ミソハギ科
Lythraceae


ミソハギ
Lythrum anceps

日本又は朝鮮半島原産、我が国では湿地や田の畔で見ることができます。

 根元で分技し植物の高さは1m程度で、夏に紅紫色の小さな花を群花させます。花は盆花などに使われます。
 それほど珍しい植物ではないので、昔は田圃の用水端などいろいろなところで見られたものですが、宅地開発や河川や用水のコンクリート護岸化が進み、よほどの田舎ぐらしでないと身近で見ることができなくなりました。特に改良された植物でもなく野生の植物ですが、とても美しい花で、どこかしら懐かしさや郷愁を感じさせられます。
 冬には地上部は枯れ、春にはたくさんの芽が地面から吹き出します。非常に強健で、増え拡がります。