た ら よ う
「たらよう」は記念樹の名前 
 熱 田 神 楽 だ よ り

編集・発行/熱田神楽保存会 
会長 石川 来民造

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NO245 2013/1/10 

         「神竹」=どんど焼き
    約70年ぶりに復活民俗行事

      丹八山加具土社にて


平成25年1月6日(日)終戦頃から途絶えていた「神竹」(しんたけ)行事が
約70年ぶりに復活しました。
町内の伝統行事のことをよく知っている二村定さんの復活に対しての強い意向
にしたがって、成田義男さんの記憶も参考にして、実現しました。
終戦当時は、笠迫の町内では、愛知トヨタの路上と丹八山北東の大橋さんの
あたりの路上で、3メートル位の「神竹」を立てて「どんど焼き」をしていたそうである。
焼いた竹を屋根の上に放り上げると縁起が良いそうである(風邪をひかないとか)。
その竹を「恵方」の方角に倒したそうである。
復活においては、あまり高いと始末が悪いので約2メートル位の高さで行った。
お神酒とお塩お洗米をお供えして、先ずお清めをしました。
かわらけでお神酒をいただき、二村さんから預かった「豆木」で火をつけて
神薪を燃やしました。各家々の人々が正月飾りや鏡餅を持ち寄り滞りなく「神竹」
の行事が終了しました。焼けた竹を二村さんに持っていきました。

 
 

編集後記
  誰かが伝統文化を後世に伝えていかなくてはなりませんね。  石川