マダガスカルに自生するウリ科の多肉植物には、主に3種の形態がある。葉が多肉質となったもので常緑(クロシキオス属等)、塊茎・塊根をもち成長期にツル等を伸ばすもの(ジゴシキオス属等)、塊茎・塊根をもち多肉質の茎をもつもの(セイリギア属等)。
 
トロコメリオプシス属
Trochomeriopsis
Trochomeriopsis diversifolia
Trochomeriopsis diversifolia
Trochomeriopsis diversifolia
トロコメリオプシス・ディベルシフォリア
Trochomeriopsis diversifolia

 マダガスカル原産(固有種)。アンティラナナのモンターニュ・デ・フランセ保護区からトリアラ州トリアラ、サカラハ。

 ツル性。ツヤのある葉は、幼株のときは葉はモミジ状、成株では切れ込みの深い分裂葉でだいたい5裂。成長は極めて旺盛で、大きくなる。
 花は、花弁が糸状となる緑白花。
 地下には紡錘形の塊茎をもつ。