• 地ビール1
  • オホーツクビール

    北海道北見市 北見町の有志47者。 0157-23-6300 第3日曜休み JR北見駅。 隣町の端野(たんの)町が二条大麦の産地。 ピルスナー、エール、ヴァイチェン(小麦を50%以上使用)、黒ビール(無濾過)等8種類 醸造担当スタッフ 4人   阪内氏 26歳 北見工業大学大学院 化学専攻

    千歳空港内の軽食屋さんで、「エール」ビール(?)を飲む。一杯650円で一人一杯までの限定。フルーティな香りとほのかな苦み。のどごしに苦みと甘みの複雑な味が花火のように次々を現れるよう。

    梅錦ビール

    愛媛県四国中央市金田町金川14。梅錦山川株式会社。電話0896-57-1900
    ホームページ:http://www.umenishiki.com
    1995年6月1日開始。キリンビールと技術提携。「梅錦」といえば日本酒ブームのきっかけをつくったお酒のひとつ。愛媛県周桑郡丹原町の梅錦ガーデン丹原麦酒醸造所 電話0898-73-2071 11〜22:30。県内のレストランでも取り扱っている。ピリスナー、ボック、伊予柑の発泡酒、ペールエール、真珠入りパールビール。松山のレストランでとりあえずピルスナーをのんだ。炭酸きつく、こくのある味であった。
    ピルスナー

    麦芽、ホップ。アルコール度約5.5%。一番搾り麦汁だけでつくった素直な味と、良質なアロマホップの苦みと香りが絶妙なバランスで調和している」とか。2005年1月取材。

    地ビール飛騨・古里古里の国

    地ビール飛騨(高山市、寄本博行社長)。業務用樽製品の販売。アルトとケルシュの2種類。 1リットル瓶1800円。見学コースで試飲可。当初年産60キロリットル。初年度売り上げ5000万円目標。

    Hoppy Beer

    ホッピービバレッジ(株)調布工場 東京都調布市多摩川1-34-1
    (1)深大寺ビール(ピルゼンタイプ) 原材料 麦芽、コーン、ホップ アルコール分約6%。ドイツ直輸入のビール酵母、武蔵野の天然水を低温でじっくり醗酵させた下面発酵ビール。麦らしい香りとすっきりした味。薄い炭酸。ほのかなフルーティな後味。緑のびん。栓に「地ビール」と書かないでヨ。
    (2)深大寺ビール(ミュンヘンタイプ)黒ハーフ。ミュンヘン本来のダーク調ビールで、濃色で麦芽に香味があり、引き締まった苦みとまろやかな香りが魅力の下面醗酵ビール。 原材料 麦芽、ホップ。アルコール分約4.5%。甘すぎる!
    ホッピービバレッジ(株) 東京都港区赤坂2-15-12
    (3)赤坂地ビール(ミュンヘンタイプ)黒ハーフ。原材料 麦芽、ホップ。アルコール分約4.5%。味はあっさりし過ぎており、物足りないと思う。

