エトセトラ・コラム


 2006〜

   かもがわ出版  翠幸一郎=編著
 http://www.asahi.com/articles/ASG7Z6CYQG7ZOHGB015.html?iref=comtop_6_01

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140731/201407310900_22999.shtml
3月3日

第21話
 日本航空が会社更生法を申請して倒産した。さもあらん、と思う。“親方日の丸”は言い尽くされた文言だが、人員削減なり、不採算路線の廃止など、当然でありながら、とうとうやって来なかった。ゼロとは言わないが、オタメゴカシくらいの停止は今までもやってきたけれど、まあ形式的なものだからプラスになる訳もなかろう。ここまで来ると、他人が舵を振るう訳だから、おやりになるだろう。
 先日政府は役人を呼びつけて、ムダ歳出の切り捨て会議をやっていたが面白かった。ついでに政治は政治家(屋)が考える事だから、木ツ葉役人がこれは必要だ不必要だなんて物を考えてはならない。政治が決めた事を実行し、法律が決めた事を守ればいいのであって、自分で善悪の判断、必要・不必要は判断してはならない。こういう補助を出す出さないも政治が決めている。今後一切物を言ってはならない。質問にだけ答えなさい。と言えばもっと面白かったのにと思う。
 で、日航問題だが、年間何人が利用するのだろう。500万人位かな。或いは1000万人を超えるのか。よく知らないが、とにかく無駄が多すぎる。路線も無駄、機材の無駄(大きすぎて燃費が悪い。)レンタルならば、レンタル料も高いだろうし、空港使用料も高いだろう。人間の無駄、これが面白い。新幹線に車掌が何人乗っているのか。16輌で2人か3人か。飛行機なんか一機で新幹線の車輌2台分か、3台分か。それでどうして3人も4人も乗らなければならないのか。新幹線ならば5輌で1人の計算になる。或いは8両で一人か。と言って向こうに飛んでいる飛行機と兼任で1人です。という訳にはいかないので、一機1人でいいではないか。
 大変不確実な話が巷間流布されている。成田空港の窓口(切符切場)の女の子(女子社員)は給料が年収で850万円。隣のノースウエスト航空の女の子は250万円。メチャクチャ定かではないけれど。空を飛んでいる女の子は1000万円を超えているよ。とも言われていたナァ。運転手(イコール操縦手。どうしてかナァ。バスも電車もタクシーも運転手なのにね。)、これが4000万円。本当かしらね。3年前まで政府が公表していた“高額納税者”は1000万円以上で15万人。納税で1000万円の人は年収で4000万円になる。日本に中小企業の社長の数が645万人。社長の10%も4000万稼いでいないのに、たかが社員の分際で4000万円はすごいなァ。で、結局堕落してしまったか。
 改札口が凄いね。窓口で切符買ったら分厚い黄色い紙をくれた。ダンボール程厚くない。大きなJRの切符の4倍(寸法)全日空の倍。当日それを持ってもう一回窓口へ来て(販売機)、切符と取り替える。取り替えた切符が矢張りJRの4倍、全日空の倍。紙はペラペラになったけれども。
 窓口で金を支払ったんだから始めから切符(搭乗券)をくれればいいではないか。そうすれば2回も窓口へ行かずに済む。お客に対しても失礼だろう、2回も窓口へ来い!と言うのは。ソフトを直すだけでもスゴイ金が掛かるんですよ。結局無駄金を使うために飛行機屋をやっているのかねェ。紙だけでもJRの8倍かかるよな。厚みも勘案すると12倍になる計算か。とすると全日空の6倍。
 改札口もすごい。JRなんか誰もいない。だのに切符を機械に差し入れる係。半券が機械から出てくると抜き取って客に渡す係。それが2組4人。それを見ている係が1人。計5人でやっている。JRはゼロなのに。でも1人部屋の中にいるから日航もトラブル用に1人おってもいいだろう。飛行機に乗ろうとして切符を機械に差し込む事もわからない人は世界最大の高学歴社会の日本に居ないと思うなァ。もし居たら介護人も一緒だろうよ。
 細かい事だけを書いてきたが、年間凄い数であろうから、“チリも積もれば山”だよ。

