アジアンタムの最大種
アジアンタム・ペルビアヌム
Adiantum peruvianum

2021.10.30
2020.10.03
イノモトソウ科
ペルー原産

 観葉植物として最も普及しているシダ類がアジアンタムの仲間だろう。細かい優美な小葉を広げるのがアジアンタムの魅力と言えるが、本種は小葉も大きく植物全体もかなり大きくなる。
 アジアンタムの仲間は、強い光、空中湿度の乾燥、水切れを嫌うが、それらに気を付ければ栽培的に問題はない。本種も同じ。
 ただ、シダ類の根は非常に細かく根詰まりを起こしやすく、そのため潅水しても用土に染み込みにくくなるため、気が付かないうちに水切れを起こすことがある。ハウスなどの栽培施設があれば、日当たりのあまりよくない湿った場所に地植えしておけば、放置しておいても勝手に育つ。