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2006/06/20
ことわざで知る「9つの気質」
性格に関する記述においては、とかく読み手が夫々に勝手な
イメージを作り出してしまうようです。当会では、9タイプの
気質をいろいろな方法を使って紹介しておりますが、イメージ
を広げて欲しいがためです。各タイプは、たぶん、あなたが予
想しているよりも多様でバラエティに富んいるのではないでし
ょうか。
今回は、語り継がれている智慧の宝庫でもある「ことわざ
(諺)」を取りあげて、各タイプの気質を紹介したいと思いま
す。夫々に20の諺ですが、気質がそのまんまクッキリと表れ
ているものがあります。しかし、そのタイプへの助言や苦言も
含まれています。
ですから、自分のタイプの諺を読んで不快に感じるものがあ
るかもしれません。肯定的な良い諺を、各タイプ公平に探し出
せなかったためで、片寄りがあるかもしれません。その点にお
いてはどうかご理解ください。これらの諺から、自分の中にあ
る傾向や欠点を見つけ出して、今後の生き方の指針にしていた
だけたなら幸いに存じます。
なお、あまり知られていない諺もあり、意味が分からない場
合もあるかと思います。小学館の「故事ことわざの辞典」から
拾い出しています。意味を知りたい方は申し訳ないが、そちら
を各自調べてみてください。Q&A室にて、諺の意味を質問されて
も回答できませんから、よろしくお願いします。
タイプ1 石橋を叩いて渡る
生き恥かくより、死ぬがまし
石は石、金は金
一人すさめば一家乱る
石車に乗っても、口車に乗るな
神は正直の頭に宿る
聞き取り学問
君子危うきに近寄らず
小鳥を捕らえて大鳥を逃がす
地震雷火事親父
正直一遍律儀真法
団結は力なり
使っている鍬は光る
強き木はむず折れ
敵を見て旗を巻く
逃ぐる者道を選ばず
盗人に金の番
人中が薬
学び思わさればすなわちくらし
タイプ2 怒る者は、内空し
医者を持つより料理人を持て
内閻魔の外恵比寿
打ったより、打たれたほうが寝やすい
かわいい子に旅をさせよ
子は有るも嘆き、無きも嘆き
親しき仲に垣をせよ
自分の頭の蝿を追え
小器は満ちやすし
小事を軽んずるなかれ
小人の勇
釈迦に説法
情けも過ぐれば仇となる
ならぬ堪忍するが堪忍
喉元過ぎれば熱さを忘れる
恥と頭はかき次第
独り自慢の誉め手なし
物は言う間に聞くもの
欲多ければ身を損ない、財多ければ身をわずらわす
わたる世間に鬼はない
タイプ3 いずこの沙汰も金次第
いつまでもあると思うな親と金
嘘も追従も世渡り
一寸下は地獄
賢人は危うきを見ず
肥えより鍬
心は持ちよう
至誠天に通ず
正直は最良の策である
障子に目
大根と女房は盗まるるほどよい
誓いは藁である
綱渡りより世渡り
寺の隣にも鬼が住む
手を出して火傷する
毒にも薬にもならぬ
長い物には巻かれろ
情けを掛ける者には油断するな
西と言うたら東と悟れ
人は眉目よりただ心
タイプ4 穴を掘って入る
一寸先は闇
芋の煮えたもご存知ない
臆病の自火に責めらる
草木にも心を置く
口ほどに手は動かず
心を労するは力を労するにしかず
作者の作り倒れ
重箱の隅を楊枝でほじくる
書を読みて羊を失う
智は愚を責めず
天衣無縫
遠ざかるほど思いがつのる
虎の口より人の口恐ろし
泣く時は泣いて渡れ
人を愛する者は人常に之を愛す
柳の枝に雪折れは無し
理屈上手で行い下手
律儀は阿呆の唐名
理の嵩じたるは非の一倍
タイプ5 石仏も物を言う
一利あれば、一害あり
言わぬは言うにまさる
傍目八目
蛙の面へ水
愚を守る
心をほぞの下に納む
公は明を生ず
四角な座敷を丸く掃く
精進の前には賢愚なし
知るを知るとなし知らざるを知らずとなす、これ知るなり
対岸の火事
大弁は訥なるが如し
大勇は闘わず
知識は力なり
智なき者は木石に等し
能ある鷹は爪を隠す
福は無為に生ず
安きこと泰山の如し
理が皮を被る
タイプ6 穴を掘る者は自らこれに陥る
案ずるより産むが易し
牛を馬に乗り換える
金は有っても心配、無くても心配
虎穴に入らずんば虎子を得ず
心の矢は石にも立つ
乞食は長生きの種
策士策に溺れる
三年経てば三つになる
静かに流れる川は深い
下いびりの上へつらい
柔よく剛を制す
正直は一生の宝
仕事が人を鍛える
備えあればうれい無し
杖にすがるとも人すがるな
花多ければ実少なし
人は情けの下に住む
不幸者の親怨み
鈍き者は咎なし
タイプ7 蟻の穴から堤も崩れる
家の乱れは女から
生き馬の目をぬく
急ぐネズミは穴に迷う
うちの米の飯より隣の麦飯
笑顔の家には貨宝集まる
沖の物を得んと欲して、岸の物を逃がす
臆病者の義理知らず
先んずれば人を制す
足るを知らざる者は富むといえども貧し
短気は損気
長居は恐れ
西と言えば東と言う
抜け駆けの功名
独り善がりの人笑わせ
火は火元から騒ぎ出す
物欲しがれば人嫌う
安物買いの銭失い
山高きがゆえに貴からず
利口がこぶらへ回る
タイプ8 飴と鞭
意志があるところには道がある
一生は大夢の如し
浮世の沙汰は金次第
英雄、人を忌む
金は人を作る
壁に耳あり
眼中人無し
食いつく犬は吠えつかぬ
その身正しければ影曲がらず
大海は塵を選ばず
大蛇を見るとも女を見るな
鷹を養う如し
力は正義なり
敵の謀に乗って敵を謀る
逃ぐるをば剛の者
肉を切らして骨を切る
女事賢人なし
人は人にまで狼である
欲と色とのニ筋道
タイプ9 起きて働く果報者
果報は寝て待て
感心上手の行い下手
堪忍は無事長久の基
来たる者は日々に親し
近所に事なかれ
食うだけなら、犬でも食う
心の欲する所に従えども矩を越えず
子より孫が可愛い
楽しみ有らんよりは憂え無かれ
敵を作らざる者は決して友を作らず
遠ざかるは縁の切れ目
何にも構わぬ男の口
糠に釘
寝ていて転んだ例なし
紐と命は長いがよい
無事こそ物種
太きには呑まれよ
山の奥にも風が吹く
柳に風
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