
旧ディディエレア科は、サボテン科にもっとも近いとされている。多くの場合、この科の植物の特徴は、幹に成長(伸長)しない短枝がびっしりと着き、成長期にはその先端から葉を出すこと。
このページは、ぱんさの栽培する多肉植物から、旧ディディエレア科の植物をまとめています。
旧ディディエレア科の植物の栽培は、そんなに難しくなく、休眠期は灌水を控え、成長期には多灌水、多肥で栽培する(といっても限度はあるが。)。
根がよく発達する植物が多いので、余裕のある鉢を用いるとよい。
新梢には、コナカイガラムシが付きやすく、付くと成長が阻害されるので、粘液(カイガラムシの排泄物)が垂れているのを見つけたら早めに防除すること。
基本的にコナカイガラムシの予防は至極簡単。コナカイガラムシは風と雨に弱いので、成長期には屋外の軒下などで健康的に育てるとほとんど発生しない。
旧ディディエレア科の分類・種類、「旧ディディエレア科」の呼称についてはこちらを参照ください → 旧ディディエレア科の分類・種類


デカリア属 Decarya |
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デカリア・マダガスカリエンシス Decarya madagascariensis
成樹は高さ数mの潅木で、他の樹木にからみつくようにしている。成長期には、目立たない小さな葉と刺のある茎を、一節ごと左右に角度を変えながら伸ばす。
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