2月22日

第20話
 政府は高速道路をタダにすると言う。大賛成である。但しだ、去年土・日曜日を千円にしたらフェリー会社が倒産した。失業者が増加した。倒産会社の社員が他社に移る訳にもいくまい。何故ならばその他社もアップアップで倒産会社の救済どころか、手前の会社の社員も首切りしたいのだから。その結果何と派遣村の住民が増加する事になるだけなのだ。
 民主党は派遣村の住民を増加させる為に政権をとったのだとしか思えない。
 高速道路を千円にしたら何と四十キロメートルの渋滞になった。タダにしたら百キロにわたって車が並ぶだろうなと思われる。挙句の果てに、JR・私鉄・バス・タクシー・フェリーとあらゆる乗物がアップアップになるのが先か、渋滞が凄いので車に乗るのを諦めるのが先か。で、もうフェリーが倒産した事実があるのだから、公共交通の方が先に参るだろうな。
 別に金をとっていてもいい加減車がお走りあそばして、第二東名だ、第二名神だと言って、自民党は不必要なものに金を使いたがって来たけれど、大義名分は必要だと称して。
 民主党は逆に金を払って走りたがっているのに、それを無視して、タダにして公共乗物を駄目にしようとしているのは、那辺にねらいがあるのだろうか。
 そこで提案。誰も国民が望んでいない空想論を世界に向かって発信したのは、民主党なんだぜ。
 CO225%削減の話だ。大賛成だ。でも高速道路をタダにして百キロの渋滞にして、CO2増加以外の何物でもないではないか。表向きの口先ではCO2の削減は言いながら、実はCO2の増加バンザイなのか。
CO2の増加と削減どちらが本音か。絶対増加だとみる。その心は一票もらえる。国民は削減など考えていないから、表向き削減と言いながら、実はどんどんCO2を出しなさいよ。となる訳だ。
 世は、誠者達はガスを当然口にする。それ位は民主党といえども、ガスがCO2が増加する位はわかるだろう、考えつくだろう。
 国民はCO2のことだけ考えてないけれど、エコポイントを貰えるならば、それにしようか、つまり何でもいいのだから。どっちか金を使うならばという程度だから。
 だから車など別にやめないさ。去年ガソリンがやたら値上がりした。前の晩に幾らか車が並んだ。ガソリンスタンドの前に。一割も0.一割も並んじゃいないけれど、テレビには凄く並んだ様に見えるアングルで車の90%もが並んだかの様なオーバーな報道をする。99.9%は並んでないよなどとは絶対に報道しない。それも生活の智恵だからいいだろう。
で、車を止めて頂くためにガソリン千円にして、高速道路無料がCO2削減の絶対の早道だと思うな。

2月13日

第19話
 無駄な支出をやめる。
 木ツ葉役人の天下りをやめる。
 民主党政府は凄い掛け声と共に船出をした。前者は大賛成であるが、後者はチト違うなと考えている。
 ところで無駄な支出とは何であるか。こんなものに定義はない。だからお互いの寝言にすぎないのだ。
 郵政の西川社長が首になったら、木ツ葉役人が3匹も天下った。役人大嫌いな筈の民主党が、のたまわった。役人やめて十四年。天下りと言えぬ。14年おった(勤務した)所は天下り先じゃないのか。民間なのか。国から十四年間一円も貰っていないのか。税金をつぎ込んでいないのか。貰った金は役人個人の自腹の金か。そうではあるまい。税金だろう。その税金をつぎ込んでおいて、14年間も間が空いたのだからもう天下りでない。それに優秀な人を活用しないのは宝の持ち腐れ。と来た。14年の期間定義の根拠は如何に。そのうちに1年も経ったのだからもういいんだ!と言うつもりか。全部の役員を優秀だから、遊ばせておくのはもったいない。と言うつもりか。
 役人って何人いるんだい。国民って一億人もいるんだで、それが全部バカで役人だけが優秀でお利口なのか。
 役人の天下りは、例えば50年目であろうと、東大を一番で卒業しようと、たった一日でも役人をやったヤツは能力に関係なく全部駄目であるべき。
 ところで話を元に戻して、無駄な支出の話だが、14人の議員達が「ヤメ」、「ヤル」、「ケズル」と言って仕訳をし終わったわけだが、これも馬鹿げている。民主党ですら、もう時効だ!優秀だ!と自分達のスローガンを否定して、挙句の果てに弁解しまくったのだから、役人ならば政治屋どもよりももっと上手に「何故必要か」を弁解するのである。そんな内で弁解のベテランどもと戦ってみても、丸っきり無駄である。
 今の日本は赤字財政なのだ。真っ赤っかのか、なのだ。金がないんだ。全国でJDPの倍も借金があるのだ。使う金がないのだ。従って今年は“人が死ぬ”以下は一銭も使えないのだ。来年黒字に転換したら使えるかもしれないが、今年は使えないのだ。従って“人の死”を防ぐ為には、医師と病院とベッドと看護婦と、それに付随する機器道具、従事する士(サムライ)達を徹底的に増加させる。医学校も増やす。
 箱(建物)、筋(道路)などは一切やめる。鉄道もやめる。救急ヘリはどんどん離島、過疎地には増やす。
 去年一年間で日本の経済つまりJDPはどれ位伸びたのか。米国を抜いて世界第一位になれたのか。相不変世界第二位ならば去年の支出は全部無駄。