    赤坂ビールピルゼンタイプ2000年限定バージョン

    麦芽、スターチ、ホップ。アルコール度約6%。・・・普通でした

    秘境黒部ビール

    銀盤酒造(株)富山県黒部市荻生4853-3 原材料 麦芽、ホップ。アルコール分約5%。コクがあるがすっきりした味に仕上がっている。

    ランドビール

    愛知県犬山市羽黒新田字高見1ー4。清酒メーカー盛田の子会社(盛田和昭社長)。250キロリットル/年。ドイツ系の赤みがかった褐色ビール。木曽川の伏流水とヨーロッパ輸入の麦芽・ホップ。96-10-14出荷予定。名古屋市中区栄1丁目にビアレストラン「ランドビアサーカス」をオープン。1997年春にコンビニの「ココストア」で瓶入りを発売。 1997-9月その「ココストア」で3種類を購入。360mlが500円とやや高いという印象。 「ケルシュ」麦芽、ホップ。アルコール約5%。あっさりとしてほのかな苦み。少し物足りなく感じた。 「ヴァイツェン」麦芽、ホップ。アルコール約5%。やや酸味がある。さっぱりした味。 「アルト」麦芽、ホップ。アルコール約5%。アルトビールのコクとこの地ビールのさっぱりした特徴のさっぱり感がほどよくマッチしている。3種のなかでは一番気に入った。 1瓶500円とやや高いので各1本しか飲んでおらずこれで判断するのは、ランドビールに失礼だが、全体的にさっぱりした味に仕上げており、ビアレストランで3種を飲み分けるとおもしろいと感じた。

    ガマダスビール

    島原名水ブルワリー。社長 水元敦実。会長 鐘ケ江(かねがえ)管一(あの雲仙・普賢岳の噴火災害のときの島原市長)。96年10月オープン。従業員21人。約100席のレストランと醸造工場が一体。「ガマダス」は島原の方言で「頑張ろう」という意味。社長の水元氏は地元の食料品販売会社を経営。会長の鐘ケ江氏は、もともと「国光屋」という旅館を経営。プロ野球の阪急、西鉄が春期キャンプの常宿であった。

    池の平ホテル 地ビール白樺☆蓼科

    池の平ホテル(長野県立科町、矢島三人社長)。1997-7月発売。初年度は200キロリットルを生産、年商4億円を目指す。ドイツのミュンカー社製のプラントで軽快な味の「ピルスナー」と重厚な「ドンケル」を生産する。レストランでは300mlを500円、売店では1リットルの瓶詰めを1800円で売る。瓶詰めは年間3万本の販売を計画。・・・日経産業新聞1997-7月より

    独り遊び 鎌田発泡酒

    鎌田発泡酒(愛知県豊橋市、鎌田貴夫社長)。幼稚園の園長代理をしていた鎌田氏が脱サラして設立。97年7月に酒造免許を取得。1週間に200リットルずつ手作りしている。英国から輸入した酵母を使い、発酵に1ケ月かける。麦芽の使用率を50%以下に抑え、税率がビールよりも低い発泡酒とした。アルコール度は約5%できめ細かいなめらかな泡が特色。のど越しはさっぱりしてワイン感覚で飲める。酵母を濾過せずに瓶詰めするため透明度が少し低く、賞味期間も3週間程度と短い。500mlで550円。豊橋市内の小売り店や料亭で販売。日経1997-9-20より。

    いわて蔵ビール

    世嬉の一酒造(株) 佐藤晄僖代表。岩手県一関市田村町5-42 電話0191-21-5577。ビアレストラン クラストン。季節限定ビールを発売。秋期限定品は「インディア・ペールエール」。主力銘柄の英国風「ペールエール」を濃厚にして保存性を高めたタイプで麦芽は1.2倍、ホップは2.5倍の量を使用。ビアレストランで一杯550円(260ml)で提供。製造量は1キロリットルで売り切れ次第販売終了。12月には冬季限定の「ヴァイツェンボック」を売り出す。ペールエールと並んで主力のドイツ風「ヴァイツェン」を濃厚にしたタイプで、ドイツではクリスマスに飲まれるという。来年春にも春向けを検討中。日経産業1997-9-24より ・・・・地元で新鮮でいろいろな種類のビールを楽しめるのはうらやましい限りです。

