今月の話題 2003年5月

Aさんの脱ステロイド体験談

脱ステロイド前(右臀部)
かゆみが強い紅斑、丘疹、落屑
治癒(約4ケ月後)
脱ステロイド前(右ひざ前面)
かゆみが強い紅斑、丘疹、落屑
ほぼ治癒(約4ケ月後)

私の脱ステ過程

1〜2ヶ月---まったく先が見えませんでした。食事と入浴法(先生の本に書いてあったように)に力をいれました。入浴法は効果てきめんでした。

3ヶ月---このくらいから良くなったり悪化したりと少し変化がみえてきました。
事情があって食事に力が入れれなくなりました。また、同時に家のホコリが多くなったせいか、症状も悪化し、ノイローゼになりそうなくらい一番つらかった時期でした。 先生のお薬(汁を止める)を使用。抗ヒスタミン剤服用。

4ヶ月---リバウンド症状のでている箇所が変わりました。一番ひどかった膝がよくなり、ひどくなかったふくらはぎ横が悪化しました。また、 せっかく良くなった膝でしたが、偶然ケガをしてズル剥けにしてしまいました。しかし皮がよくむけるためか意外と早くなおりました。
先生のお薬(汁を止める、痒み止め)を使用。

5ヶ月---なかなか良くならず試しに保湿をし、少しよくなりましたが、効果が頭打ちになり、少し痒みがあった ので本格的に脱保湿しました。初めは辛かったですが、次第に良くなり、赤みが薄れました。 先生のお薬(痒み止め)の外用薬を使用。

6ヶ月---5ヶ月までは包帯しないと怖くて寝れませんでしたが、最近は包帯なしでよくなりました。色素沈着が ひどめで治るか心配でした。

7ヶ月---鳥肌のような肌と色素沈着が少し薄くなる。自分ではもうあまり気にならなくなりました。

おおまかに言うと以上のような経過でした。

先生から頂いた「汁を止める外用薬」は3回ほど、1回の使用につき1〜2日くらい使用しました。ステより効いてビックリしました。乾燥させる作用が強いのことで頻繁には使用しませんでした。また、先生から頂いた「痒み止めの外用薬」は、夜痒くて目がさめてしまう時などにとても助かりました。でも薬に頼る考え方をしたくないので、使用するときはよく考えてからにしました。手元にあるだけでもとても心の支えになりました。
抗ヒスタミン剤の服用は短期間でしたが、コレも手元にあるだけで気が楽になりました。

食生活の改善はもともとレトルトなどは食べない方なので、そのへんはいいのですが、栄養バランスのとれた食事をするように努めました。私はもともと肉が好きだったのですが、肉を控えめに緑黄野菜(特に本にあるもの)を積極的に取るように努めました。そうなって初めて気づいたのですが、緑黄野菜って意識しない量ってとりにくいものなのですね。今まで意外と摂取量の少ないことに気づかされました。

今では入浴方法の改善と野菜メインのバランスを考えた食事は習慣になりました。今は自分で上手く献立を立てれた時などは自己満足でとても嬉しくなるし、食生活が乱れた時はとても不安になります。会社で毎日飲んでいたコーヒーをお茶にかえたのも慣れました。
脱ステ間もなくから,週に1〜2回ほど1時間〜1時間半ウォーキングもしていました。これも良かったのかも知れません。


今だから思うのですが、私はステの使用期間が短かっただけ、まだリバウンドは軽かったんだろうな・・・と。汁も流れるほどは出ませんでしたし、会社にも行けましたから。このまま使っていたらどうなっていたのだろう?ただでさえ今でも後悔しているのに。
本当に自分のことながらバカなことをしたとはいえ、早く気づけてよかったと、先生がHPを開いていてくれてよかったと切に思います。今は私も女性ですのでいつか産むであろう自分の子供のために良い勉強を自分で身をもってしたんだ!と前向きに考えています。自分より子供にステを使った後悔の方が大きいと思いますから。