2010年
2月6日

第18話
 「親方日の丸」、「親方日の丸」と散々マスコミに批判されても“日の丸”をやめようとはしない日本航空。そして日航の勝ち。なぜか。“日の丸”が面倒みる事に決まったから。そして社長の首も早々と決まってしまった。とすると、どうせ首になるなら何もせずに、波風を立てずに首になりたいだろうな。と思うよ。誰が仕事などするものか。“立つ鳥は跡をにごさず”だよな。
 +(プラス)の会社にする為には、あれもこれも減らす事だよな。削減!これ程イヤな仕事はあるまい。削減すべきすべての部署で反対運動、反対行動が起きる事は目に見えている。トラブルの渦中に巻き込まれるなんて、とんでもない。どうせ首になるのなら、おだやかに首になりたいよ。
 まず早急に首にしない、首にならない社長をすえるべきだろう。今の社長でもいい。出来の悪いのは、前、元社長なのだから。それらが未だ社内に居座っているのなら、早速明日にでも懲戒免職にすべきだ。社員の不満をなくすためにだ。
 もっとも報道に依れば、退職金返上の由。いい事だ。当然の事だ。
 改革はいろいろ言われている。が、赤字路線がやめられない。が多い。
 今、日本列島(沖縄は除く)はJRが走り回ってらぁ。一部民営(?)化、私鉄(?)化した所もあるがまあまあ走ってらぁ。中に止めた所もあるが代替バスになった。もっともそんな地域は、飛行機は関係ないのだから論外。
 国際線は別にして、国内は百%鉄道が走っているのだから。飛行機はやめられる。赤字路線など即刻止めるべきだ。先のばししてはならない。
 地方の役人に文句があるのなら、役人が赤字を補填すればいい。資本主義社会においてこそやめる理由がある。不必要(北九州・神戸・静岡・佐賀・熊本もうやめた)つまり、地方空港はすべて不必要だ。札幌・仙台・東京・大阪・名古屋・福岡・那覇の七空港だけでいいよ。後の空港は+(プラス)の所だけ使えばいい。一県一ヶ所なんてとんでもない無駄だ!
 日航は人が多すぎる。流石に今度、六千人だとか一万人だとか削減数が言われているが。それも早急に実施すべきだ。
 まず切符に文句がある。全日空に比べて、あの大きさは何なのか。窓口で金を払ったのだから、JR並みの寸法(大きさ)の切符を発行すればいいのに、真黄色のダンボール紙並みの分厚い切符引換券をくれて、もう一回当日窓口へ来て(または機械で)切符を貰え。二度手間をやれ。誰が日航など乗るものか。窓口は一回で済ませろよ。
 何故窓口に何人も人をおくのか。何故荷物預けに人を並べるのか。ゲートに切符を受け取って機械(改札機)に差し込む係、機械から出て来た半券を取り出して、乗客に渡す係。一体全体ゲートに何人の人間を置けば気がすむのか。これも上司のマスターベーションか。上司は全部やめさせるべきだろう。
 JRを見てみろ。ゲートに一人も居やしないよ。もしトラブルもあり得るわけだから一人いればいい。何故五人も六人もおくのか。
 給料も含めてもってもっと人間の簡素だよな。

12月25日

以下は中日新聞12月17日の「流儀あり」の記事です。


  http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ryugi/list/CK2009121702000208.html
2月16日