    西美濃ブルワリー

    西美濃ブルワリー(岐阜県大垣市外淵2丁目34ー2)宇佐見直道社長。「柿ラガー」は、英国から輸入した酵母を1ケ月強かけて発酵して造る。麦芽使用率は25%未満だが、大麦、ホップを独自の割合で配合し、ビールと変わらないのどごしを実現した。アルコール度数は約6.5%。330ml瓶で500円。1本当たり14〜15gの柿(干し柿1個程度)を使用することで独特の風味が加わった。  宇佐美社長は東京の銀行に勤めていたが早期退職制度を利用したうえ、自己資金なども加え96年12月に設立。今年7月に酒造免許を取得し8月末からレストラン向けに樽詰め発泡酒「水都プレミアム」を販売。柿ラガーは一般小売り向け第1号。(日経 1997-10-23 中部版より)  97-12月 ついに飲みました!瓶ラベルは柿をイメージしたかわいいデザイン。  麦芽、大麦、ホップ、柿。アルコール度数約6.5%。麦芽使用率25%未満。苦みが少なく、アルコール度数6.5%のきつさが感じられない。甘みがあって少しくどすぎるところがある。たくさんは飲めないなあ。

    岐阜県本巣郡根尾村一帯でとれたマタタビの味を焼酎に漬け込み、10日間ほど寝かした後、同社の「ペイルラガー」に入れたものでビール風味の中にマタタビ特有のほろ苦さがマッチした独特の味わいがあるという。根尾村の地元商店街有志による「村の特産品となるものをビールで作れないか」との要請に答えて開発した。アルコール度は約4.5%。マタタビの実はそのまま食べられる。330ml入り瓶で550円。・・・飲んでみましたが違和感はありませんでした。
    サクラアンバー麦芽、大麦、ホップ、チェリーピューレ、チェリー、糖類。麦芽使用率25%未満。アルコール度数4.5%。発泡酒。チェリーの酸味が・・・とにかくおもしろい味でした。
     

    長良地ビール

    2001-12月残念ながら閉鎖。
    岐阜市都通2丁目11番地 クロニク ビア ファクトリー(株)「長良地ビール926」。 レストラン予約058-253-9260。長良川の伏流水を使用した岐阜県第1号の地ビールレストラン。 レンガ造りのドイツ風で店内は広くゆったりくつろげる。ビールは6種類。97ー12月に行ったと きは、ピルスナー、ヴァイツェン、スタウトを味わったが、どれも飲みやすい!という印象。ジュー スのようにガブガブ飲めました。あとでつらかったのですが ・・・店内で結婚式もできます。 地図・営業時間はこちら 醸造士 高木章氏。ピルスナー:麦芽、ホップ、酵母、水(長良川伏流水)、アルコール約5.5%、賞味期限製造日より14日。

    近江ブルーメンビア

    (株)北山ファーム。滋賀県蒲生郡日野町西大路864ー5 滋賀農業公園ブルーメの丘 エーデルワイス。 電話0748-52-2611。1997年4月オープン。私はまだ行っていないのですが、岐阜のToyamaさんより投稿いただきました。 >近江ブルーメンビアを飲みました。ドイツビールの製法を取り入れたもので、少なくとも2種類あるようです。そのうち、 色の濃い(濃い茶色)方を飲みました。(名前は忘れてしまった。)残念ながら、味はイマイチでした。 苦みがほとんど感じられず、味も個性(濃く?)がないものでした。あまりお勧めできません。もう片方は、目の前で売り 切れてしまって飲めませんでした。

    ことひら麦酒工房(香川県)

    1998年3月開業予定。冷凍食品でおなじみの加ト吉が地ビールに参入。子会社の加ト吉観光(香川県観音寺市)が香川県 琴平町で運営する観光ホテル「ことひら温泉琴参閣」内に約2億6000万円で地ビールレストランを開設する。カナダのビー ル醸造装置大手のブルーイング・テクノロジー社(バンクーバー市)から醸造設備一式を購入、1998年2月試験醸造開始、3月末開業をめざす。生産量は年間140キロリットル程度を見込む。加ト吉観光が運営している同県内のホテル2ケ所にビールを供給。将来はグループ会社が東京などで展開している「村さ来」など居酒屋チェーンでの販売も検討する。(日経 1997-12-5)

    新潟燦地麦酒(さんちびーる)

