| 多形紅斑 |
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| 指の関節部の丘疹状紅斑(初期の病状) | 通常みられる大きさの大小混在する紅斑 | 癒合してやや大きな紅斑 |
多形紅斑の原因 ・・・へブラ型は若い女性に多く、日本では春と秋などの季節の変わり目に多い印象があります。また個人的には同じ様な季節に再発することが多い様です。症候性のものとしては、種々のウイルス(特に単純ヘルペス)、細菌(特に肺炎マイコプラズマ、溶連菌)、真菌などの感染症、薬剤(抗生物質、睡眠剤、解熱鎮痛剤、抗けいれん剤など)、食物、妊娠、内分泌異常、膠原病、悪性腫瘍(とくに造血系)などによって起こる、主にアレルギー性の反応性の皮膚疾患と考えられています。特に単純ヘルペスによるものは10〜30%くらいといわれています。皮疹部に単純ヘルペスや肺炎マイコプラズマが証明されることもあります。
治療・・・ 原因がわかればその治療(例えば単純ヘルペスの場合は抗ウイルス薬の投与)を行います。対症療法が主になります。通常はステロイド外用薬は使用しません(ウイルスを増やすため)。普通2〜3週間で治癒します。
症状 ・・・手、足、四肢に対称性にはじめ丘疹や点状の紅斑ができ、次第に拡大、増数し、しばしば癒合して大きい皮疹と小さい皮疹が混在します。時に紅斑の中央に水疱や出血が発生することがあります。多形紅斑というのはいろいろな形の紅斑があるという意味です。時に体幹や顔にも生じます。自覚症状はほとんどなく、時に軽い痛み、かゆみをともなうことがあります。全身症状はほとんどありませんが、重症の場合は発熱、だるさ、関節痛、頭痛などを伴うことがあります(ヘブラ型に多い)。まれに軽度の色素沈着や色素脱失が残る場合があります。