2001年ビール大手出荷量まとめ
2001年ビール・発泡酒出荷は前年比0.3%増の5億6229万ケース(1ケースは大瓶20本換算)となり、
3年ぶりにプラスに転じた。総市場はボールが11.6%減となったが、発泡酒は42.4%増となり、発泡酒
の比率は9.2ポイント増えて31.3%に上昇した。
アサヒはビールは低迷したが昨年2月発売の「本生」が予想以上の伸びとなり、トータルの出荷は9.4%増となりシェアは
38.7%とキリンを48年ぶりに抜いてトップシェアを奪取した。
キリンはビールは12.4%減となった上、発泡酒も総市場の伸びを下回る6.3%の増加にとどまり、シェアは35.8%となった。
サッポロは、上期シェアは14.3%であったが、下期は15.7%と盛り返し、年間でも15.0%とほぼ前年並みになった。
サントリーは前年は初めて10%シェアを突破したが、2001年は発泡酒が目標の20%を1割下回ったため、再びトータル
シェア10%を割って9.7%にとどまった。
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