    新洋技研工業(株)(新潟県白根市、大辻英郎社長)。新潟県西蒲原郡黒崎町山田2307 の観光物産施設「新潟ふるさと村」で地ビール館ビアミール メイプリップ(025-230-4141)を運営。これまで地ビール館直営レストランと売店だけで売っていたが、一般飲食店や酒販店にも供給する。98年8月期にふるさと村周辺で50件の契約をめざし、首都圏などにも出荷を計画中。グラス一杯(330ミリリットル)600円前後を想定。98年8月期で約120キロリットルを醸造し、そのうち40〜50キロリットルを業務用に販売する。(日経産業97-11-12)

    木の国野半ビール(和歌山県)

    (株)野半酒造店(和歌山県伊都郡かつらぎ町佐野702、中神住春社長)。紀泡館(0736-22-8588)。明治時代に和歌山市内で生産されていた地ビール「軍艦ビール」を96年に復元。97年は「明治の日本全国地ビール商標復刻版」と名付けて、明治時代に生産されていた千葉県の「帝国花魁ビール」、広島県の「テングビール」、兵庫県の「キツネビール」、京都府の「日の丸ビール」など14銘柄のラベルをつける。中身は4タイプで今回ミュルチェンタイプのビールを新たに製造する。このタイプはドイツのミュンヘン周辺で伝統的に造られている2回仕込みで、製造の手間はかかるが香りがよく、飲みやすい。500ミリリットル3本入りが送料込みで3500円。(日経産業97-11-12)

    石垣島ビール(沖縄県)

    石垣島ダックスブロイハウス(株)Dachsbrau。石垣市字新川2094-4 電話09808-3-0202 ビア・レストラン&ビール工場 年中無休11:00AM~11:00PM

    時計台物語(北海道)

    ブラッセリー レイカ 中)北3西2 カミヤマビルB1(西向) JR札幌駅南徒歩5分。 電話011-241ー6881 17:15~23:30 土~22:00 日祝休 予約可 カ一ド可 オリジナル開発の地ビール「時計台物語」や各地の地ビールが楽しめる。海の幸も豊富で厚岸産生カキ盛合せ1000円は美味で超お得。

    センチュリーロイヤルホテル(北海道 札幌)

    醸造所をホテルの2階に設置。ドイツのメーカーの設備。併設のコーヒーハウスレストランティファ二一をブルワリーレス卜ランとしてリニュ−アルし、開業25周年にあたる5月10月にオープン予定。ピルスナー、ヴァイツェン、デュンケルの3夕イプを基本。北海道の特色を打ち出した四季折々のビールも登場予定。料理は洋食を中心にビールの旨さが引き立つ多国籍な味をラインナップ。電話011-221-2121。(札幌 生活情報誌360° 1998-1月号vol.29より)

    オークラブルワリー(福岡市)

    99年3月に開業を予定しているホテルオークラ福岡(福岡市、砂田三樹夫社長)は、館内に直営の地ビールレストランを作る。 名称は「オークラブルワリー」で、205席と館内では最大のレストランとなる。97年春に地ビール製造の免許を取得、既にホテル の建設に合わせてビール製造機器の搬入を済ませている。製造量は年間90klを予定している。 同ホテルの飲食施設は、すし店1店 を除きすべて直営で運営していく。オークラブルワリー」のほかには、鉄板焼き店、中国料理店、西欧料理店、日本料理店、カラオ ケレストラン、コーヒーショップ、そしてバーをオープンする予定で、合計9店舗となる。 同ホテルの立地は、地下鉄中洲川端駅 付近の大開発プロジェクト地区である博多リバレインの一角。13階建てで、客室数は和室2室を含む267室。施設には11の宴会場や 結婚式場などがある。(12-26 日経レストランより)

    花渡川ビール(鹿児島)

    花渡川(けどがわ)ビアハウス。さつまいものビール。

    南信州ビール(長野県)

