(枯れたら御免)あこがれのデーツを露地植えで育ててみよう ナツメヤシ Phoenix dectylifera |
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ヤシ科 栽培の歴史が古すぎて原産地は分かっていない。中近東のどこかと考えられている
栽培の歴史は紀元前4000年前まで遡ることができる植物で、聖書、コーランにもその名が見られる。オアシスの風景に付きもののヤシで、主に果実をデーツと呼んで食用にしてきた。中近東での栽培が多いが、世界のやや乾燥した熱帯、亜熱帯でも栽培される。かなり大きくなるヤシで高さ30m程度になる。 最も気になるナツメヤシの耐寒性だが、0℃、マイナス4℃、マイナス8℃等諸説あってはっきりしない。ココスヤシ、カナリーヤシ等の植栽は、冬季マイナス4℃になる我が地方ではいくらでも見ることができるが、ナツメヤシの植栽は見たことが無い。少なくとも、幼苗は絶対に防寒が必要に間違いない。 高さがあるナツメヤシをポットで育ててもいずれ限界がくるので、思い切って露地植えでの栽培実験をしてみる。 なお、ナツメヤシは雌雄異株なので、大農園で何本も栽培するということでなければ、いつかデーツが食べれるとの期待はしない方がいいだろう。 【植え付け】 植え付け方法は、露地植えのサボテン・多肉植物に順ずる。 【管理】 乾燥を好むとはいえ、当初年は植え付けすぐのため、適度に潅水した。 【冬季防寒】 簡易防寒(成長の記録参照)をした。 |
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成長の記録 (↑新しい記事↓古い記事) | ||
2023.12.02 2023.12.02 |
2023.12.02 恒例、冬支度。 |
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2023.06.11 |
2023.06.11 下葉を落として、すっきり爽やか。 |
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2023.01.22 |
2023.03.11 今年は春が早い。例年よりも早く防寒を解除。今冬は寒さが厳しかったが、防寒のおかげか問題なし。 |
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2023.01.22 |
2023.01.22 十年に一度の最強寒波が来るというので、ビニ巻の上にコモ巻。 |
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2022.12.10 2022.12.10 |
2022.12.10 冬支度。 |
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2022.09.04 |
2022.09.04 今年の夏は、とにかく雨が多かった。とはいえ何事もなく秋に向かっている。 |
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2022.03.21 |
2022.03.21 春分日を機に防寒を解除。 暖冬が数年続いたが、今冬は降水(雪)量が多く例年並み、あるいはそれ以上寒かったけれど、問題なく越冬した。 |
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2021.12.11 2021.12.11 |
2021.12.11 12月後半の寒波襲来の前に急いで防寒。 |
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2021.10.22 |
2021.10.22 今年は、なかなかよく育ってくれた。気候というよりも環境に馴れてきて、株も充実してきてるというところだろう。 |
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2021.08.28 |
2021.08.28 今年はお御盆前後が長雨で涼しかったが、8月下旬になって連日の最高気温35℃の残暑が続くといった気候。じわりじわりと育つ。 |
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2020.08.24 |
2020.08.24 今年は猛暑。猛暑だからなのか非常に元気がよい。 |
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2020.05.24 |
2020.05.24 |
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2020.04.11 簡易防寒外解除 |
2020.04.11 最低気温が5℃を切ることがなくなってきたので、簡易防寒を解除。 今冬は最低気温マイナス2.9℃で平年に比べてかなりの暖冬である。 |
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被覆材張り 簡易防寒の骨組み |
2019.11.28 冬に向かい気温が下がってきたので、簡易防寒をした。 |
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2019.10.04 成長したのかよくわからない。 |
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2019.08.01 ヤシ類の根は密生するため簡単にポットから抜くことができないので、ディスクグラインダーでポットをカットして植え付け |