妊娠とくすり

作成 たらお皮膚科
服用時期の催奇形性危険度評価点
最終月経開始日からの日数 評価点
0日〜27日 無影響日 0点
28日〜50日 絶対過敏期 5点
51日〜84日 相対過敏期 3点
85日〜112日 比較過敏期 2点
113日〜出産日まで 潜在過敏期 1点


催奇形性の危険度の高い薬剤一覧
危険度
成分名
商品名
5点 エトレチネート
ワルファリン
フェニトイン
バルプロ酸ナトリウム
トリメタジオン
メソトレキサート
チガソン
ワーファリン
アレビアチンなど
デパケンなど
ミノ・アレビアチン
リウマトレックス
5点〜4点 ビタミンA
(10,000単位以上)
チョコラAなど
4点 アミノ配糖体系抗生物質
カルバマゼピン
クロルナゼパム
コルヒチン
ジアゼパム
ダナゾール
炭酸リチウム
テトラサイクリン系抗生物質
フェノバルビタール
プリミドン
ミソプロストール
卵胞ー黄体ホルモン配合剤
ACE阻害剤
HMG−COA還元酵素阻害剤
硫酸ストレプトマイシンなど
テグレトールなど
リボトリールなど
コルヒチン
セルシンなど
ボンゾール
リーマス

フェノバールなど
マイソリン
サイトテック

エナラプリルなど
メバロチン、リポバスなど


ただし、薬剤を服用していない健常な妊婦であっても、少なくとも出生児の2〜3%に何らかの先天的な異常が生じていると考えられている。
(日本母性保護産婦人科医会の統計)