    南信州ビール(株) 駒ヶ岳醸造所 長野県上伊那郡宮田村4752-31。味わい工房:長野県駒ヶ根市赤穂駒ヶ根高原 電話0265-81-7722。1996年より。 ゴールデンエール:1998-1-29 東京駅の大丸地下で購入。すきっとした色と味だが程良い苦みがきいておいしかった。また飲みたいと思うビール。賞味期限は3週間。アンバーエールも飲みました。

    黄桜麦酒(京都)

     酒蔵仕込ゴールド 清酒酵母で造ったビール。鮮やかな黄金色でまろやかなコクと、ひときわ華やかな香りが特長。麦芽・ホップ約4% ・・・お酒のような香り、まろやかな味でおもしろいと思います。

    黄桜酒造株式会社 京都市伏見区塩屋町223 キザクラ カッパ カントリー。
    075-611-2172。
    ホームページ:http://www.kizakura.co.jp/

    White Nile

    麦芽、ホップ、デュラム小麦。アルコール分 約5%。「早稲田大学のエジプト考古学と京都大学の植物遺伝学が出会い、現代に蘇った古代エジプト文明。White Nileはその研究成果を活かし、京都の地下水で製造した小麦入りビール」とか。・・・小麦起因の酸味が爽やかな味合いになっていて、飲みやすくまとめたビールでした(2007-5月取材)。

    周山街道(京都)

    周山街道  ヴァイツェン。 京北山の地ビール 京都桂川上流の伏流氷 麦芽・ホップ約5% 羽田酒造有限会社 京都府北桑田郡京北町大字周山小字下台20 電話0771-52-0080 すこしにごりがある。非常に軽い味で少しかわった香り(わらのようなにおい?)が残る。

    京都御所麦酒(京都)

    ケルシュ夕イプ[かるおす]。麦芽・ホップ。アルコール約5%。製造者:マツヤ株式会社 京都市中京区堺町通二条上る亀屋町173、販売者:キンシ正宗株式会社 京都市伏見区立新町11丁目337-1 香りが弱い 炭酸はふつう位。

    白川麦酒(京都)

    酒量販店の(株)リカーマウンテン。京都市左京区一乗寺向畑町53。ブルワリー北白川。学生通りの白川通りのやや北側。そうそうビールから話がそれますがあのこってりラーメンの「天下一品」の本店も近くです。といっても関西の人しかわかりませんが・・・。 「白川麦酒」:麦芽、ホップ、イースト。アルコール約5.2%。 「ピルスナー」:麦芽、ホップ、イースト。アルコール約5%。 味はいずれもまずまずでした。京都の地ビールの中では最もビールらしいかな。やっぱりリカーマウンテンだから


    「スタウト」麦芽、ホップ、イースト。アルコール約4%。 ちょっと後味が残るがしっかりした黒ビール。飲みやすい。

    富士櫻高原麦酒(山梨県)

    日経産業98-4-21。富士観光開発(山梨県河口湖町、志村和也社長)が河口湖町の富士スバルランド内に建設していた地ビールの醸造所兼レストラン「シルバンズ」が完成、98-4ー20オープン。富士山麓の地下水を使用、ドイツ製のプラントを設置した。地ビールは「富士櫻高原麦酒」の名前で、一般的なピルスに加え、果物の風味をもったヴァイツェン、ラオホの3種類を提供する。ラオホは麦芽を乾燥する時に薫煙するもの。価格はラオホ300mlで420円。

    ふじやまビール(山梨県)

    富士吉田市の第3セクターで98ー4ー17開業。地ビール醸造所兼レストラン。富士山の名水とドイツの技術でつくったビールが売り物。河口湖と山中湖を結ぶ国道138号線沿いに立地し、レストラン客席数は400。(日経98-4-4)

    風の谷のビール(静岡県)

