奇想天外の実生 |
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奇想天外の実生は、種子に発芽能力がありさえすれば難しくありません。 種子は大きく、外層種皮を剥皮して撒くので、その段階で、まったく発芽能力のない不良種子の見分けが付き易いので効率的な播種ができます。 播種から発芽、子葉の展開、終生伸び続ける千年の本葉がのぞくまで、約1か月程度です。 |
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種子
種子は種翼を入れて直径2.5cm程度 |
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外層種皮の剥皮
種翼のついている硬い外層種皮を剥く。 |
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不良種子
既に黒ずみ委縮した種子。発芽能力はない。 |
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浸水
種子を数時間水につける。 |
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播種床
ジフィーポット(小)を2つ重ね(用土の漏れを防ぐためだけの理由)にして、やや少な目に用土を入れる。 |
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播種室
最低温度27℃に設定した播種室で管理する。 |
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発根(播種の3日後)
発根が始まる。 |
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発芽点(播種の4日後)
発芽点が膨らむ。(裏側に根がある。) |
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発芽点(播種の6日後)
子葉の形になる。 |
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発芽(播種の7日後)
展開前の子葉。 |
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発芽(播種の10日後)
展開前の子葉。 |
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定植
根がもれる前のてきとーな時期に、ジフィーポットが2重になっているものの外側を外して、ポットから根が覗く前に定植。 |
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子葉(播種の15日後)
子葉は、被子植物の双子葉植物のようにキリッと開くというよりは、後に本葉が出てきて押し広げられるという感じ。見た目の質感はプラスチックのよう。 |
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本葉(播種の22日後)
千年の本葉が、ほんのちょっぴりのぞく。 |
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定植の状態
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本葉(播種の49日後)
本葉の長さは3mmくらいでしょうか。 |
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本葉(播種の73日後)
良く成長しているものでは、子葉と本葉の長さが同じくらいになりました。本葉長は2cmくらい。 |
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根(播種の114日後)
どっへー! |
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2011.6.25 成長(播種の190日後)
実生室から外に出して、しばらく成長が止まっていましたが、連日の最低温度20℃、時には25℃を超える暑さで成長が始まりました。 |
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2011.8.10 成長(播種の245日後)
このところのクソ暑さで成長促進です。冬までにどのくらいになるかな。 |
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2011.10.1 成長(播種の288日後)
秋の深まりとともに成長スピードも低下。 |
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我が家では、27℃で発芽させ、最低温度20℃で管理している。 この株は、発芽後、最低温度10℃で管理しそのまま春、夏を迎えたもの。上の株と同じ播種時期であったがかなり状態が違い、こじれてしまっている。初期段階での高温管理が重要だという見本。 |
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2013.9.15 成長(播種の2年と10か月後)
ここで実生ページは完結です。たまにTwitterに載せることもあります。 |