「アルアイン-ハッタの水辺」

 アルアインからハッタに向かうワジがあります。ブライミからオマーン領に入り,ハッタに向かうルートです。アルアインから走り,半分を過ぎたあたりに水辺がありました。人が泳げるほどの水量があるわけではありませんが,確かに透き通った水がありました。周囲を見ると,岩の間から水が染み出てきています。そして,写真のように,水がたまり,川ができます。この水溜りには蛙が住んでいます。この少し下流ではポンプでおにいちゃんが水をくみ上げていました。動物や人間にとってかけがえのない水は,こうして生まれていました。

 そしてそこで,びっくりするものを発見しました。今までよく観察していなかったからか,あまり他にはないのか,下の写真のように「こけ」があったのです。こけは中学校で習うように,水がないと繁殖できません。つまり,ここには絶えず水があるということです。

 乾いた岩しかないと思っていたのに,こけがある!これには驚きました。不毛の土地ではないのですね。どうして岩山に木があるのだろう・・・とはいつも思っていたのですが,土よりも水,ということがよく分かりました。

 茶色く保護色に身を包んだ蛙,長い長いホースを使って一生懸命に水をくみ上げるおにいちゃん。UAEの自然が守ってくれているのだなあと感じました。