    日経98-4-28。静岡県函南町や函南東部農協、日本リサイクル運動市民の会(東京・新宿)などが出資して設立した第三セクター、酪農王国(静岡県函南町、近藤忠一社長)は地元産の有機栽培大麦などを使った「風の谷のビール」を発売した。ビールは「ピルスナー」と「ダークラガー」。原料の大麦は地元で有機栽培したものとチェコ、ドイツ産を使用。仕込み水は函南町の地下水を利用。酪農王国が経営するレストランで扱う他、生鮮食品の会員制宅配ルート、大地(東京都調布市、藤田和芳社長)と日本リサイクルが運営する「らでぃっしゅぼーや」で行う。酪農王国は都市住民と農業者の交流を目的に、農産物の加工施設、レストランなどを備えた場として1997年9月、函南町に開業した。

    常陸野ネストビール(茨城県)

    日経98-4-24、日経産業4-27。茨城県那珂郡那珂町鴻巣1257。電話029-298-0105。 木内酒造(那珂町、木内造酒夫社長)は発泡酒の製造を始める。地元の農作物などを利用してビール 風アルコール飲料を開発する。今年度は梅やそばのほかハーブやネツメグといった香辛料を使った3 種類を試験的に造る。6月には酒販店で発売。地発泡酒の製造は茨城県内で初めて。同社は96年か ら「常陸野ネストビール」を製造販売しており、地発泡酒も同シリーズになる見込み。「常陸野ネス トビールヴァイツェン」「同エキストラハイ」が98年「ワールド・ビア・カップ」で入賞。

    日経産業2002-4-19。「常陸野ネストビール」が英ビール産業世界大会の国際スペシャリティ(特殊) ビール部門で金賞を受賞。2000年にも「常陸野ネストビールバイツェン」が金賞を受賞しており、同社 にとっては2度目の栄誉となった。
    同ビールは、コリアンダーやナツメグなどのハーブや、オレンジを加えたフルーティな味わいが特徴。 独創的な味が審査員から評価された。英国ではサッポロ、キリンなど日本のビールが人気を集めている。 授賞式に臨んだ木内酒造の欧州マーケティング担当、佐藤久美子さんは「日本酒造りで培ったこだわり の味を欧州にも広めたい」と。
    同大会は1886年、ペールエールなどのビール醸造が盛んな英中部バートン・オン・トレントで始まった。 今年は、欧米やアジアなど12カ国・地域の27醸造業者から680の銘柄が参加した。
    ・・・以前からコンクール参加に積極的です。こうしてこだわりを主張して言ってほしいものです。

    ヴァイツェン
    小麦麦芽、ホップ。アルコール分約5%。「小麦麦芽を原料に、柔らかい酸味、バナナのような風味を醸し出す特殊な酵母で醸造した、 ドイツで愛されているビール。爽やかな味わい」とか。(2004-11取材)・・・ようやく飲みました。ほのかな甘い香りと適度な酸味で、 ヴァイツェンビールの味をたっぷり味わえました。

    札幌開拓史麦酒醸造所(サッポロビール)

    日経98-3-19。サッポロビールは札幌の複合商業施設「サッポロファクトリー」内にビアホールとミニブルワリーを98ー6月にオープンする。苦みが強く重厚な味の創業当時のビールを再現する。ファクトリーの来客に販売する他、札幌市内で外販する。

    博石館ビール(岐阜県)

    (株)岩本 博石館ブルワリー  岐阜県恵那郡蛙川村字新田5251-1 博石館地ビール館 0573-45-2110。アルコール約5%.麦芽、ホップ、 酵母入り。炭酸弱し.ダーク系だがややあっさりした口あたり 甘みがのこる苦み少ない。

    月山ビール(山形県)

    西川町総合開発(株)。山形県西村山郡西川町大字海味482-9。電話0237-74-1200。98年4月10日開業予定(未確認です)。umezuさんからの情報によると、新宿伊勢丹で一時期売っていたらしく、「飲みやすく、クセのない味だった」とのこと。

    ベッケンビール(広島県)

