということについては賛成です。水道が必要ならば水道を作り,道が必要ならば作ればいいと思います。ただ今自衛隊を派遣する事は,こういったことをするにしても,大方の見方は「アメリカへの追従」にすぎません。それがいけない。テロに屈しないのは結構。屈せず態度を決めればいい。ただし,アメリカが世界中で行っているテロ行為に対しても,毅然とした態度をとった上でのことでしょう。アメリカに原爆を落とされた国を,エノラゲイを博物館に飾った国を,いつまであがめるつもりなのでしょう。

 まず首相自身イラクに行くべきです。大事なブッシュ大統領もバグダット空港まではこっそり行っているのです。日本ごときの責任者の命など,危険にさらしても,今の日本はどうってことないですよ。きっと。その上で,同じような言葉を述べるべきだと思うのですがねえ。

 

日本人だから殺されたことをうまく説明していない

 外務省職員が殺害された事件について,アメリカは無差別殺人で強盗が目的であったなどという見解を出したり,相変わらず「テロに屈しない」としか言わない首相がいたりして,事件の本質的な部分にはなかなか目を向けさせてもらえないですね。というか,そこのところはあえて目をつぶろうとしているのでしょうが。

 殺害された方の通夜に来た母校の小学生は「無差別に殺されて・・・」と話していたらしいが,学校でそう教えられたのでしょう。どうして日本人だから殺されたのに,そういう教え方をしたのでしょう。「日本の自衛隊の上陸はアメリカの侵略と同様とみなす」という宣言を受け,大使館に銃が発射され,東京が名指しで攻撃目標とされているのに,どうして「なぜ援助をしようとしている日本が攻撃の対象になるのか」という点で議論を重ねないのでしょう。ニュースには「○○党は賛成の方向に・・・」などという記事が載っています。この問題は党がだとか派閥がなどと言っている問題ではありません。本当にイラクの人々を救うには,日本という国としてどうすべきかという問題なのに,がたがた言っている場合ではないのです。

 「どうしたらアメリカの属国という扱いから逃れられrのか」「そのためにイラクに対して行う事は何で,アメリカに対して行う事は何か」「日本同様派遣にしり込みをしている韓国とどう話し合うのか」・・・。国際社会の一員を名乗るならば,本質に返って「国」としての独自性を打ち出さなくてはなりません。

 亡くなられたお二方の大きなお別れの会の席で首相はしんみりと語っていましたね。自衛隊をアメリカや他国との関係をそのままにして派遣すれば,さらに何倍,何十倍もの死者を出します。どういうお別れの会を行うつもりなのでしょう。まさか,命を奪ったとして「イラク人」や「イスラム教徒」などを敵扱いして,挙国一致状態でも作り出すつもりではないでしょうね。アメリカのように。

 戦後受け続けてきたアメリカからの呪縛を解くときです。日本が国としてのスタンスをはっきりと示すときです。自分で歩いているという姿勢を示すときであり,アジアの1国であることを示すときであり,国際社会の1国であることを示すときです。

 まず,なぜ日本人だから殺されたのか,分かりやすい言葉で,分かりやすく説明してみてください。

 

「日米同盟のもと」と言う必要はどこにあるの?

 2003年12月9日のニュースでは「イラク派遣について閣議で決定」という報道がありました。決定について小泉首相が語る中で「日米防衛のもと,国際社会の一員として・・・」というくだりがありました。話をする中で,「日米同盟のもと」という部分だけが,前後の脈絡がなく,不自然に感じました。日本が政府としてどんな支援ができるのかを考えるときに,アメリカとの同盟関係を語るというのは,意味が分かりません。アメリカに対して「どうどう?これだけ意識しているんですよ。今後は仲間はずれにしないでね」と伝えるかのようでした。

 日米同盟のもと,と話したからには,自衛隊の派遣は「アメリカと同様に扱ってください」という宣言をしたことと同じです。つまり,攻撃をしなさい,やれるもんならやってみなさい,私たちをいじめたらアメリカが何をするか分かりませんよ,と言っているということです。

 公明党は「分かりやすく,説得力があり,国民の疑問に答えている」と賛辞を送っています。日本を背負う皆さんは,どうしてもアメリカがバックにいるという図式でないと物事を決定できないらしいし,アメリカがバックにいるから安心しろと国民に伝えたいらしいですね。

 日本のアイデンティティはどこにあるのでしょう。

 イラクを復興させることより,アメリカに追従する事が目的なんでしょ。本当は。

 そうはっきり言えばいいのに,と思います。

 ごまかしの支援はイラクの人にはすぐ見透かされますよ。

 

アメリカの属国と呼ばれる事はステイタス?

