今月の話題 2003年4月

ワセリンの危険性 (2)
作成 たらお皮膚科


ワセリンは、時と場合を選んで使用する必要があります。
                      “たかが、ワセリン、されどワセリン”

ステロイドプロトピック軟膏のような免疫抑制作用はないので、副作用のレベルは違いますが、全く安全というわけではありません。また、ステロイドを使用する方針の医師と、使用しない方針の医師では、ワセリンに対する考え方がかなり異なりますので、使用する場合は、診察を受けましょう。ワセリンもいろいろの種類があります。市販のワセリンと病院のワセリンでは内容(不純物の含有度など)が異なる場合があります。