    広島県三次市十日市西一丁目4-21。TEL- 0824-63-3131 広島県の県北にあり、平成9年12月12日にオープン。定員200名レストラン「ベッケンハウス」。ベッケンとは、ドイツ語で盆地を意味するとのこと。ドイツ風の味のビールです。 3種類のビール(ヴァイツェン、デュンケル、ピルスナー)があります。koharaさんから情報をいただきました。詳しくは下記URLをどうぞ。 http://www.hiroshima-cdas.or.jp/mcci/salon/bekken/bekken.html

    Zokkon町田麦酒(東京都)

    東京・町田市に300席の大型地ビールレストランがオープン、地域振興のために地元資本が共同で運営会社設立。 98ー6月下旬、東京都町田市内の住宅地に、2層構造で250坪(825平方メートル)、300席 の大型地ビールレストラン「ブルワリーレストランBULLS(ブルズ)」がオープンする。「Zokkon(ぞっこん)町田麦酒(ビール)」のブランド名で、ピルスナー、バイツェン、デュンケルの3種類の地ビールを店内で製造し、レストランで提供する。 http://biztech.nikkeibp.co.jp/biztech/biz.cgi/general/bf980529037.html

    八海山泉ビール(新潟県)

    新潟県六日町の八海醸造が八海山のふもとに地ビールレストラン「八海山泉ビール」を98-8月オープン。88席あり、3種類のビールやつまみを販売するほか、半径20キロ以内のホテル、旅館、スキー場などにも外販する。地ビールは年間90キロリットルを製造する予定。日経1998. 6.18より。

    みちのく福島路ビール(福島県)

    (株)セイコー。福島県福島市荒井字横塚3ー182。電話0245ー93ー5858。セントヒルズ・ラーツケラー(福島路ビール工場)。「レッドエール」が98年「ワールド・ビア・カップ」で入賞。

    夢みなとビール(鳥取県境港市)

    千代むすびアンド足統ビール(株)。鳥取県境港市竹内団地56。電話0859-47-3355。「夢みなとビールケルシュ」が98年「ワールド・ビア・カップ」で入賞。

    網走ビール(北海道網走市)

    99年9月営業開始予定。網走市の建設会社、水産加工会社などが設立。当面は大麦と小麦をビールの原料に使うが将来は網走産小麦100%のビールを製造・販売する考え。社長は網走信用金庫前理事長の鈴木三喜男氏。資本金5000万円で網走信金も5%出資予定。ブランドは「あばしりビール」とし年間150キロリットル。小麦100%ビールは東京農大で研究中。(日経産業新聞98-8-13)

    森のくまさん(北海道上川町)

    98-2-1開業。坂本英樹社長。ドイツタイプの地ビール2種類。レストランは130人収容。ブランドは「北斗高原ビール」。「氷温熟成ビール」は通常2週間程度の二次発酵に、3ヶ月間の氷温熟成処理を加え、総アミノ酸量を抑えたため、のど越しが良く、通常のビールより甘みがあってまろやかな味わいになったという。社団法人氷温協会(鳥取県米子市、山根昭美理事長)は氷温技術を使って開発した「氷温食品」と認定。(日経98-1-23、日経産業)

    プロヴィデンス・ブルワリー(北海道室蘭市)

    99-7月室蘭市に開業予定。「プロヴィデンス・ブルワリー」資本金1億円。札幌に本社のあるカナモトが室蘭市の企業数社と合同で設立。室蘭市の土地企画整理事業保留地に建設される見込み。 店舗は座席数約200席で数種類の地ビールの他、海産物なども提供。(日経産業98-7-14)

    水源保全の寄付金付き地ビール(鳥取県江府町)

    日経99-2-5。鳥取、島根、岡山、広島4県の県境16市町村で構成する中国山地県境市町村連絡協議会(県境サミット)は年内にも大山中腹の名水を利用した地ビール生産を始める、鳥取県江府町に地ビールレストラン兼営の工場を建設、域内観光地などを中心に市販する。全国で初めて価格に水源保全の寄付金を上乗せし、森林造成などに使う。

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