今月の話題 2000年7月
伝染性膿痂疹
小児の擦過傷(すりきず)からできた伝染性膿痂疹 アトピーに合併した伝染性膿痂疹 60才男性の伝染性膿痂疹


伝染性膿痂疹は夏に多い、主に小児にみられる伝染力の強い皮膚病です。大人は一年中みられます。

プールや保育園、幼稚園で感染する機会が多い。

顔に伝染性膿痂疹があり、続いて、発熱があったり、頚部や腋、鼠径部(股)がびまん性に赤くなり、だっこされるのを嫌がる(痛みのため)場合はSSSS(ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群)を考えるべきである。