 武器・弾薬は輸送しないというイラク支援。ただし,武装した(武器を持った)米兵は輸送するという。それも閣議決定した翌日に,付け足しのように発表されました。そしてバグダット国際飛行場に入るという話です。

 次から次へと矛盾に矛盾を重ねていくこの「イラク支援」。アメリカの言いなりなのか,アメリカに媚を売っているのか,「属国」と呼ばれる事に喜びを感じているサディズムすら感じますね。

 今回日本政府が行おうとしているのは,イラク支援ではなく,アメリカ支援。本当に支援しようとしている人たちはすでにイラクに飛んでいっています。そしてその人たちは「自衛隊は来ないで」と言っています。戦後復興のおこぼれを,ロシアやフランスを除外して得て,うれしいのですか。「国際世界の・・・」と話しているのは,どの世界のことですか。

 私のようなにわか評論家のような者は,たくさんいるのでしょうが,私たちが考えているようなことは,政府は当然考えているだろうし,どういう見られ方をしているかなどということも知っているでしょう。なのに,こういう変てこな動きを平気な顔をしてできることが理解できません。

 イラク支援は賛成です。

 アメリカ支援は反対です。大反対です。

 

派遣される自衛隊に多額の土地使用料を請求するなんて・・・

 イラクに派遣される自衛隊が,テンと設営等のための土地の使用について,地元の部族と話し合いをし,億を超える使用料を請求された,というニュースがありました。また「地元の人間を多数雇用する事が利用の条件」などとも書いてありました。このニュースを見た同僚が,「足元見ていやらしいよな。助けてもらうのになあ」と話していました。

 いくらでも払い,いくらでも雇うべきだと思うのです。援助をする側に立てば,「助けてやるのに,見返りがいるのか?」という心情もおきるのでしょう。しかしそれではただの親切の押し売りにすぎません。派遣される自衛隊員がどれだけイラクの歴史や世界情勢について勉強をしていったのかは知りませんが,欧米に翻弄され続けてきた彼の地の人々側に立った支援が必要でしょう。

 水道も,道路も,電気も必要でしょう。同じように,金も雇用も必要なのです。理由は「食べるため」です。瓦礫の中に立ち,今日何が口に入れられるのか分からず路頭に迷うという現状は,日本は知っています。放射能にさらされた土地がどんな悲劇を生むかとうことは,日本は知っています。占領軍がもたらす「非自国文化」がどれだけその国をゆがめ,骨抜きにしていくかを日本は知っています。国際的に「敵国」と指定され,発言権もなくなるつらさを日本は知っています。

 その日本がイラクに支援に入るということには,大きな意味がある。いくらでも金を払い,いくらでも人を雇い,今日彼らの口に入るものを確保すればいいのです。そして明日には彼らが自分の足で歩き始められるようにすればいいのです。彼らが望むものが彼らに必要なものであり,こちらが準備したものが彼らにとって必要なものではないのですから。

 イラク支援はイラクを支援するのであり,アメリカを支援するものであってはならないのです。イラクにとって必要なものを与える力を持った国がお手伝いさせていただければそれでいいのです。

 

大量殺戮兵器発見!

 確かな期日は忘れましたが、アメリカがイラク国内で、大量殺戮兵器だか、サリン製造だかの器具の部品を発見だかのニュースがありましたね。イラクの刑務所でイラク人を裸にして並べピースサインを送って写真を撮っていた「アメリカへ兵の虐待」が明らかになった頃です。そしてその後、武器だか器具だかの発見のニュースは続報がありません。

 「またか」と思われた方も多いのでは?結局、虐待に対する目を背けさせるためのでっちあげではないのか、と思ってしまうのです。兵隊によるイラク人虐待に比べれば、「イラクはやっぱり大量破壊兵器、殺戮兵器を製造していた!」とのニュースの方が、大きく取り上げられるとの目算でもあったのでしょう。

 たんそ菌事件も同じでしたね。結局は国内の問題でした。

 ごまかし、目をそらし、仮想でも何でも敵を想定し、ニュース媒体等を利用して多くの者の意識を操作し・・・。何度となく繰り返されてきただましあいに、もうそろそろみんな気づいてもいい頃だと思います。いや、気づいていて何もしていないのかも。どの国も自分がかわいいですしね。次の敵国は自国かもしれないと思うと、こんなアメリカを見逃すのでしょう。

