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| 毛包炎(毛穴に細菌が感染); 左は単発性、右は主に乳幼児に見られる多発性 |
せつ(おでき) (毛包炎が深部まで進行したもの) |
せつ(おでき) (毛包炎が深部まで進行したもの) |
せつ腫症(フルンクローシス) せつが多数できた場合、または長期に渡り反復す場合 |
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| 小児の伝染性膿痂疹(とびひ) | 大人の伝染性膿痂疹(とびひ) | 大人の伝染性膿痂疹(とびひ) | blistering distal dactylitis |
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| SSSS (ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群) |
SSSS (ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群) |
大人のリンパ管炎 | 小児のリンパ管炎 |
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| 蜂巣炎(蜂窩織炎、フレグモーネ) | 丹毒 | よう | 尋常性毛瘡 (糖尿病合併あり) |
毛嚢炎は1〜数ケの毛嚢(毛穴)一致性の膿疱である。多発する時はボックハルト膿痂疹という。黄色ブドウ球菌が原因。治療は外用のみ、または抗生物質の内服が必要な時もある。
せつは主として黄色ブドウ球菌が原因。毛嚢炎として始まり、深部まで進行して、痛み、局所熱感が強くなります。顔面にできた場合を面疔と言うが、脳に細菌が飛ぶことがあるので、自分でつぶしたり、切開は禁忌で早期に抗生物質の内服を行う。掻破、不潔、多量の発汗などが誘因になる。リンパ腺の腫脹や発熱を伴うこともあります。治療は時期をみて切開(顔以外)、抗生物質の内服が必要です。せつ腫症は、ステロイドの使用、糖尿病、腎機能障害、悪性腫瘍、膠原病、血液障害、免疫不全などが関係する場合が多い。せつが集合性に生じたものをようと言います。
伝染性膿痂疹(とびひ)は小児に、特にプールに入る夏に多いのですが、夏以外や大人にもできます。大人は1年を通してみられます。大人の場合の感染源は不明のことが多い。blistering
distal dactylitis は水仕事をする人に多い傾向があります。これらの細菌感染症の原因は黄色ブドウ球菌(90%)やA群連鎖球菌(時に腎炎の原因になる)です。通常抗生物質の内服、外用で3〜6日で治癒します。
SSSS(ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群)は、ある種の黄色ブドウ球菌の産生する毒素(exfoliative
toxin)が関与します。口囲などの伝染性膿痂疹に続発する場合と、鼻腔や咽頭の黄色ブドウ球菌毒素による場合があります。発熱、不機嫌、顔、頚部、腋窩、鼠径などに有痛性の紅斑(だっこされるのを嫌がるのが特徴)に始まり、すぐに熱傷様の、びらん、水疱になります。通常は入院の上、抗生物質の注射、外用で3〜6日で治癒します。
リンパ管炎は手や足などに小さな外傷や水虫、虫刺され、引っ掻き傷などがあり、そこから化膿菌(主に黄色ブドウ球菌)が入り、体の中心方向に向かってリンパ管にそって化膿性の炎症が広がって行きます。安静にし、足を挙上して、抗生物質の内服時に注射を行えば1週間くらいで改善します。
蜂巣炎は小さな外傷や水虫、虫刺され、引っ掻き傷などがあり、そこから化膿菌(主に黄色ブドウ球菌、まれにA群連鎖球菌)が入り、血行性またはリンパ行性に拡大し、境界不鮮明な紅斑、腫脹、熱感、自発痛として始まり、次第に硬い浸潤、拍動性疼痛、発熱が出る。全身的な抗生物質の使用と安静、下肢の場合は挙上で通常1週間、時に1ケ月かかることもある。糖尿病がある場合は治りにくい。
丹毒はA群連鎖球菌(経皮性と経気道性の場合あり)による蜂巣炎のひとつと考えられ、発熱、疼痛、リンパ腫大、時に腎炎を併発する。しばしば再発する(習慣性丹毒)。発赤毒素がリンパ管性拡散とリンパ浮腫を起こす。
尋常性毛瘡はブドウ球菌による場合が多く、誘因はほとんどがひげ剃りで、長く続く場合は糖尿病の合併をみることがあります。
肛囲溶連菌皮膚炎は、A群β溶連菌による感染症で、肛門部から外へ広がる紅斑、軽い落屑などを認める。亀頭包皮炎や外陰腟炎を合併することもある。
猫ひっかき病は、グラム陰性桿菌の一種であるBartnella henselae バルトネラ・ヘンセレ感染症が主である。
猫の爪や口腔内、血液の中に存在する。犬からの感染もある。猫からの感染は、バルトネラを保菌した猫にかまれたり、ひっかかれたりした場合や、猫の唾液が傷口から侵入したり、ネコノミに直接刺されることによっても起こる。リンパ腺腫脹、発熱、発疹。CM。
いずれの細菌感染症も局所の清潔と安静、涼しい環境、アルコールや甘い物や刺激物の摂取を控え、薬を定期的に(1回でも飲み忘れないことが重要)使用すると早く治ります。病気の程度によっては入院治療が必要な場合があります。
Propionibacterium acnes (endogenous infection)と関連がある可能性がある疾患として、サルコイドーシス、顔面播種状粟粒性狼瘡がある。