パルフィロポディウム亜属
Parphyropodium

Pachypodium baronii var. baronii
パキポディウム・バロニイ(バロニー)
典型形
Pachypodium baronii (Typical)

 マダガスカル原産(固有種)。北部の岩上に自生。

 高さ1m程度になる潅木で基部は膨らみ塊茎となる。赤花。葉表は滑らかで、葉脈が白く目立つ。
 ウィンソリイとの交雑種や中間型が多く見られるが、写真のものは「典型的な」バロニイ。茎基部はあまり太らない。

 Pachypodium baroniiPachypodium baronii var. windsoriiの違いは、パキポディウム属の分類・種類参照。

 栽培難易度:■■■■■(低温注意)

Pachypodium baronii var. windsorii
Pachypodium baronii var. windsorii

Pachypodium baronii var. windsorii
パキポディウム・バロニイ・ウィンソリイ(ウィンゾリー)
大型タイプ
Pachypodium baronii var. windsorii (Large Type)

 マダガスカル原産(固有種)。北部の岩上に自生。

 高さ1m程度になる潅木で基部はとっくり状に膨らみ塊茎となる。赤花で、花冠裂片縁は強く波打つ。葉長は20cmを超え、葉表はざらつき、葉縁はゆるく波打つこともある。
 
 Pachypodium baroniiPachypodium baronii var. windsoriiの違いは、パキポディウム属の分類・種類参照。

 栽培難易度:■■■■■(低温注意)

Pachypodium baronii var. windsorii
Pachypodium baronii var. windsorii花(5花冠裂片花)
Pachypodium baronii var. windsoriiこの個体は、塊茎はさほど大きくならないものの、枝吹き、花着き良い「個性」のもの
パキポディウム・バロニイ・ウィンソリイ(ウィンゾリー)
コンパクトタイプ
Pachypodium baronii var. windsorii (Compact Type)

 Pachypodium baronii var. windsoriiとして最近流通しているもの。全体的にコンパクト、詰まった感じで、基部はぼこぼことして円錐状の塊茎になる。葉長は10cmから20cm未満、葉表はざらつき、葉縁は波打つ。
 花は、朱赤、中心部は星形の黄色の模様になる。花冠裂片の数は5が普通であるが、たまに6のものが咲くことがある。
 コンパクトで、わが国の栽培環境事情に合うためか最近はこのタイプしか見ない。

 Pachypodium baroniiPachypodium baronii var. windsoriiの違いは、パキポディウム属の分類・種類参照。

 栽培難易度:■■■■■(低温注意)