ぱんさのマイナー植物園/バオバブ王国

成長の記録
アダンソニア・ディギタータ編
Adansonia digitata

 
成長の記録

8月27日(播種後5日)

播種後5日にして、発芽を始めました。

8月31日(播種後10日)

ほとんどの種子が発芽しています。一番先に発芽したものは、既に本葉がのぞいています。

9月5日(播種後15日)

本葉が伸びてきています。
右上の1本は、生まれつき葉緑素が少ないもので、おそらく、大きくなれないでしょう。
バオバブの木は、本来、掌状複葉ですが、子苗のうちは単葉です。

9月15日(播種後25日)

 かなり大きくなりました。寒くなる前に根張りをつくるため、急いで鉢に定植します。
 写真は、ジフィーポットを1本づつに切り離したものです。

 1本の苗の状態です。十分に日照を与えていますが、茎が間延びします。
 ジフィーポットからはみ出た根の状態です。全部が全部、これほどにはなっていません。この株は、特に根が発達しています。このまま鉢に定植します。
 鉢は5号鉢、植付けの用土は、比較実験のため2種類用意しました。

用土A サボテン・多肉植物用の市販培養土
花ごころシリーズ
用土B 一般園芸用のホームセンターの激安培養土に2割方、軽石を混合したもの
 
 写真、手前は用土A、奥は用土Bです。
 用土Aは、通気性抜群ですが、乾燥しやすく、乾湿のメリハリがつきます。

10月22日(播種後62日)

 そろそろ寒くなってきたので、乾季へのステップアップです。  灌水を少しずつ控えて、冬季(乾季)は完全に断水させる予定です。現在は、週に1度くらいの灌水ペースです。もうすぐ落葉が始まるでしょう。

 バオバブは、乾季に耐えるため、若木は土中の直根部の肥大がはじまり、長じては幹の肥大が始まります。
 若木では、用土に隠れて見えないですが直根部の肥大が始まっています(写真参照)。
4月09日(播種後231日)

 桜の花が散り始めましたが、冬に落葉したバオバブは、まだまだ芽が動き始めていません。
 完全に断水しています。

6月05日(播種後288日)

 やっと芽が動きはじめましたが、アブラムシの被害で成長が若干遅れてしまいました。
 昨年までは、葉は単葉でしたが、本来の葉の形状である複葉に変わり始めています。

6月23日(播種後306日)

 成長期に入っています。
 同じような環境、栽培方法ですが、用土の違いで成長に差が見られます。結論的には、一般の園芸培養土(+軽石2割)の方(左2本)が成長がいいです。肥保ちの良さが原因と考えられます。
 左2本は、「三出の掌状複葉」になりました。


 
『バオバブ王国』に戻る