パキポディウム属 Pachypodium
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パキポディウム亜属 Pachypodium
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アデニオプシス節 Adeniopsis アフリカ(小ナマクアランド等)産 花は白~ピンク
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レアリイ Pachypodium lealii 1869
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サウンデルシイ Pachypodium lealii spp. saundersii 白馬城 1973
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ギガンテウム Pachypodium giganteum 雲外万里 1894
=レアリイ Pachypodium lealii spp. lealii
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パキポディウム節 Pachypodium アフリカ(小ナマクアランド等)産 花は白~ピンク
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サキュレンツム Pachypodium succulentum 天馬空、友玉 1830
花は白~薄いピンク。花弁の中心に近い部分に赤紫の筋。
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グリグエンセ Pachypodium griquense 1932
=サキュレンツム Pachypodium succulentum 1830
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ヤスミニフロフム Pachypodium jasminiflorum 1932
=サキュレンツム Pachypodium succulentum 1830
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ツベロースム Pachypodium tuberosum 1830
=サキュレンツム Pachypodium succulentum 1830
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ビスピノスム Pachypodium bispinosum 1844
花は小さく筒状で白~薄いピンク。中心部は赤紫。
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エリアンタム節 Erianthum アフリカ(小ナマクアランド等)産
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ナマクアヌム Pachypodium namaquanum 光堂 1869
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レウコポディウム節 Leucopodium マダガスカル産 白花
デカリイ、アンボンゲンセはマダガスカル北端から北西部、ルーテンベルギアナム系は西部の北部から南部にかけて点在、ラメレイは南部に自生する。
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アンボンゲンセ Pachypodium ambongense 1924 * I
刺は2本1対。
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デカリイ Pachypodium decaryi 1916 * I
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ラメレイ Pachypodium lamerei 1899 *
(ラメレイ(ラメリー)には、inermis(刺なし)、縮葉、波葉等園芸品種、mostruosa(石化)、cristata (綴化)などあり)
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ラメレイ ラモスム Pachypodium lamerei var. ramosum 1949 *
=ラモスム Pachypodium ramosum 1907
小型種。1.5m程度。
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メナベウム Pachypodium menabeum 1934
ラメリーに似るが、果実が異なる。
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フィヘレネンセ Pachypodium fiherenense *
=ラメリー フィヘレネンセ Pachypodium lamerei f. fiherenense
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ルーテンベルギアヌム Pachypodium rutenbergianum 鬼に金棒 1885 *
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ソフィエンセ Pachypodium sofiense 1934 *
=ルーテンベルギアヌム ソフィエンセ Pachypodium rutenbergianum var. sofiense 1924
=ルーテンベルギアヌム ペリエリ Pachypodium rutenbergianum var. perroer 1924
花は大きく、白色で黄色の中心部を持つ。
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メリディオナレ Pachypodium meridionale 1949 *
=ルーテンベルギアヌム メリディオナレ Pachypodium rutenbergianum var. meridionale 1934
花は小さく、白色で黄色の中心部を持つ。
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グラダンディムム節 Gladanthemum マダガスカル産 白花
マダガスカル南部に自生する。
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ゲアイ Pachypodium geayi 亜阿相界 1907 *
花はクリームイエロー。おしべは突き出て、花冠裂片は反り返える。
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ミケア Pachypodium mikea 2005 *
=ゲアイ ミケア Pachypodium geayi var. mikea
樹姿はゲアイと同じ。花は、おしべは突き出ず、花冠裂片を放射状に広げる。
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【Pachypodium lamerei等類似4種の検索表】
通常3本(ときおり2本)の刺が葉の根元にある。 |
葉には密集した軟毛あるいは微軟毛に覆われ、若い刺は基本的に白い微軟毛に覆われる。 |
突き出たおしべと反り返った花冠裂片がある花 |
Pachypodium geayi |
おしべは突き出ず、花冠裂片を放射状に広げる花 |
Pachypodium mikea |
葉は無毛、僅かに軟毛におおわれ、若い刺は無毛。 |
果実は、短い小花柄に付き、適度に広がって直立していて、徐々に細くなる分果 |
Pachypodium menabeum |
果実は、長い小花柄にぶら下り、バナナ形をしていて、反り返った分果 |
Pachypodium lamerei |
通常2本(ときおり3本)の刺が葉の根元にある。 |
Pachypodium ambongense |
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クリソポディウム亜属 Chrysopodium マダガスカル産 黄花(白花変種あり)
ロスラーツム(基本種)はマダガスカル北西部、ロスラーツム・カクチペスは南部、その他は中央高地に自生する。
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ブレビカウレ Pachypodium brevicaule 恵比寿笑 1887 *
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ブレビカウレ レウコキサンツム Pachypodium brevicaule ssp. leucoxanthum 2005 *
白花。種子の形が異なる。
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エニグマチクム Pachypodium enigmaticum 2014
直径6cm以上の大輪。雄蕊が突き出す。
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デンシフロルム Pachypodium densiflorum シバの女王の玉櫛 1886 *