第17話
 トヨタ自動車、いすず自動車、ソニー、キャノンの派遣社員の馘首に対する報道のスサマじさ。一体あれは何なのか。派遣社員と言われる人類は、他人ではないのか。他社の社員ではないのか。それが何故首切りがいけないのか。何故マスコミがあんなに騒ぐのか。首を切られた者達は、登録した会社、派遣をした会社に向かって騒ぐべきではないのか。彼等はどちらの会社の社員なのか。前記の会社に“正社員“がいる限り、”派遣社員“とは、派遣をした会社の社員ではあっても、派遣をされた会社の社員ではあるまい。派遣された会社が、派遣した会社の社員(正か非正かは関係ない)を切って何処に不都合があるんだろう。うちの社員ではないのだから。他社の社員なのだから。その首を切られた社員をかかえている会社が、自分の会社の社員の面倒を見るのが自明の理だ。
 自民党は世界最大の、そして世界唯一の「共産主義」政党である。依って日本国民が使う教科書も自民党(文部省)が検閲(検閲ではない、検定だ!と言って逃げること明白)これが共産主義者専用の証である。共産主義とは労働者を大切にするイデオロギーである。大事にする。労働者のユートピアにするとのイデオロギーなのだから、労働者の首切りなど、とんでもない話で、裁判は必ず負ける。曰く“不当労働行為“曰く”解雇権の乱用“となる。裁判官は自民党(国)から給料を貰っているのだから、ご主人様におべっかを使うのは当たり前だ。だから当然の判決だ。資本家にも味方をする筈もない。
 それでも派遣首切りの事件では、契約を打ち切った資本家が”悪“であって使用者である筈の派遣会社の資本家の方に鋒先が向かないのであれば、何の為に派遣などというシステムが生まれたのであろうか。それなれば当然共産主義自民党は”派遣会社禁止法“を制定すべきだろう。派遣会社が成立したのは九一年以降と言われているが、明らかに首切り禁止を逃げるための方便に過ぎないのだ。派遣の首切りをいけないと言うなら派遣の意味がなくなるのだから禁止にすべきだろう。
 派遣、パート、アルバイトは禁止にすべきである。
 派遣首切りをケシカラン勝手に派遣になっておいて首切り反対を唱えているのを、後でバックアップしているのは、むしろ共産党より自民党であろうと考えている。その自民党はマスコミに命令して、ほんの一部分0.00分の一にもならない少数の会社(六百七十五万社の中の数社)を一面トップに派遣首切りを大迎に書かして、日本中の会社が派遣首切りをやっているように擬装させて、六千五百万人のサラリーマンを恐怖に落としいれて、日本の景気をアウトにする意志必定である。

2009年
2月 6日

第16話
 今年の政府発表に依れば、交通事故死が激減したそうだ。多分罰金三十万円が効いたのであろう。
 従ってそれをゼロに近づける為に、道交法を改正して取締りを強化するべきである。
(1) 酒を飲んだら量に関係なく、罰金を六十万円以上とし、上限は設定しない。量に応じて上げていく。六十万円以下はない。
(2) 飲酒事故を起こした時は下限を八十万円として、車輌は没収する。酒の量、事故の大小、意志の有無、酩酊の度合いに依り、八十万円から上は無限とする。車輌の没収は百%とする。没収した車輌は岐阜羽島駅前の車のオークション屋に持ち込んでおけばよい。警察で車輌置き場の場所を確保する必要もない。もっとも岐阜羽島駅前などに限ることはないのだから、それぞれの街のオークション屋を利用すればよい事だろう。
(3) 福岡の木ッ葉役人の殺人事件の様に、酒の量とか酩酊の具合とかを考慮してはならない。死亡事故の場合は必ず“死刑”冤罪の可能性のない限り、他の何事も考慮してはならない。財政赤字の日本国で、その様な犯罪者を生かしておいてはならない。意志が、殺意があったかなかったかも何の関係もない。そんな人を殺す様な犯罪者を国民の税金で生かしておくことがナンセンスであろう。今地球は九十億人、百億人と正に地球から人類がはみ出しそうな勢いで増えている。地球を守るために自然淘汰が必要だと言って戦争をやる訳にもいかない。戦争では人を殺せば英雄になるのだから話がややこしい。日本の様に病院の数を減らして病人を医者から遠ざけて、まず病人から殺そう。仕事の有る筈のない“後期高齢者“収入のある筈のない”高期高齢者“から健康保険料、介護保険料と、無収入の者から二重の保険料を没収して、物理的に払える訳がないのだから、滞納する。滞納したら待ってましたとばかりに保険証を取り上げる。保険料を払える筈のない老人が医者へ行って実費を払える訳がない。従って病気になっても、病気をしても医者に掛かれる筈もない。医者に掛かれる訳もない。病気イコール”死ね“と、自民党は老人殺しの政治をしようとしているのだから、犯罪者を殺す事も守備範囲であろう。
(4) 役人とは“公僕“と言って国民への奉仕者なのだから。かつ又法律の番人なのだから。国民以上に法律は守るべきなのだから。役人に限り、飲酒運転は量に関係なく、事故に関係なく、一滴でも飲んだら”懲戒免職“それ以上の処罰は有り得ないし、他の処分、即ち罰金、没収、懲役、死刑は一般国民と同等とし、尚氏名は必ず公表する。まず役人の綱紀粛正から始めるべきであろう。