 

反米勢力の結束を狙うための「ビンラディンとザルカウィ」

 10月19日付けの岐阜新聞には,次のような記事が掲載されていました。「イラクで犯行声明を出してきたザルカウィ氏がウサマ・ビンラディン氏に忠誠を誓う生命を出したのは,駐留米軍との戦闘激化を受け,組織化を狙ったとの見方が強い」というものです。

 アルカイダとイラクのつながりを作っておくことは,アメリカにとってとても大事なことです。「テロとの戦い」「9・11の報復」は中東を狙うアメリカにとって,現段階で唯一と言っていいほどの「きれい」ないい訳だからです。とにかくイラク国内で米軍が大手を振って歩ける理由が要ります。長くそこに居ればいるほど混乱は大きくなると分かっていても,装備品が不足し,十分な備品もない軍隊を置いていても,とにかくイラクでのアメリカの存在を「当然」のようにしないと,その先にあるものは手に入りませんからね。

 新聞記事の中には「駐留米軍は,ザルカウィ氏がアルカイダ幹部にあてた書簡を発見した」ともありました。また「発見」です。9・11の当日,空港の車の中から「アラビア語で書かれた飛行機の操縦マニュアルを発見」したことを思い出しますね。都合のいいときに,都合のいいものは「発見」されます。たぶんそれを見せろというと「高機密書類」とでもなるのでしょう。ほとんどの情報はアメリカから発信されています。米軍であり,政府であり,彼らが「発見」したものをソースとしているのです。それを評論家たちが一生懸命分析したところで,本当のことは見えてくるわけありませんね。

 さらに新聞の中で隣にあったのは,「反米戦士のCD売れる」という写真入の記事でした。ムジャヒディンと呼ばれるイスラム戦士が戦う様子が収められているCDが爆発的に売れているというものです。「キリスト教徒を殺せという”聖戦”を扇動する歌とともに,米軍を攻撃するイスラム戦士の様子が写っている」と締めくくられています。この紙面を眺めた人たちには「やっぱイスラムはあかんなあ。危ないなあ。」という思いが沸くのでしょうね。そしてアメリカを応援し,アメリカを応援する小泉さんを応援するのでしょう。

 新聞は何を伝えたいのでしょう・・・。

 

アメリカ首脳部再編成と自民党での憲法改正案審議開始

 パウエル国務長官に続き,アーミテージさんまで首脳部を離れました。ブッシュ政権のブレーキともなっていた部分だと思いますが,これで新ブッシュ政権にはアクセルしかなくなったような気がしてなりません。新生ブッシュ号はどこに向かって走るのでしょう。イラクのファルージャではアメリカ軍による虐殺が続いています。男性と見れば全て抵抗組織だとみなしているような状態ですね。無抵抗なイラク人を銃殺する様子も,報道されています。日本人の青年が虐殺され,イラク国籍を持つ英国女性が銃殺され,「イスラムは・・・」「過激組織は・・・」「テロは・・・」という声が大きくなる一方,アメリカ兵の虐殺に対しては,どれだけの声が上がっているのでしょう。ナイフで首を切り落とすのと,最新鋭の武器で無実の人を殺すのと,罪の大きさや凄惨さは異なるでしょうか。新生ブッシュ号のステアリングはますます「暴力に頼る一国支配」を目指しているように感じてならないのです。

 自民党内では憲法改正の審議が始まったようです。ラジオニュースでは憲法9条の戦争の放棄は維持しながらも,「自衛軍」という名称で「自衛のための防備を持った軍」を新設する方向だそうです。そして「集団的自衛権」,つまり「同盟国(現実的にはアメリカ)の自衛のために,外国においても自衛の戦いを行う」ことも含まれるようです。なんだかんだ言っても,実態は「アメリカ軍日本支部」であり,「極東防備最前線基地の新設」ということなのではないでしょうか。

 これらが相関関係にあるのか,偶然の時期合致なのかは知る由もないのですが,「同盟国」「正義」「テロとの戦い」・・・といった大義名分のもと,アメリカというバイクに引きずられて走る日本というサイドカーの図式が見えてしかたありません。これが本当に日本がとるべき方向なのでしょうか。日本人は議論しないのでしょうか。これからの4年間,私たちはとんでもない時代に生きることになるのかもしれないと思うと,ぞっとしてならないのですが・・・。