いい湯だな〜〜 ^^ 
白骨温泉(2003/11/15 土曜)


 旅の伴 バイクを買い換えた。
 今まで乗っていたバイクは、アメリカンタイプ(ハーレーダビットソンのタイプ)だったが、どうも”おじさん臭い”と常々思っていた。万年青年には、やはりスポーティーなヤツが似合うはずだ かな? ^^;

 で、「そのうち お金ができたら何か買おっかな」ってな軽い気持ちでバイク屋見学に行くと、運命の出会いか、はたまた悪魔の罠か、胸にガ〜ンと響くバイクを見つけてしまった。10年落ちの黒くてゴツイ セクシ〜なヤツを。
 ちょっと跨ってみると、かなり短足の僕でも、なんとか扱えそうだ。外観も10年経ているとは思えない綺麗さだ。
 エンジンを掛けてもらうと
「プォ〜〜ン、ドロドロドロドロ」 男心を震わせる排気音だ。それは、30年ほど昔、まだ高校生だった頃、心をときめかせて聞いたHONDA CB750の音だった。

 もう、前後の見境をなくした僕は、震える手で契約書に向かってしまった。 しか〜し、薄〜〜〜いサイフは、絞っても絞っても少々お金が足りない。
 「エエイ、清水だろうが富士山だろうが 飛び降りたる!」 分別を喪失した男ほど始末の悪いヤツはありませんな。ついに山の神に内緒のローンを組んでしまった。(ほんの ほんの少額のローンですよ^^; ないしょ、内緒) バレたら、どんな仕置きがあることか。 こわ〜〜

 さてさて、そうして手に入れてしまった相棒だが、相棒というからには、やはり信頼関係がないといけない。そこで、ただ伴と語り合うだけを目的にロングツーリングの計画を立ててみた。
 目的地は、往復で450kmを越える所が候補だ。これくらい走らないと走った気がしない。
 どこかのお寺もいいが、やっぱり晩秋だから温泉がいいね〜。
 で、11月24日で冬季閉鎖になる長野県安曇村の白骨温泉露天風呂へ出かけてみることにした。

新しい旅の伴 HONDA CB1000SF
2003/11/15土曜 自宅 ---> 名神高速道路 羽島IC ---> 一宮JCT 東海北陸自動車道 --->郡上八幡IC ---> R472 せせらぎ街道 ---> 高山市 ---> R158 --->安房トンネル ---> 県道白骨線 --->白骨温泉  帰路も同じ  総走行距離 458km

 早朝5:30 冬用装備をしていても寒い。ちょっと行く気が萎えてきたが、エンジンに火を入れると走る意欲がモクモク湧いてきた。 近所に気兼ねしながら、そっと出発する。
 名神高速に羽島ICからのる。
新しい伴のエンジンは軽快に回っている。雲の多い空に朝日が昇り始める頃、一宮JCTを通過する。東海北陸自動車道 関SAで一休み。(am7:00頃) まだ、バイクとしっくりこない。 朝食に高山ラーメンを食べ、そうそうに出発する。今日は、午後3時頃から雨になる天気予報なので、なんとか、この時期の冷たい雨を避けたいのだ。
 郡上八幡ICを降り、今日のお楽しみ ”せせらぎ街道”を走る。もう、紅葉には遅くて冬枯れた木々が寂しい。その上、雲底が下に降りてきて、いっそう暗い道となってしまった。その所為で、結局、どこにも立ち止らず高山市まで走り抜いてしまう。(am9:00)
 紅葉時期に来ると、すばらしく鮮やかな山々を見ながら、落ち葉を舞わせて走ることができるのに・・・・・・ 残念

 R158は軽快な道で、あっという間に安房トンネルに着いてしまう。トンネルを抜けると、上高地との分岐に出る。近くの温泉から硫黄の匂いが漂ってくる。

 高校時代に一人でツ−リングした時より、随分と道も開け、谷の感じも明るくなっているようだ。当時は上高地までバイクで入れたが、釜トンネルなどの狭さ、暗さ、水滴ポトポトに随分とオドオドして走った記憶がある。

 上高地分岐より程なく県道白骨線へと入る。細くて急な登り勾配の道だが、奥深い山のいで湯に行くには、雰囲気があっていい。温泉の匂いがするようになると、ポッカリと白骨温泉に出る。(am11:00)
 冬間近の寒々とした山に囲まれた温泉は、ほんとにひっそりとしている。山の木々の色と同化して、狭い道に建つ旅館も民家も、みんな灰色に見えてしまう。
 そんな寂しい景色の中で、駐車係の心優しいおじさんと仲良くなった。笑顔の暖かいおじさんとゆったりと話す。泉質や効能、真冬の白骨温泉などなど、そして記念に写真を撮ってくれる。

は、はずがしい〜 ^^
 
本ホームページ初登場の僕

白骨温泉 公営露天風呂
 急な斜面に作られた木製の階段を、降りていくと、ありました! 渓谷に向かって、まったく遮蔽物なしの露天風呂が
 見上げる高さとはいえ、路上からは丸見えの露天だ。一物に不安のある僕は、ちょいと尻込みしそうになるが、ここまで来て、入らないわけにはいくまい。
 裸になると、寒い、寒い。走るようにしてお湯にドボン!
不透明度が高い白濁したお湯は、少し熱めで気持ちがいい。

 首まで浸かって目を閉じる。静かだ。沢の音と木々の間を抜けていく風の音しか聞こえない。なんと豊かな時間だろう。
 ジワッと疲れが滲み出ていく。
 外の気温が低いため、いつまでも入っていられそうだが、まさか、ここで湯当りで倒れるわけにはいかない。 公衆の面前で披露するには、自分の一物は寂しすぎるのだ。( でも、周りの男達もたいした
ことはなかったが^^;)

 ポカポカの体で、いっきに帰路を飛ばす。旅の伴は、実に滑らかで安定している。僕の体にも随分と馴染んできた。
 午後4時30分 帰宅。あ〜 次のツーリングが楽しみだ。