雨の後の砂漠走行での注意

 

 砂漠に雨が降った後の走行には,少々注意が必要です。

 左の写真にあるように,轍が深く刻まれるからです。

 つまり,タイヤが思ったより深く砂の中に沈み,タイヤ自身を挟み込んでしまいます。

 

   
 轍の部分を拡大すると,深さや様子が分かると思います。

 流れるはずの砂も流れず,サンドロードと比べてもその深さが分かると思います。

 この現象は,左のようにまっすぐ降りる際には,砂の上を滑ってしまう可能性があり,十分にブレーキをかけてやる必要があります。(ただし急ブレーキや過度の速度での進入は十分に注意)

 

 さらに危険なのは,「斜面を横に走る」のトピックスでも紹介したように,横向きに走行しなくてはならない場合です。乾いた砂ですと,左のアニメーションにもあるように,お尻が落ち始めても,何とか対処できるものです。慣れてくると,車体が斜めになったまま走行することも十分可能です。

 ところが,塗れた斜面の場合,沈んだタイヤがつくった轍や,ちょっとした砂の塊,ブッシュの根などにタイヤがひっかかってしまうのです。

 基本的に斜面は板のようにかたくはなっているのですが,乾いた砂のようにテールスライドをすると思って走行すると,ターンオーバーしてしまうのです。

 できれば弧を描くように走ってスライドを避けるとか,斜面はすぐに降りてしまうとかといったルートを考えて走行するとよいと思います。