制作編

はじめるまえに
・補機類の位置関係(パワステ、エアコン、オルタネーター、セルモーター)
・ミッション
・水廻り(ラジエター、ヒーター含む)
・電気配線
・フレーム、メンバー、マウント、オイルパン
は最低限頭においておきましょう?
(もとのエンジン搭載車、載せるエンジン搭載車)


とりあえずエンジンをのせる
GZ20+2JZ 今回は兄弟車に2JZに似たエンジン(1JZ)が載っている スープラ(JZA70)があるのでこの部品を利用
・メンバー
・エンジンマウント

ミッション
GZ20+6MT 今回はJZA80用の6速を載せますがJZA70等のミッションを 流用したほうが楽だと思います
6速を載せるために
・ミツションマウント作成
・プロペラシャフト作成(強度、バランス確保)
・等
GZ20+6MT シフトレバーの位置を変更
元の位置より少し後方になります
★ミツションの流用性は日産車のほうがいいですね (^ ^;

補機類取り付け
GZ20 E/g 1G−GTと2JZは
・パワステポンプ、オルタネーターの位置が逆
・エアコンのガスの違い (R12とR134a)
・クーリングファンの違い
・オイルエレメント交換しにくくなる
・等
がありますがすべて純正部品で解決可能
(JZA80、JZA70、GZ20、MA70、JZX81等使用)
例えばエアコンは・・・
・コンプレッサー JZX81
・電磁クラッチ、プーリー JZA80
・コンプレッサーのホース取り付け部 MA70
・その他 GZ20
という具合です

電気配線
haisen 元のコンピューターは使わず
2JZのコンピュータを使います
簡単に言えばエンジン側の配線と車両側の配線を接続します
これは電気配線図集があれば特に問題はないです
ただ信号の違うもの(タコメーター等)は気を付けます
★エンジンスワップ時の考え方 エンジンスワップの時エンジンの制御系はどうするか?
・換装したエンジンのコンピュターを使う(今回はこれ)
・換装する前のエンジンのコンピュターを使う
・まったく違う市販のフルコンピューターを使う
・キャブレター(ソレックス等)にする
等 が考えられますが メンテナンス、乗りやすさ、コスト、車検時(排ガス等)を考えれば
エンジンとコンピユーターは同じ車の物を使うのがベストだと考えられます
(一部例外有り  昭和51年度排出ガス規制 以前の車はコスト、車検時は除外)

スピードメーター
F-CON V 今回、一番苦労した所は実は車速の表示です
・車速信号のパルスが違う
(車速センサーはJZA80(6速)、メーターはGZ20純正)
・ファイナルギア変更による車速のずれ
★この問題はF−CON V(HKS製)で解決できました!
車速センサーの信号を一度F−CON Vに入れて
無加工の信号 −−−−−−> JZA80コンピューター
加工済みの信号 −−−−−> GZ20純正メーター(車速)
と言う感じで出力させています
これならたとえファイナルギアが変更になったとしても対応できます!

F−CON V 技術協力:HKS電子開発課 赤尾様
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