今月の話題 2002年12月 作成 たらお皮膚科
市販の外用薬と病院・医院の外用薬の違い

抗真菌薬(水虫などの薬) かゆみ止め・虫刺され・あせも・湿疹の薬 ステロイド外用薬を含む外用薬 非ステロイド剤
市販の外用薬 抗真菌薬の他に、局所麻酔薬・殺菌・消毒・かゆみ止めなど複数の薬品が混合されており、かぶれやすく薬剤アレルギーの面からも危険です。一般に抗菌力が弱い。 多くの製品に局所麻酔薬や殺菌などの薬が含まれて危険です。ステロイド(副腎皮質ホルモン)が入っていても、ステロイドという表示がないものも多い。 ステロイド(副腎皮質ホルモン)という記載は少なく、成分名で書いてあるため知らない人が多い。かゆみ止め、局所麻酔薬などいろいろな成分が入っている場合が多く、危険である。 ほとんど効かない上、麻酔薬など他の危険な成分も入っている場合があります。
病院・医院の外用薬 抗真菌薬だけなので安全。白癬菌やカンジダなどの真菌感染がある場合に使用する。抗菌力が強い。症状を的確に診断する必要がある(ただし、顕微鏡検査はあてにならない)。 かゆみ止めの成分のみ。種類が豊富。安全。
(絶対かぶれないというわけではありません)
種類が豊富。内服に相当するほど強い薬もある。 効かないことが多い。かぶれる場合が多い。ステロイド未使用の場合は若干効く場合もある。


たらお皮膚科の方針・・・・薬はシンプルに。必要最低限に。信頼できるメーカーのものを(もちろんステロイドやプロトピックは使用しません)


たらお皮膚科の外用薬は、種類が豊富です。