ディディエレア科は、マダガスカルの固有科、サボテン科にもっとも近いとされている。この科の植物の特徴は、幹に成長(伸長)しない短枝がびっしりと着き、成長期にはその先端から複数の葉を出すこと。
アルアウディア属ではこの短枝は、幹の多肉質に埋もれて見えないため、成長期のたびに幹に葉が出現するように見える。

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アルアウディア・プロケラ Alluaudia procera
マダガスカル原産(固有種)。南西部の乾性林に自生する。
成樹は高さ20mに達する。成長期には、刺だらけの茎に小判型の葉を出す。
「亜竜木(ありゅうぼく)」「二つ葉金棒(ふたつばかなぼう)」という和名が付けられている。
普及種であり、成長旺盛で根もよく発達するので、重い用土を用い、成長期は屋外で雨ざらしで栽培してもかまわない。とにかく丈夫で気遣い無用な植物。

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幹

新梢
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アルアウディア・アスケンデンス Alluaudia ascendens
マダガスカル原産(固有種)。南西部の乾性林に自生する。
成樹は高さ20mに達する。新梢には小判型の葉を出すが、プロケラAlluaudia proceraより太い刺だらけの茎からでる葉はハート型。
「太二つ葉金棒(ふとふたつばかなぼう)」という和名が付けられている。
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幹

新梢
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アルアウディア・モンタグナッキ Alluaudia montagnacii
マダガスカル原産(固有種)。南西部のイタンプルのかなり限定された石灰岩台地に自生する。
分岐はあまりせず成樹は高さ20mに達する。新梢には小判型の葉を出すが、Alluaudia proceraより太い刺だらけの茎からでる葉はややハート型。
学名の呼び方の違いであるが「モンタニャッキィ」ともいう。
「刺二つ葉金棒(とげふたつばかなぼう)」「刺長二つ葉金棒(とげながふたつばかなぼう)」という和名が付けられている。
「アスケンデンス(Alluaudia ascendens)」と「モンタグナッキ(Alluaudia montagnacii)」はよく似ているが、区別はしやすい。モンタグナッキは、アスケンデンスより刺が強く、刺は整然と1列に並ぶ。
新梢には、極小さな葉が付くが、目立たないので刺だらけの枝だけが伸びるように見える。
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新梢
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アルアウディア・コモサ Alluaudia comosa
マダガスカル原産(固有種)。南西部の乾性林に自生する。
成樹は高さ数mの潅木。新梢には小判型の葉を出す。細い刺だらけの茎からでる葉は、多くの場合小判型で1枚づつ。地際で分岐して茂る。
「姫二つ葉金棒(ひめふたつばかなぼう)」「魔針地獄(ましんじごく)」という和名が付けられている。
「コモサ(Alluaudia comosa)」と「フンベルティ(Alluaudia humbertii)」の区別は付きにくく、取り違えて流通することがある。茎から出る葉が、1枚か、2枚一組かで区別する。
栽培的には、フンベルティと比較するとやや気難しく、成長も速くない。
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新梢
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アルアウディア・フンベルティ Alluaudia humbertii
マダガスカル原産(固有種)。南西部の乾性林に自生する。
成樹は高さ数mの潅木。新梢には小判型の葉を出す。細い刺だらけの茎からでる葉は小判型からハート型で2枚一組。
地上はひょろひょろであるが、地中には縦長の塊根を作る場合があるので、大き目の鉢が必要。
「細二つ葉金棒(ほそふたつばかなぼう)」「七賢人(しちけんじん)」「亜蝋木(あろうぼく)」という和名が付けられている。
「コモサ(Alluaudia comosa)」と「フンベルティ(Alluaudia humbertii)」の区別は付きにくく、取り違えて流通することがある。茎から出る葉が、1枚か、2枚一組かで区別する。
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アルアウディア・ズモーサ Alluaudia dumosa
マダガスカル原産(固有種)。南西部の乾性林に自生する。
これがアルアウディア属かと思うくらい、他の種とは異質な姿をしている。成樹は高さ数mの潅木。新梢には小さな葉を出すが、すぐに脱落する。ほとんど枝だけという奇怪な姿。人によっては面白くないと感じるかもしれない。
根が発達するので、大きめの鉢に植えるとよい。
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