10月 1日

第15話

 小沢一郎さま
 いろいろ書いてきましたが、もう少し書きます。
 最近日本では「格差」がかまびすしいですな。格差という言葉は完全な共産主義用語だと思っています。何故ならば人間社会にあっては格差は当たり前当然な事なのです。これを無くすのには人民平等でなくてはなりません。人民平等とは共産主義社会でしか成立しませんが、生憎この地球上に本当の共産主義国は存在しません。共産主義とはマルクスが唱えたイデオロギーで、一言で言ってしまえば“労働者のユートピア経営”の筈です。
 嘗て当時の海部総理が言いました。「最近ソビエトから調査団が何組も日本へやって来る。来ると必ず首相官邸へ顔を出す。矢継ぎ早に何組も日本へ来て顔を出す。何故か疑問に思って彼等に聞いてみた。どうしてその様に度々日本へ来るのかと。彼等曰く、「ゴルバチョフ氏はこのソビエトを本物の共産主義国にしたい。育てたい。でも今世界で本当の共産主義国家は日本しかない。だから我々は共産主義の勉強のために日本に来るのである。」と。
 これを時の総理が言ったのです。自民党が自ら我が党は本物の、完全な、正真正銘の、世界唯一の共産主義政党だとは言いにくい。特に総理直には言えないから、ソビエトの名を借りて広言したのだな。と理解した次第です。戦前教育を受けた我々がこそ言える言葉ですね。もっとも小生と海部氏は同年生です。同時期には石原都知事もいますが、あの人も戦前派の割にはそんな思いはないようですね。
 日本は教科書を検閲(言葉を検定と使いますがこれは国民を欺く手法です)しますね。出版社の自由にさせませんね。結果自民党万歳の教科書で国民共は“マインドコントロール”されて、一億総共産主義者に育てられて来ました。だから国民は格差という言葉を平気で使えるようになってしましましたね。
 但し考えてもみてください。共産主義政党の職員達でも上から下まで同給料とはいかないでしょう。年齢で違うから、入党年次が違うから、肩書きが違うから、地位が違うから、仕事の量が違うから、幾らでも山程“不平等”の理由はあるのです。人間社会で“平等”などはあり得ないのです。だのに平気で叫ぶ日本国民!
 つまり民間で出来る郵政を国がやる。それこそが共産主義なのです。明治の初期、民間が発達してなかった。飛脚しかなかった。だから国がやった。それはそれで正しかった。今は。である。中曽根元総理と小泉元総理だけが本物の資本主義者であったのでしょう。まだまだ共産主義万歳ですね。

