オリオンビール

名護市に工場。外間政吉工場長、当初はドイツ夕イプの重厚な味で売り出したがまったく売れなかった。気候や食べ物とのマッチングに問題があることに気づいたので米軍民政府とも相談して麦芽やホップを変えて軽い爽やかなピルゼンタイプに一新して出直した。外間さんも入社後に、アメリカ、セントルイスのバドワイザーの工場に研究に行つたとのこと。油をつかつた料理の多い沖縄にはむしろアメリカのビールの方が参考になった。オリオンは爽やかさだけでなくコクがある。「沖縄の水は石灰層なので硬水が多いのですが、名護の幸地川の水はやわらかいんです。山原(やんばる)の森できれいに濾過されてできた水です。私も山原の出身ですが、工場就職者の9割が山原出身です」と外間さん。 日本国内シェア0.9%。ビールは農産品である。オリオンビールは、40年前から偉大なる「地ビール」をつくり出している。〔「翼の王国」98-1No.343 吉村喜彦氏より抜粋)

オリオンラガー

アルコール分約4.5%。昭和34年にドイツからホップ、モルト、ビール酵母を輸入して製造を開始して以来の伝統ビール。

オリオンドライ

アルコール分約4.5%。昭和63年に発売開始。ドラフトビールのさわやかさをより強調したビール。黒地のデザインが印象的。

オリオンドラフト

アルコール分約4.5%。麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。快いホップの効いた、コクのあるマイルドで口当たりのよいピルゼンタイプ。淡色の下面発酵。1997年10月に久しぶりに飲む。また、沖縄に行きたくなりました。


オリオンビールがアメリカの日本食スーパーに売っていました。 さっそく買って飲みました。沖縄の青い海と空を思い出します。

アサヒ オリオンドラフト

アルコール分約5%。麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。2002年秋発売。アサヒビールが2002年8月にオリオンビールと業務提携し、沖縄県以外での販売権を獲得、全国で飲めるようになった。厳選されたホップと麦芽を使って、爽快なのどごしとマイルドな味を出したという。パッケージは沖縄の海と太陽を鮮やかな色彩で表現している。・・・飲んでみましたが、全然オキナワっていう感じがしませんでした。アサヒのビールのような味です。もしかして、アサヒの酵母と製法を取り入れたのでしょうか? みなさん決してこのビールでオキナワはと思わないで下さいね。

オリオンピルス<生>ビール

アルコール分約5%。麦芽、ホップ、米。1997年10月に飲んだ。あのオリオンビール独特のくせがほのかに残る、さっぱり味のビール。沖縄のギラギラ太陽の下で飲みたいな。缶に「ビールの生命は、新鮮さです」と書いてありました。まさにその通りです。

アロマトーン

発泡酒。麦芽使用比率25%以下。麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ、糖類。アルコール分約5%。オリオンビールの発泡酒としてちょっとだけ期待したのですが、やっぱり「発泡酒」でした。

 ビールの部屋へ戻るHomeホームページへ