花冠筒が短く、雄しべが見える。
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デンシフロルム・アルビフロルム Pachypodium densiflorum var. albiflorum *
学名的には上記の白花種という意味だが、非常に嫌疑がある。Pachypodium rosulatum var. eburneumの可能性が拭えない。栽培中なのだが開花まで確認できないので保留。
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タッキー Pachypodium densiflorum cv. 'Takkii'
デンシフロルムの縮葉園芸品種。タッキーの母種が何であるか色々言われているが、花はデンシフロルムの性質を持つ(右写真)のでデンシフロルムの園芸品種で間違いない。
国産園芸品種なので「タッキー」の名称は、何かの日本語か外来語のもじりではないかと思うが、その綴りははっきりしない。というか、そもそもカタカナ書きで欧文の綴り自体考えられてないかもしれない。'Tucky'、'Tacky'、'Tackyi'、'Tackey'、'Takkii'とか色々ある。葉の縮れた感じを衣服の「タック(tuck)」になぞられたのではないかと思うので、「Tucky」が正しいような気がする。なお、候補?の中で「Tacky」は、英語では、みすぼらしい、安っぽい、見苦しい、悪趣味な、品の悪いといった意味を含むので、これではないだろう。ここでは、素直にローマ字的に「Takkii」と表記した。
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ブレビカリックス Pachypodium brevicalyx 1949
=デンシフロルム ブレビカリックス Pachypodium densiflorum var. brevicalyx 1934
デンシフロルムのズングリ型(高山型)。単にデンシフロルムの環境による個体差に過ぎないという考え方もある。
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ホロンベンセ Pachypodium horombense 1924 *
花は釣り鐘状で5つの襞をもつ。
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ロスラーツム Pachypodium rosulatum 1882 *
純黄色の花冠筒が長い花、大輪。刺は、円錐形まれに針状の基本種。
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ロスラーツム デラケイ Pachypodium rosulatum var. drakei 1976 *
=デラケイ Pachypodium drakei 1907
=ロスラーツム Pachypodium rosulatum spp. rosulatum
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ロスラーツム カクチペス Pachypodium rosulatum spp. cactipes 2004 *
=カクチペス Pachypodium cactipes 1895
=ロスラーツム デルフィネンセ Pachypodium rosulatum var. delphinense 1934
=ロスラーツム ステナンツム Pachypodium rosulatum var. stenathum 1907
純黄色の花、刺は針状で規則正しく並ぶ亜種。
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ロスラーツム エブレネウム Pachypodium rosulatum var. eburneum 1998 *
=エブレネウム Pachypodium eburneum 1997
象牙色(白色)の花。
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ロスラーツム イノピナツム Pachypodium rosulatum var. inopinatum 1998 *
=イノピナツム Pachypodium inopinatum 1996
白色の花、ロスラーツムより葉の幅が狭い。
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ロスラーツム ビカラ Pachypodium rosulatum spp. bicolor 2004 *
=ロスラーツム ビカラ Pachypodium rosulatum forma bicolor 1998
=ビカラ Pachypodium bicolor 1997
黄色の花の中心部が白く目立つ亜種。
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ロスラーツム グラキリウス(グラキリス) Pachypodium rosulatum ssp. gracilius 2004 *
=グラキリウス(グラキリス) Pachypodium gracilius 象牙宮 1999
=ロスラーツム グラキリウス(グラキリス) Pachypodium rosulatum var. gracilius 1934
刺が針状で密集し、球状のコーデックスから直立の枝を出す亜種。
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マカイエンセ Pachypodium makayense 魔界玉 2004 *
=ロスラーツム マカイエンセ Pachypodium rosulatum ssp. makayense 2004
黄色の花の中央は白色で大輪。塊茎から枝が短く立ち上がる亜種。
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ロスラーツム ベマラヘンセ Pachypodium rosulatum ssp. bemarahense 2004
石灰岩質に産し、花の小さい亜種。
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【Pachypodium rosulatum亜種の検索表】
結晶質岩、石英砂等上に産する。花径は、3~6cm。 |
花には純黄の花冠裂片がある |
刺は広く区切られて、規則正しく配列され針状。 |
ssp. cactipes |
刺は、密集し不規則に並ぶ。針状または円錐。 |
植物は塊状で 球状のコーデックス、直立の枝を出す。刺は細かい針状。花は直径3cm |
ssp. gracilius |
茎は地際に近いところで分岐し、枝は緩く立ち上がる。刺は、円錐形まれに針状。花は直径6cm。 |
ssp. rosulatum |
花の中央は白色 |
大きなコーデックスから枝は短く立ち上がり、刺は針状(栽培品は円錐形)。花は直径5cm。 |
ssp. makayense |
緩く長いしばしば這う枝のある密集した潅木。刺はほとんど円錐形。花は直径3cm。 |
ssp. bicolor |
石灰岩上に産する。小さな花(径2.5cm) |
ssp. bemarahense |
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ラウヒ Pachypodium ×rauhii 恵比寿大黒 1997 *
=デンシカウレ Pachypodium ×densicaule
=Pachypodium densiflorum×brevicaule
densicauleは日本での呼び方(日本の影響を受けたアジア等でも使う場合がある。)。人工交配によるもののほか、自然交配もある。また、逆交配もあるだろう。
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パルフィロポディウム亜属 Parphyropodium マダガスカル産 赤花
マダガスカル北部に自生する。
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バロニー Pachypodium baronii 1907 * I
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バロニー ウィンゾリー Pachypodium baronii var. windsorii 1949 * I
=ウィンゾリー Pachypodium windsorii 1917
バロニーより刺が粗く、花の中心部の白い/黄色い部分の形が異なる(下図参照)。茎は肥大しやすい。
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【Pachypodium baronii と Pachypodium baronii var. windsorii の違い】 花の中心部の白い/黄色い部分に注目
P.baronii 典型タイプ
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P.windsorii 大型タイプ
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P.windsorii コンパクトタイプ
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