9月13日

第14話
 いかに無駄をなくすか。これが政府の何より第一の仕事である。と小沢一郎さんよ吠えて下さい。
 役所から車はゼロにせよ。と前回書きました。山程その様なネタはある筈ですね。廊下の電気などは百%消す。部屋の中の電灯も席を立つ時には消す。事から始めて幾らでも無駄はある筈です。民主党の中に役所の無駄を見つける委員会でも作って無駄さがしをやったらどうでしょうね。
 三千三百(合併前の市町村)の県立・市立・町立・村立の文化会館(名称は県民会館・市民会館を含めて千差万別です)や「道の駅」「温泉」などなど民間の営業妨害的な営みがやたら多いですね。前回三万三千の天下り団体と書きましたが、とてもとてもでしょうね。まず図書館、美術館、博物館、大学をとりあえず先送りして、その他の商売物をすべて、市町村に至る迄精査してみて下さいよ。そして税金ゼロにすれば、財源はどこにあるのか、と自民党にいわれて話をそらす必要もないでしょう。チャンと答えられるでしょう。
 多分敵(国民の)は住民サービスと切り換えしてくるでしょう。サービスをやめろと言うつもりはありません。ペイする様に給料を半分にする―月十万あるかないかという国民がゴマンといるわけだから、天下りも商売出来なければ半分は当たり前でしょう。民間のホテル代、芝居小屋代、サービス代より安くしなければならないなんて理屈ないわけだし、安いという事は民間に対する営業妨害で、民業圧迫になる訳だから、即刻やめさせる必要があるでしょう。
 次に役人の給料から手当はゼロにするべきです。給料というものは働く仕事に対する報酬でしょう。
イラクへ行って戦争をやることが兵隊の仕事でしょう。それを承知で自衛隊という名の軍隊に入ったのでしょう。満州事変、支那事変、大東亜戦争、第二次大戦。兵隊は皆危険手当を貰って沖縄へ、南方へ、北方へ、中国へと進軍して行ったのでしょうかね。軍隊とは戦争をやる為の役所です。そして国・地方自治体、すべて国民の為に、住民の為に奉仕がしたくって役所に入ったのでしょう。だのに何故いるのですか。手当てはゼロにすべきでしょう。
 役人は国民の奉仕者です。「公僕」と言いますよね。つまり国民の“召し使い”でしょう。召し使いがご主人「国民」の上に来てはいけません。「しもべ」なんですよ。“しも”で“ひれ伏す”身分なのですよ。官舎(住宅)、公社(集会所)はゼロにすべきです。百%売ってしまえば、役人の為の国有財産を百%売ってしまえば、国は凄い金持ちです。
そして役人は国民年金に組み入れましょう。
2008年

9月 2日

第13話
 小沢一郎さん。
 今日は一つ面白い提案をしたいと思います。まず日本は世界唯一の共産主義国家である。自民党は世界最大の共産主義政党であると言っても、建前日本は資本主義先進国なんですよね。民主主義国家なんですよね。民主主義とは何か。一発で言ってしまえば、民が主人なんですよね。でも日本はそうなっているか?いませんよね。明らかに官主主義国家ですね。完全に間違ってますよね。貴方の仕事は役人を主人の座から引っ張り降ろす事じゃないでしょう。ゴマンと全国に例はあるでしょうけれど、私の街、大垣市での例です。大垣市内の中学生は親同伴でも映画館へ行くことが禁止されました。“木っ葉役人”が主人に命令するとはどういう思い上がりでしょうか。どんな法律に基づいて言ったのでしょうかね。学校で映画館へ連れていかない。あぁそれはそれで学校の自由でしょう。家庭への発言をするとは何事ですか。教師が親に意見を言うのは自由でしょう。そしてそれを採用するかしないかは親の自由の筈ですよね。市にも教育委員会にも発言権はありません。それが民衆主義です。後日談は週刊誌の察知する所となって全国区の話題となりました。テレビに週刊誌に取り上げられてはたまったものではありません。早々に禁止令は撤回されましたが、これは明らかに主人に対する敵対行為です。役人の国民に対する敵対行為は百%懲戒免職にすべきでしょう。国は赤字なんですから罪の大小にかかわらず敵対行為はクビです。
 お上は主人に命令し過ぎです。例えば国民が役人及び国または地方を訴えて一番(地裁)で役人が負けた場合は控訴は認めない。と同時に役人は上から下まで十八乃至は二十人は首にする。但し国民が負けた場合は控訴ありとする。
 オンブにダッコマン(?)に依る公開情報の裁判も多いですね。基本として国民たる主人の要求なのだから公開を要求されれば必ず公開しなければならない法律にしましょう。守秘義務なんて、曖昧な文言は使わない事です。こういう場合は駄目と法律に明記すべきでしょう。役人の武器となり守秘なんて言葉は役所から抹殺すべきです。
 ともかく国民に対する敵対行為はクビを公務員法のトップとすべきです。
 軍隊省(?)のトップの次官の退職金が話題ですね。約七千万円。主人である民間会社の使用人(社員)の誰が貰える金額ですか?この退職金は税金でしょう。主人の金でしょう。召し使いが主人よりはるかに多い退職金とは何事ですか。日本は「自己責任」の国ですよ。召し使いの退職金や賞与金はゼロ。何せ国民に対する奉仕だから。