Pantha's Labyrinth
ぱんさのカニのいる生活

−幼生の飼育−

 
はじめに・・・

 お金も手間も気にならないということであれば、放仔されたカニの幼生の飼育も可能とされています。ぱんさは、幼生の飼育はしませんので諸資料からまとめておきます。とうしてもされたいかたは工夫してチャレンジしてください。
 イソガニ、ヒライソガニ、アカテガニ、ベンケイガニ等は、幼生も大きいので餌の点で飼いやすいとされていますが、それでも微細なので、飼育は簡単でありません。
 いずれにしろ、幼生の飼育にはいろいろ設備を用意しなければならないので、放仔を見てから飼育する気になっても遅いでしょう。
 アカテガニ、ベンケイガニの幼生は、海で成長します。淡水でも約24〜48時間程度(差あり)は生きられ、川で放仔された場合などそのタイムリミットまでの間に海に到達すれば、生き残りますが、到達しない場合は死にます。飼育においても、早急に海水の環境を用意しなければなりません。

飼育設備



 アカテガニ、ベンケイガニの幼生は海水で生活するので、親とは別な容器で飼育する必要があります。
 イソガニ、ヒライソガニでも、幼生は微細なので、ろ過に吸い込まれたりしてしまうので親とは別な容器で飼育する必要があります。
 そのための容器を別に立ち上げるには、ろ過の点から時間がかかるので、海生のカニ等であれば親の水槽に、幼生の飼育容器を設置するとよいでしょう。
 親の水槽の水量が足りないような場合や、親の水槽が淡水の場合、別途、完全に機能しているろ過、水温調整が完備された海水水槽を用意して、幼生の飼育容器を設置します。
 こういった設備を用意している間に、幼生はろ過に吸い込まれたり、死んでしまうので、放仔を見てから飼育する気になっても遅いでしょう。

 餌は、微細なプランクトンですが、普通は手に入らないので、イソガニ、ヒライソガニ、アカテガニ、ベンケイガニ等は、ブラインシュリンプを孵化させたすぐのものと魚の人工飼料を砕いたものを混合して、エアレーションが作る微々な水流に流して与えます。浮いていたり沈んでいだりしているだけでは食べられません。
 アカテガニ、ベンケイガニ等は、植物性の餌も必要なので、他に海水魚の水槽があれば、それに発生する茶ゴケ(珪藻)をとって撒き与えたり、水でよく洗ったワカメ等海藻、植物性が配合された魚の餌を砕いたものを与えることもできます。
 1日朝昼晩の3回与えます。捕食には光が必要です、明るいうちに与えてください。餌は十分与えますが、水が傷むので注意してください。
 ブラインシュリンプの孵化の方法は、それなりのサイトで調べてください。

留意点

  • カニの幼生は、浮遊生活をしますが、ある程度になると親と同じ形をした底生型の幼生となります。ブラインシュリンプのような浮遊する餌は食べられなくなります。餌の質を変える必要があります。
  • アカテガニ、ベンケイガニは、自然界では、40日程度で稚ガニになって、海から河口に棲みますので、その位になったら、海水をすこしづつ薄めにしていきます。底面ろ過の飼育セットに移した方が、いいでしょう。


 
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